モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2 ドラクエの世界で 戦車に乗れる斬新さ

前作よりもより遊びやすくなった 安心して楽しめる作品

 

[前作の面白さにプラスして 新たなアクションの要素を楽しめるのは良いね]

[スライムもりもり・ドラゴンクエスト2・大戦車のしっぽ団  

スクウェア・エニックス ニンテンドーDS]

2005年発売  ジャンル アクションゲーム  参考価格690円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  ドラクエでアクションするのはやっぱり良いね

どんな人におすすめ  ドラゴンクエストが大好きな人は 遊んで損はない

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ドラゴンクエストって本当に偉大ですよね。

 

ドラゴンクエストという名前が付いただけで、

全てのゲームを欲しくなります。

 

名前だけでなく

ゲームのクオリティも完璧ですからね。

 

ついつい集めてしまうのでした。

 

 

そんな今回の ドラクエ好きにも ガルパン好きにも遊んでほしい

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2の感想です。

 

 

 

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2とはどんなレトロゲーム

 

このスライムもりもり・ドラゴンクエスト2ですが

2005年にスクウェア・エニックスから発売された

ニンテンドーDS専用のアクションゲームでした。

 

あの大人気シリーズ

ドラゴンクエスト」がまさかのアクションゲームで楽しめる

 

しかも、ドラクエでお馴染のモンスター

「スライム」を主人公として、ゲームを1本発売する。

 

そんな冒険的な作品が、

2003年に発売された、スライムもりもり・ドラゴンクエストでした。

 

そんな作品から、2年の歳月を経て、

ニンテンドーDSという最新鋭のゲーム機に帰って来たのが。

 

今作の、スライムもりもり・ドラゴンクエスト2でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

友達たちと平和に暮らしていたのに

 

突如として、

しっぽ団という巨大な悪が襲ってきて

 

街中を破壊され、仲間達が連れ去られてしまう。

 

そんな絶望的な状況を

 

主人公のスラリンを操り

 

しっぽ団に連れ去られてしまった

100匹のスライムたちを取り戻しに行くと共に。

 

壊されてしまった、街を復興させていく。

 

果たして、あの平和な世界を取り戻すことができるのであろうか?

 

こんな、前作とほぼ同じ展開になっていました。

 

目的のものを探しに来たら、

スライムが100匹居たので、また連れ去ってしまう。

 

そんな危機的状況を、

ラッキーで乗り切ったスラリンが。

 

仲間を助けるために、

トラップが沢山用意されているダンジョンに冒険に出かける。

 

そんな、王道の流れになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで。

 

ゲームの画面で言いますと

ゼルダの伝説神々のトライフォース」が近いでしょうか。

 

今作も、

スーパーマリオでは無く、

2Ⅾのゼルダの伝説がかなり近いです。

 

ゲームのルールも、

前作とほぼ変わりは無く、物凄くシンプルで。

 

体当たりが武器のスラリンを操り

 

ダンジョンに冒険に出かけて行き

 

宝箱に閉じ込められている、

仲間達を助け出していく。

 

ステージの最後には巨大ボスが待っていて、

無事に倒すことができれば、次のステージが解禁される。

 

こんな流れでした。

 

前作では、

ステージにはさまざまな資材があり、

その資材を持ち帰り、破壊されてしまった街を復興させていくという

流れだったのですが。

 

今作は、仲間を助け出すことで、

勝手に復興していく流れでしたので。

 

その部分は少し変更されていましたね。

 

仲間をたくさん集めれば、

街に落下している、巨大な鉄球を撤去できるのは同じで。

 

新たな施設を見たいが為に、

沢山の仲間を集めていくというのは、前作同様面白かったです。

 

 

主人公のスラリンは、

自分の頭の上に、色々な物を乗せることができまして。

 

仲間を乗せて、安全な場所に運んでも構いませんし、

 

資材を乗せて、街まで運んでも構いませんし、

 

敵を乗せて、そのまま敵にぶつけて武器にしても構いません。

 

ステージには、

イカダと呼ばれるポイントがありまして。

 

そのポイントに、仲間や資材を持っていく事で、

街に帰らずに運搬することもできました。

 

近くの仲間を乗っけても構いませんし

 

延々と資材を運搬しても構いません。

 

このコツコツ感が、

アクションでありながら、シミュレーションとしても楽しめる、

このゲームの魅力でしたね

 

モンスターを街まで運ぶと、

住人として登録されまして。

 

さっきまでは邪悪だったのに、

次の瞬間から、コミカルな住人になるという。

 

ドラゴンクエスト5的なシステムも、

やりこみ要素も勿論健在でした。

 

 

今作からの大幅な変更点としましては、

「勇車」と呼ばれる、巨大戦車のシステムでしょうかね。

 

笛を吹くことで、

巨大な戦車を呼び出すことができまして。

 

その巨大な戦車を利用して、

相手のしっぽ団と戦車バトルを繰り広げていくという。

 

新たな試みが搭載されていました。

 

 

どうやって戦車で戦うのか?

