モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

エンジェルブレード 公務員として働く特撮ヒーロー そんなワクワクする世界感

日本一ソフトウェアのDNAを体験しろ

 

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[公務員として働く特撮ヒーロー そんなワクワクする世界感]

[エンジェルブレード  オンデマンド  プレイステーション]

1997年発売  ジャンル シミュレーションRPG  参考価格340円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  意外と知らない 日本一ソフトウェアのゲーム

どんな人におすすめ  ディスガイアなどが好きなら 是非とも体験してほしいな

アーカイブスで配信無し

 

私は

日本一ソフトウェアというメーカーが大好きで

 

片っ端から遊びまくっていました。

 

今はレトロゲームを重点的に遊んでいるので

昔ほどは遊んでいないのですが。

 

ディスガイアシリーズなどは

発売日に、迷わず購入していましたね。

 

ディスガイア3なんて

ブラウン管のテレビしか無かったので

 

文字が小さすぎて読めなかったですからね。

 

それでも、200時間ほど遊びまくりなのですから

まあハマりまくりでした。

 

そんな日本一ソフトウェアのゲームが

1997年に発売されていたとは思いませんでした。

 

しかも、ディスガイアの風味が

バリバリ感じられる作品として。

 

 

そんな今回の パッケージには一切書いてない だからこそビビる

エンジェルブレードの感想です。

 

 

 

エンジェルブレードとはどんなレトロゲーム

 

このエンジェルブレードですが

1997年にオンデマンドから発売された

プレイステーション様のシミュレーションRPGでした。

 

発売はオンデマンドというメーカーからなのですが

 

ゲームを開発したのは

ディスガイア」や「ファントムシリーズ」など

 

「やりこみゲームなら任せておけ!!」でおなじみの

 

日本一ソフトウェア」が担当しており

 

ゲームを起動した瞬間に

「これって日本一だったの!!」なんて衝撃でしたね。

 

 

そんなゲームの目的は

 

悪のマッドサイエンティスト

悪の組織

 

怪獣や異星人や怪人

 

そんな、悪の存在が現れては

 

正義の味方が蹴散らしてくれる世界

 

2020年、巨大都市東京には

悪を倒すために結成された

 

警察庁特別捜査局「第6課」が誕生していた。

 

そんな、「公務員のヒーロー戦隊」を操りまして

 

日本征服を企む悪の組織

桔梗屋」と死闘を繰り広げていく…。

 

そんな、特撮ヒーロー番組の様な

楽しすぎる目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションRPGで

 

似たタイプのゲームで言いますと

ファイアーエムブレム」や「スーパーロボット大戦」の様な

王道のシミュレーションRPGになっていました。

 

このゲームならではの

独自のシステムで言いますと

 

「APシステム」でしょうか。

 

APと呼ばれる、ポイントを

 

攻撃に使用するのか

 

移動に使用するのか

 

自由に決められるシステムでした。

 

4ポイントあったとして

 

移動するのに

1マス1ポイント使用します。

 

攻撃する場合は

格闘1ポイント

遠距離攻撃2ポイント

特殊な必殺技3ポイント

フォーメーション攻撃4ポイント

なんて感じで、攻撃方法ごとにポイントが変わります。

 

3マス進んで、1回格闘でも構いませんし

 

1マス進んで、特殊技1回でも構いませんし

 

一切進まずに、4回殴りまくるでも構いません

 

自分好みの戦略を立てて

ステージを攻略していく、そんな楽しさがありました。

 

 

「レベル」や「お金」の概念などはなく

 

「どのキャラクターで敵を倒しても、一緒なのかな?」的な

不安があったのですが。

 

そこにも

日本一ソフトウェアならではの

面白いシステムが搭載されていました。

 

 

そのシステムこそが

勲章のシステムでした。

 

活躍したキャラクターには

星が2つ

 

平均的なキャラクターには

星が1つ

 

こんな勲章のシステムになっていました。

 

名作シミュレーション

タクティクスオウガ」でも

 

活躍したキャラクターを

「MVP」として表彰するという

楽しいシステムが搭載されていましたが。

 

そんなシステムが

毎シナリオ楽しめるという面白さでした。

 

 

この星を、何に使用するのか?と言いますと

 

自分の好きな様に

パラメーターを伸ばすのに使います。

 

体力、力、素早さ

賢さ、運、集中力

 

こんな6種類のパラメーターが用意されていまして

 

そのパラメーターを

獲得したポイント分だけ伸ばしていくという

 

キャラクター育成の楽しさがありました。

 

星が1つで3ポイント

星が2つで4ポイントですので

 

それほど、強烈なご褒美ではないのですが。

 

適当に遊んでいると

 

強いキャラクターは星が沢山

 

弱いキャラクターは星が少ない

 

こんなことになってしまいますので。

 

その点も含めて

 

どのキャラクターで倒していくのか?を考えるのも

楽しいシステムでしたね。

 

 

ゲームの流れとしましては

 

第6課のおバカな日常が流れる

 

悪の組織が厄介事を巻き起こす

 

悪の組織を倒すために出動する

 

悪を倒す

 

事件が解決して、ご褒美のイラストが見れる

 

また次の事件が巻き起こる…。

 

