モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ディスクダービーとは モンスターファームとダビスタを足したらどうなる?

ギリギリのラインを攻め込む勇気は 最大限に評価したい 

 

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[モンスターファームのシステムで ダビスタを楽しむ  うーん斬新]

[ディスクダービー・名馬を作ろう  ダズ  プレイステーション]

2000年発売  ジャンル 育成シミュレーション  参考価格450円

 

記事のネタばれ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  そんなゲームが発売されていたんですね

どんな人におすすめ? モンスターファームダビスタが好きなら最高です

アーカイブス配信無し

 

 

競馬場に行ったことが、何回かあるのですが

覚えているのは、「食べ物が凄く美味しかった」という記憶だけです。

 

大人になってから行くと、面白いのでしょうが

子供のころには、ただ美味しい食べ物がある場所

こんなイメージでしたね。

 

美味しい食べ物と、大金をゲットする欲望

こんな二つの欲が存在する競馬場

まさに現代のパラダイスなのではないでしょうかね。

 

 

そんな今回の、斬新過ぎるシステムに驚愕せよ 

ディスクダービーの感想です。

 

 

 

ディスクダービーとはどんなレトロゲーム

 

このディスクダービーですが

2000年に、ダズから発売された

プレイステーション専用の、競馬育成シミュレーションでした。

 

 

ゲームの目的は

競走馬を育成しながら、競馬界最強を目指して行く

競馬好きの夢を体験できる作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな育成シミュレーションで

まんま「ダービースタリオン」のシステムでした。

 

しかし、このゲームが

今までの競走馬の育成シミュレーションと違うのは

「CDから競走馬を生み出して、育て上げる」という

明らかに「モンスターファーム」をモチーフにしたところでした。

 

モンスターファームがCDからモンスターを育てるなら

 

ディスクダービーはCDから競走馬を育てようではないか

 

という訳ですね。

 

「無限に広がるCDの山から、自分だけの名馬を育てていこう」

そんなとても斬新なゲームこそが

 

今回のディスクダービーという、潔すぎるゲームなのでした。

 

 

 

ディスクダービーの感想でもあり レビューでもあり

 

[訴えられたら100%負けたんだろうな…]

 

このディスクダービーですが、シンプルに言ってしまうと

ダビスタモンスターファームのパクリです。

 

しかし、あえて言いたい

「その勇気は最大限に評価したい…」と。

 

なんて思いながら、ゲームを進めてビックリ。

 

往年の名作ゲーム、「ファミリージョッキー」すらもパクっています。

 

というのも、このゲームの最大の見せ場が

ラストスパートで突如出てくる「連打のサイン」です。

 

頼りない競走馬を

自分の連打能力で応援しましょう

 

こんなファミリージョッキーの要素すらもパクってしまう

潔い会社でしたね。

 

ダビスタを入れまして

 

モンスターファームで味付けをして

 

ファミリージョッキーの風味を加える

 

そんな、訴えられなかったのが不思議な名作ゲームなのでした。

 

 

 

[最大の売りを、即座に否定する凄さ]

 

このゲームの売りは

自分の家にあるCDのディスクから名馬を誕生させる

とても斬新?なシステムです。

 

という事は、このゲームを購入した99%の人は

「もしかしかたら、最強の名馬が生まれるかもしれない」

こんな、ハラハラドキドキの展開を期待していたと思います。

 

「もしかしたら、この幻想水滸伝のサントラから最強の名馬が誕生するのでは!!」

実際、私はそんな気持ちで購入しました。

 

しかし、実際にディスクを再生してみるとどうでしょうか

 

その競走馬がタダで貰えるのではなく

「自分でお金を出して購入する」なんとも不思議な展開でした。

 

つまり、どんな最強の名馬が誕生しても

お金が無ければ購入出来ない、とても残念なシステムでした

 

しかも、結構な確率で

CDの中には馬が入っていない、まさかの流れでした。

 

 

[競走馬よりもアイテムの方が多いジレンマ]

 

このゲームは、競走馬を育成するのに役立つ

「おたすけアイテム」という概念があるのですが。

 

馬が出て来ないで

いらないアイテムが頻繁に出てくる

こんな理不尽なシステムでした。

 

しかも、そのアイテムもタダで貰えるのではなく

大金を出して購入しなければいけない。

 

「CDを再生する楽しみが殆ど無い…」

こんな、まさかの展開が待っていましたね。

 

 

確かに、ある程度お金が貯まってくれば

強力な名馬も、チート級のアイテムも思う存分購入できるのですが。

 

そこに行くまでには、

地道にコツコツ努力しなければいけませんので

結局は普通の育成シミュレーションになってしまったのが残念でした。

 

「どうして、最大のセールスポイントを否定したのか?」と

製作者に聞きたい位のゲームでしたね。

 

モンスターファームの場合は

どんなに強力なモンスターだとしても、最初は弱いので

ゲームバランスを壊すことがありませんでしたが。

 

ディスクダービーというゲームの性質上

強力な競走馬が誕生してしまうと

そのままゲームバランスを破壊してしまう可能性があった為に

この様な事態になったのかも知れませんね。

 

そんな、ゲームの面白さが覚醒するのは

物凄く後半になってしまったのが、少しだけ残念でしたね。

 

 

 

ディスクダービーのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

基本はダービースタリオンですので

競馬好きにとっては、新たなゲームとして楽しめるのではないでしょうか。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

基本はダビスタ

 

システムはモンスターファーム

 

アクション要素もある

 

それなのに売れなかった

 

だったら今の時代に遊んでほしいな。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

ゲームのシステムは斬新

 

ゲームの基本的なクオリティも高い

 

ゲームのパッケージに書いていることは…ほぼ嘘

 

惜しいね

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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