モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ドラえもん・のび太と妖精の国 スーパーファミコンの記念すべき初ドラえもん 完成度は最高

短いステージの連続だから簡単でしょ? からの落下しまくり

 

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[死因の99%は落下という、結構なドキドキ感を味わえます]

[ドラえもんのび太と妖精の国  エポック  スーパーファミコン]

1993年発売  ジャンル アクション・アドベンチャー  参考価格420円

 

記事のネタバレ度 高め

攻略に必要なプレイ時間 2時間

このゲームに対する世間の評価  ドラえもんのゲームは優しい筈なのにな

どんな人におすすめ? ドラえもんでアクションゲームを楽しみたいなら 最高です

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

子供の頃は

毎年ドラえもんの映画を観に行っていました。

 

今でも夏休みになると

ドラえもんの映画の思い出が蘇ってきます。

 

どんな青春映画を見るよりも

夏を体験するにはドラえもんですよね。

 

 

そんな今回の、死因の99%は落下というスリリングな展開が最高

ドラえもんのび太と妖精の国の感想です。

 

 

 

のび太と妖精の国とはどんなレトロゲーム

 

この、のび太と妖精の国ですが

1993年にエポックから発売された

スーパーファミコン専用のアクションゲーム作品でした。

 

藤子不二雄原作の

国民的漫画「ドラえもん」のゲーム化作品で

記念すべき、スーパーファミコン第一弾のドラえもん作品でした。

 

ゲームのあらすじは

森林伐採の影響で、もう一つの世界である妖精の国に

怪物があふれ出すようになって行った。

そんな世界を救う為に、ドラえもんが大冒険に出かけて行く…。

こんなあらすじでした。

 

ゲームの目的は

主人公のドラえもんを操りまして

妖精の国への扉を開くために

5つの「じんき」を集めながらも

連れ去られてしまった

のび太君」や「しずかちゃん」

スネ夫」に「ジャイアン」を

助け出すというのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

スーパーマリオワールド」や「ロックマンX」などが似ていましたね。

 

物語の序盤で、頼もしい仲間達と共に

天下無敵の「秘密道具」まで盗まれてしまいます。

 

そんな秘密道具を取り返して行きながら

広大なフィールドを冒険していく作品でした。

 

フィールドは原作ストーリーお馴染の街を

RPGの様に探索して、情報収集をしていきます。

 

「最近、砂場で変なことが起こるの」とか

「噴水が急に止まったりするのよね」とか

「遊歩道を歩いていると変な視線を感じる事がある」とか

日常の世界に潜む、何気ない変化を聴いていきながら

妖精の国へと続く扉を探していきます。

 

扉を探したら

秘密道具やじんきを探すために

アクションステージをクリアしていく

こんな作品でした。

 

ステージをクリアする事に

秘密道具を取り返すことが出来まして

その秘密道具を使用して、次のステージを探していくというのも

アドベンチャーゲームの様で楽しかったです。

 

アクションゲームも楽しめる

アドベンチャーゲームも楽しめる

なによりもドラえもんのゲームがスーパーファミコンで楽しめる

そんな大満足の作品なのでした。

 

 

 

のび太と妖精の国の感想でもあり レビューでもあり

 

[次から次へと進んで行くサクサク感は面白い]

 

このゲームですが、短いステージの連続で進んで行きます。

 

短いステージをクリアする。

 

秘密道具を取り戻す。

 

街の人から情報収集をしていく。

 

また短いステージに挑んで行く。

 

基本的にはこんな流れで進んで行きます。

 

「洞窟の前に大きな岩が邪魔をして進めない…」

「スモールライト!!」とか

 

「学校の扉には鍵が掛かっていて、先に進めない…」

「ゴマロック!!」とか

 

「橋が壊れて進めない…」

「復元光線銃!!」とか

 

原作お馴染の、秘密道具を使用することで

さまざまなピンチを突破して行くのが本当に面白かったです。

 

1つのステージで言いますと

3分くらいでクリア出来ましたので

 

「もう少しだけクリアしようかな」こんな気持ちで

すいすい進んでしまう魅力がありました。

 

本来のアドベンチャーゲームならば

謎解きがメインなのですが

 

今作はアクションゲームがメインですので

謎解きで悩むことは殆どなく。

 

純粋にドラえもんの世界を楽しめたのは

最高なのでした。

 

パスワード方式でしたので

じっくり遊んでも良いですし

一日で一気にクリアしても良いのが良かったですね。

 

 

 

[ステージにワクワクが一杯]

 