こんな流れが

キッチリ30分で流れていく。

 

なかなかの素晴らしさがありましたね。

 

 

前半パートで戦闘員を倒し

 

後半パートで、ロボットなどの強敵が現れる。

 

全てを解決した、クリア時間が

リアルタイムで約30分

 

まるで戦隊ヒーローを見ているかのような

始まりから、終わり。

 

そんな、並々ならぬ努力を感じる事が出来ました。

 

 

ディスガイアを遊んでいると分かるのですが

「この人達は、戦隊シリーズが大好きなんだろうな」と思えます。

(やたらヒーローが出てきます)

 

そんな人達が

プレイステーション

戦隊シリーズをオマージュしていたのですから。

 

「ここから、ディスガイア伝説は始まっていたんだろうな」と感動しましたね。

 

 

日本一ソフトウェアが贈る

 

戦隊シリーズのオマージュ作品。

 

ゲームに流れる雰囲気は

 

まさに日本一ソフトウェア

 

そんな、ほとんどの人が知らない

 

隠れた、隠れすぎた、シミュレーションRPGなのでした。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

エンジェルブレードの感想でもあり レビューでもあり

 

[男子キャラクターが1人加わる 中々のスパイス]

 

このゲームのパッケージですが

 

パッと見た感じでは

「全てのメンバーが女の子で結成されている」印象を受けます。

 

というか、今見てもそう思えます。

 

戦隊ヒーローですので

5人1チームで構成されていまして。

 

みんな可愛らしい女の子ばかりです。

 

そんなチームに

1人だけ男の子を加える事で

 

なかなかのスパイスになっていました。

 

女子だけのチームならば

緊張感が無くなって、だらけてしまう所に

 

可愛らしい男の子を加える事で

ビシッと引き締まる。

 

こんな上手さがありましたね。

 

 

女の子に免疫力が無い

可愛らしい男の子ですので

 

直ぐに鼻血を出してぶっ倒れてしまいます。

 

そんな存在をいじることで

 

どんどんチームの中が深まって行くというのは

良かったですね。

 

 

女子だけのチームでも良かったと思いますが

 

あえて、異性を投入することで

 

とてつもない化学反応が巻き起こる

 

そんな奥深さをお楽しみください。

 

 

 

[バランスよく育てても  グットエンディングが見られない そんな悔しさ]

 

このゲームですが

めちゃくちゃ短いです。

 

全17話なのですが

 

開始1分で終わる

幻の12話(ウルトラセブンのオマージュ)もありますので

かなり短めの作品になっていました。

 

時間で言いますと

10時間で終わりますので

 

結構な速さで終ってしまいます。

 

せめて24話は欲しい所ですが

まあ、サクッと遊べるのでよしとします。

 

 

そんな短さを補うための

やりこみ風なシステムが、実は用意されていました。

 

 

それこそが、星の数でエンディングが変わる

困ったシステムでした。

 

 

悪の組織を倒しましたので

一応は6課の役目は終わります。

 

そんな状況なので

各自、色々な職場に巣立っていく訳です。

 

そのまま

6課に居続けるメンバーも居れば

 

自分の才能を活かして

新たな職業に就くメンバーも居ます。

 

そんなエンディングが

星の数で決まっていく、大変なシステムだった訳ですね。

 

 

私の結果で言いますと

最高評価を取ったキャラクターは誰もいませんでした。

 

だって思うじゃないですか

「まんべんなく育てないと、終盤で詰むぞ」なんて。

 

まさか、「結構なヌルゲー」で終わると思いませんからね。

 

ここは、少しだけ失敗でした。

 

 

なんでも、グットエンディングを見るには

ほとんどの星を、1人のキャラクターに集中させなければならず。

 

茨の道だったそうです。

 

グットエンディングを5人分見るには

最低でも50時間ほどかかる訳ですからね。

 

やりこみ要素としましては

充分過ぎるのですが

 

もう少し、甘くしてほしかったなとも

同時に思ったのでした。

 

 

あのキャラクターは

どんな人生を送ったのだろう?

 

その結末を見るために

10時間頑張る

 

そんなやりこみ要素をお楽しみください

 

 

 

エンジェルブレードのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

何の気なしに買ったゲームが

 

大好きなメーカーのゲームだった。

 

これだけで幸せですよね。

 

そんな幸せをどうぞ

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ストーリーの展開が

本当に素晴らしく

 

おバカなシミュレーションRPGとして楽しめるのは

さすがの「日本一ソフトウェアクオリティ」でしたね。

 

悲しい展開が一切無く

 

最後の最後まで、笑顔で楽しめる

 

そんなゲームソフトは貴重ですよね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームの存在を

今の今まで知ることは有りませんでした。

 

日本一ソフトウェア

発売しているのであれば

 

検索に引っかかるのかも知れませんが。

 

オンデマンドという会社からの発売ですので

パッと見では、認識できないんですよね。

 

ですので

日本一ソフトウェアが大好きです!!」と言う人は

 

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

そして、ひいきの子だけに

星の勲章を与え続けて下さい。

 

 

それが、このゲームを最大限に楽しむ方法です。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

知らずに遊んだら 日本一ソフトウェアだった そんな幸せ

それこそが、今急いで340円で買う理由です

 

 

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