 

砲台に向かって、

色々なアイテムを詰め込みまくるんです。

 

戦車にはHPが設定されていまして、

そのHPを、砲弾を撃ちまくって減らしましょう。

 

こんなアクションゲームになっていました。

 

戦車内には、

アイテムが落ちてくる場所が何か所かありまして。

 

そこと砲台を往復しながら、

落ちてきたアイテムをせっせと撃ちまくる、

結構なわちゃわちゃ感がありました。

 

 

ここで、重要になってくるのが、

アイテムの質でした。

 

岩石ならば、数ダメージ

爆弾岩ならば、十数ダメージ

砲弾ならば、二十数ダメージ

メタルキングの剣ならば…。

 

みたいな感じで、

そのアイテムごとに、与えるダメージが変わっていまして。

 

そのアイテムを、

ダンジョンなどで拾ってくるというのが、

今作の新たなやりこみ要素に繋がっていました。

 

 

戦車には、

砲弾として積むこむアイテム、

一緒に戦ってくれる仲間を、

カードゲームのデッキの様に決めることができまして。

 

全て攻撃的なアイテムで行くのか

 

回復アイテムも積みこむのか

 

ミラーシールドなどの、防御的なアイテム入れるのか、などなど

 

自分好みのデッキを作るのが楽しかったです。

 

そんなシステムでしたので、

アイテムや仲間を充実させていくというのも

大事な攻略方法の1つでしたね。

 

ボスを倒したり、仲間を助けたり、戦車バトルに勝つことで、

レアなアイテムをゲットすることができまして。

 

より楽に、よりスピーディーに、相手を倒せるようになるなど、

前作とは違った、面白さを体験することができました。

 

 

前作は、

いかに仲間を助け出して行くのかを考える

純粋なアクションパズルゲーム

 

今作は、

そんなシステムを受け継ぎつつも、

アクションゲームとしての幅を大きく広げる。

 

そんな、作品に仕上がっていましたので、

「前作ちょっと難しすぎたかな?」なんて人にも遊んでほしいなと思います。

 

 

前作もかなりマイルド

 

今作はそれ以上に優しい

 

そんなドラゴンクエストとアクションゲームの

奇跡の融合をお楽しみください。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2の感想でもあり レビューでもあり

 

[今日もダンジョンにアイテムを拾いに行く そんな地味な幸せ]

 

今作でプラスされた大きな要素は、

戦車の要素だと思います。

 

しかし、もう一つ追加された要素こそが、

このゲームを長時間遊べる理由でした。

 

 

その要素こそが

「錬金の壺」というシステムでした。

 

ドラゴンクエスト8であった、

アイテムとアイテムを組み合わせて、レアなアイテムを作成していく。

 

こんな要素が、

今作にも取り入れられていまして。

 

まあ楽しかったです。

 

 

鉄くずと鉄の矢で、はがねの剣を作って

 

はがねの剣とブーメランで、きせきのつるぎを作って

 

きせきのつるぎとたからばこで、バスタードソードを作って

 

バスタードソードとオリハルコンで、メタルキングの剣を作って

 

なんて感じで、

 

アイテムをダンジョンに拾いに行っては錬金

 

またアイテムが無くなって来たので、

ダンジョンに拾いに行っては錬金

 

またまたアイテムが無くなって来たので、

ダンジョンに拾いに行っては錬金

 

こんな楽しさがありました。

 

強いアイテムがあるという事は、

より早く戦車バトルに決着をつけられる訳です。

 

今までは20ダメージだったのに、

 

それが40ダメージになり

 

それが80ダメージになり

 

どんどん、与えるダメージが増えていく。

 

こんな中毒性が、

今作の最大のやりこみ要素だった様な気がします。

 

自慢の戦車を持ち寄って、

友達と通信対戦もできたそうなので。

 

必死にアイテムを集めまくって

友達と遊んだプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

 

 

仲間を助ける以上に、

延々とアイテムをイカダに乗せまくる

 

そんな地道な作業が大好きです。

 

 

 

[後半は、相手の戦車に乗りこんでただ暴れるだけ]

 

このゲーム、最大のセールスポイントは

壮大な戦車バトルだと思います。

 

巨大な戦車と巨大な戦車のぶつかり合い

 

これこそが、このゲームの華です。

 

 

しかし、後半になればなるほど、

どんどん難しくなって行きます。

 