このゲームですが、アクションステージも楽しい作品でした。

 

基本的には、オーソドックスなアクションゲームなのですが。

 

ステージには宝箱が隠されていまして

この宝箱を開ける事で、攻撃方法が増えていくのが面白かったです。

 

最初は「聖水」という

明らかにドラえもんとは関係のない武器なのですが

 

「空気砲」や「ころばし屋」、「かみなり太鼓」など

攻撃方法がどんどん豪華になって行きますので

ステージを探索する楽しみがありました。

 

その他にも、「黄金の鈴」というその場所まで行かないと分からない

隠しアイテムが設置されていたり

 

「クリスタル」という

100個集めると最大ライフが上がるシステムがあったり

 

アクションステージを楽しむ要素が

ふんだんに盛り込まれていましたので。

 

飽きることなく進んで行けました。

 

「次のステージには、新しい武器が落ちているのかな?」

 

「黄金の鈴を見つけてないから、もう一度挑戦しよう」

 

「クリスタルを集めるために、どこか良い場所は無いかな?」こんな感じで

 

RPGで、新しい街に着いた時の様なワクワク感を

最後の最後まで味わえたのは

このゲーム最大のセールスポイントだったのかも知れません。

 

 

 

[死因の99%は落下という 手に汗握る展開]

 

このゲームですが、難易度で言いますと

かなり簡単な作品だったと思います。

 

殆どのステージには「1UPアイテム」が落ちていますので

残機を減らすことは殆どありません。

 

優しいステージになると

1UPアイテムが2個設置されていますので

そこだけで無限に残機を稼ぐことが出来ます。

 

ですので、ゲームオーバーになることは殆ど無いのですが

後半になってきますと

急にステージの難易度がどんどん上昇していきます。

 

ですので、退屈なゲームになることはありませんでした。

 

 

その大きな原因となるのが

ステージ中が穴ぼこだらけという所でした。

 

敵の攻撃で、どんなにライフが減ろうが

あまり関係はありません。

 

何故ならば、攻撃を食らっても平気な

ムッキムキのドラえもんに成長していますから。

 

ライフが減少して、ピンチになっている頃には

ゴールに辿り着いていますからね。

 

 

しかし、穴ぼこに関して言えば「瞬殺」です。

 

ちょっとした操作ミスで、全てが水の泡なわけです。

 

このゲームは短めのステージという事もありまして

チェックポイントという物が存在しません。

 

そんなゲームシステムですので

ゴールが見えているのに、手前の穴に落ちてまた振出しに戻る。

 

こんな繰り返しが頻発しました。

 

ゴールの手前程、危険が一杯ですので

その場所をいかに冷静に攻略できるのか、が大事な作品でもありましたね。

 

 

 

ドラえもんのび太と妖精の国のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

マイルドな難易度が多いドラえもんゲームの中でも

かなり遊び応えがある作品だと思いますので

 

純粋なアクションゲームとしても

充分楽しめるのは流石でしたね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ステージを進む事に

新しい秘密道具が増えていく感覚は

RPGの様な満足感を体験できました

 

「次はどんな魅力的なアイテムがあるのかな?」

こんな素晴らしさを

是非とも体験して欲しいですね

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

プレイする前は思っていました

ドラえもんの名前を借りただけのクソゲーなのかな?」と。

 

しかし、プレイしてみると

かなりのハイクオリティな作品でした。

 

ドラえもんの作品である理由もありましたし。

 

後半になればなるほど、難易度がどんどん上がっていきますし。

 

スーパーファミコンの機能を最大限に活かして

可愛いドラえもん、いさましいドラえもん、憎たらしいドラえもんなど

個性豊かなドラえもんを表現出来ましたし。

 

ゲームの音楽も最高で、ステージによって曲が変わるなど

名曲揃いでも有名な作品でした。

 

 

残念なのは、キャラクターゲーム特有の

バーチャルコンソールで配信されにくいという所でしょうね。

 

アニメの作品というのは

バーチャルコンソールで配信されることが少ないそうなので

いつの日か、ドラえもんのシリーズを出してほしいなと思いますね。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ドラえもんのゲーム化という事もあり

複雑な権利の関係上

バーチャルコンソールで配信する事はほぼできないと思います

 

だったら、格安なうちに購入するのが

賢い方法なのではないでしょうか

 

ゲームとしては、かなり優秀ですので

騙されたと思って遊んでみて下さい!!

 

スーパーファミコンの記念すべき初ドラえもん 完成度は最高

それこそが、今急いで420円で買う理由です!!