アクションパズルの要素は、

前作に比べればかなり優しいので、ほぼ詰まることはないのですが。

 

戦車のバトルに関して言えば、

結構な死闘でした。

 

 

戦車のバトルは、

アイテムを延々と撃ちまくる戦いです。

 

そんなゲームですので、

相手も同じくアイテムを撃ちまくってきます。

 

なので、画面上は、

撃ちまくったアイテムがガンガン飛び交っています。

 

そんなアイテム達ですが、

アイテムとアイテムがぶつかりますと、

その場で同時に無くなってしまいます。

 

そうなると、

どちらにもダメージは与えられません。

 

相手のメタルキングの剣がヤバいので、

必死にアイテムを詰め込む。

 

そして、大ダメージを逃れる。

 

こんなハラハラドキドキの戦いになっていました。

 

 

そして、この要素があったお蔭で、

かなりの長期戦になってしまったんですね。

 

それこそ、ゲームの大半を、

この戦車バトルが占めていたと思いますので。

 

結構な辛さがありました。

 

 

なのですが、

そんな方法を取らなくても、

楽に倒せる方法があったんです。

 

今までは、仲間と一緒に、

数百発のアイテム砲弾を撃ちまくっていたのに。

 

この方法に気づいてからは、

短期決戦で終わることができる、

 

そんな邪道の方法が用意されていました。

 

 

その方法こそが、

相手の戦車内に突撃して、大暴れするという方法でした。

 

このゲームでは、

戦車のHPを0にしても、

そこでゲームが終了する訳ではありません。

 

相手の戦車に乗りこんで、

エンジンを破壊することで、ようやくゲームセットになります。

 

しかし、このエンジンルームに行くためには、

HPを0にしなければいけませんので。

 

結局は長期戦になっていた訳ですね。

(相手の戦車内には、いつでも入れます)

 

そんな状況をどうやって打破するのか?

 

あえて、こちらのHPを0にするんです。

 

こちらのHPを0にすれば、

相手は砲撃を辞めて、こちらのエンジンルームに突撃してきます。

 

つまり、こちらの砲弾が

全て命中するようになります。

 

 

今までは、相手の砲弾とぶつかりまくっていたのに

 

その瞬間からはノーガードになる。

 

こんな幸せでした。

 

しかし、相手にエンジンルームを破壊されたら負けです。

 

ですので、相手の戦車に乗りこんで、

大暴れするんですね。

 

エンジンルームに向かう前に、

相手の戦車内で大暴れして、どんどん蹴散らしていきます。

 

そんな事を数分やっていれば、

自分の仲間が、相手のHPを0にしてくれますので。

 

直ぐにエンジンルームに直行して

 

体当たりを決めて

 

ゲームセット!!となるのでした。

 

本来ならば、

レアアイテムを必死に集めて、

ダメージ量で上回るのが正攻法なのでしょうが。

 

単身相手の戦車内に乗りこんで、

大暴れした方が早いのですから。

 

自然とそちらを選んでしまうのでした。

 

 

ラスボスなんてマジで強いですからね。

 

こちらのHPが残り300とかなのに、

相手は1200とか平気で残っていますからね。

 

「これは捨て身しかないな」なんて直ぐに諦めてしまうのでした。

 

 

正攻法ではありません

 

しかし、こちらの方が断然楽です

 

なので、困ったらお使いください。

 

 

 

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

前作同様、

ドラゴンクエストとアクションゲームの愛称は抜群です

 

タイトルは聞いた事があっても、

このゲームを遊んだ事がない人は多いかと思います。

 

そんな人にこそ、お勧めです。

 

前作とセットでお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

頭を使う

アクションパズルゲームから

 

反射神経を必要とする

アクションゲームに進化する

 

この冒険は相当な覚悟だったと思います。

 

「前作の方が良かったな…」となりかねないですからね。

 

しかし、その部分が上手く調整されていますので、

前作からのプレイヤーも満足できると思います。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

前作のエンディングを見た瞬間に、

「これは続編も遊ばなくちゃ!!」と直ぐに思いました。

 

本当ならば、2年待たなければいけなかったのに、

直ぐにでも遊ぶことができる

 

そんな幸せでしたね。

 

 

私としましては、

パズルゲーム的な要素が強い分

前作の方が面白いと思いましたが。

 

今作も、文句なしで楽しめましたので。

 

アクションゲームが好きならば、

今作の方がお勧めなのではないでしょうか。

 

 

ドラゴンクエスト好きにも

 

ガルパン好きにも遊んでほしい

 

ドラクエと戦車の奇跡の融合

 

スライムもりもり・ドラゴンクエスト2の感想でした。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ドラクエの世界で 戦車に乗れる斬新さ

それこそが、今急いで690円で買う理由です

 

 

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