モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

知らない方が楽しめるかも 三國志

三国志を知らないことで 面白さが覚醒するパターンもある

 

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[ウィザードリィの宝箱と同じ 開けてみるまで中身が分からない]

[三國志  コーエー  ファミコン]

1988年発売  ジャンル シミュレーション  参考価格350円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  30時間

このゲームに対する世間の評価  なんか難しそうなゲームですよね

どんな人におすすめ?  ガチャを回すのが好きなら最高なのかな?

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

私が三國志という作品を読もうと思ったのは

小学生の頃だったでしょうか。

 

図書館に置いてある

「簡単に分かる三國志」みたいな本がきっかけだったと思います。

 

しかし、そんな本でも

直ぐに飽きて読むのを辞めてしまいましたね。

 

その後にゲームから、のめり込んで行き

今では、広辞苑くらい分厚い

三國志を読むまでになってしまいました。

 

 

そんな今回の、三國志を知らない方が楽しめるかも?

ファミコン版・三國志の感想です(*’▽’)

 

 

 

三國志とはどんなレトロゲーム

 

この三國志ですが

1988年にコーエーから発売された

ファミコン専用のシミュレーションゲームでした。

 

 

三国志という

中国の大人気歴史小説をゲーム化したのが

今作のファミコン版・三國志でしたね。

 

そんなゲームの目的は

一人の君主を選び、乱世の中国全土を制覇するのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションゲーム

 

戦乱でぼろぼろになった土地を開拓しながら

自国の収入を上げて行き

 

近隣との戦争の為に、兵士の数を増やして行き

 

敵国の武将をお金の力で引き抜いたり

お金で引き抜かれたり

 

自分のカリスマが無さ過ぎて

武将がどんどん居なくなるなど

 

人間関係のトラブルを乗り越えながらも

ゲームを楽しむのが面白かったですね。

 

 

最初は小さな国を

周りの国にびくびくしながらも、少しずつ大きくしていき

 

周りの小国と連携しながら

大きな国を打ち破って行く快感こそが

この三国志、最大のセールスポイントなのでしょうね。

 

 

誰もなしえなかった中国全土を統一する為に

数多くのプレイヤーを寝不足にした

ファミコンを代表する不朽の名作なのでした(^◇^)

 

 

 

三國志の感想でもあり レビューでもあり

 

[お姫様という存在は初めて]

 

私が初めて、コーエー三國志シリーズを遊んだのは

三國志7からでした。

 

今までは

三國志というタイトルから連想するのは

異常な値段のゲームというだけでした。

 

ファミコンの本体と

ほぼ同じ価格で発売されているというのが

当時としては衝撃的でした。

 

 

そんなイメージを壊してくれたのが三國志7でした。

 

キャラクターもみんなイケメンで

ゲームのシステムも分かりやすく

 

ゲームの完成度で言えば

トップクラスに完璧な作品だったと思います。

 

そんなゲームを遊んでからの

初代の三國志をプレイした感想は

「初代から既に面白かった」という感想でした。

 

 

基本的なシステムは同じですが

シンプルな部分も多かったので

 

ごちゃごちゃした操作が苦手なら

初代の方が良いなという感じでしたね。

 

 

そんな中でも、特に印象的だったのが

「お姫様」というキーワードでした。

 

このゲームでは

自分のお姫様を、相手に嫁がせることによって

相手国との信頼を築き上げて行くのが面白かったです。

 

どんなに敵国とバチバチしていても

親戚関係になれば、途端に仲良くなるのは

今も昔も変わらない事なのでしょうね。

 

パソコンゲーム版だと

お姫様を嫁がせることが出来るそうですが

 

家庭内ゲームでは

ガッツリ省略されている機能だそうで

 

ファミコン版では

カットされずに楽しむことができましたね。

 

 

そんな、ファミコン初期の作品なのに、

奥深いディープな機能が楽しめたのはビックリでしたね(*´з`)

 

 

 

[三國志を知らない人の方が楽しめるのかも?]

 

このゲーム最大のセールスポイントは

小さな勢力をどんどん進化させて

大きな勢力へと進化させていく事です。

 

 

巨大な敵にペコペコしながら

影ではこっそり軍備を強化して

 

いつの日にか

中国全土を制圧していくのがセールスポイントです。

 

 

そんなゲームの中でも

特に中毒性が高かったのが

まだ見ぬ英雄たちを捜索することでした。

 

 

このゲームでもっとも重要なのが

有能な武将をたくさん雇う事でした。

 

どんなに多くの国を治めても

そこを任せる武将が居なければ、直ぐに破たんしてしまう訳です。

 

そんな、大事な国を任せる為に

まだ見ぬ武将を探すのが、最高に楽しいんですよね。

 

 

その国に居る

言わば戦国時代のニートを探し出し

自分の国で働かせるのが面白かったですね。

 

この人材と言うのが曲者で

とんでもなく強力な武将も居れば

とんでもなく貧弱な武将も居ます

 

 

当たりの武将なのか

ハズレの武将なのかは

武将の能力を見るまでは分からないのが絶妙でしたよね。

 

ようやく見つけた人材が

一体どちらの評価になるのかを味わうドキドキ感は

 

ウィザードリィの宝箱を開ける感覚に似ていますので

武将の名前を知らない方が、最後まで楽しめるという訳です。

ウィザードリィ好きに、三国志好きが多い理由はここにあるかもしれません)

 

 

今の時代では

無双シリーズを遊んでいるおかげで

武将の名前を見ただけで、ある程度の活躍を予想できますが。

 

無双シリーズが発売する以前では

三国志という存在は、かなり玄人好みの作品だったと思いますので

 

「名前は強そうだけど、この武将は…ハズレなのか!!」なんて楽しみ方を

心から出来たのでしょうね。

 

 

逆に考えれば

無双シリーズで活躍する武将たちも

ニートとして、そこら辺にゴロゴロ転がっていますので。

 

そんな魅力的な武将たちを探すのも、面白かったですね。

 

 

三國志を大好きな人にも大満足

三國志を知らなくても、ウィザードリィの宝箱感覚で楽しめる

こんな素晴らしい作品なのでした(/・ω・)/

 

 

 

三國志のまとめ

三国志【中古】[☆2]

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価格:680円(税込、送料別)

 

私が初めて三国志のゲームに触れたのは

カプコンから発売されていた

天地を喰らう」が初めての三国志でした。

 

なので、ある程度の武将の名前を分かってはいましたが

それでも、分からない名前の武将は数多く存在していました。

 

この初代三國志

10年ほど前に購入したのですが

その頃は、バリバリの無双シリーズにハマっていた時期でしたので

お馴染のイケメン武将を探す楽しみは最高でしたね。

 

 

ファミコン初期のゲームでありながら、

255名もの武将が出てきますので

 

ウィザードリィのアイテムをコンプリートするが如く

必死に武将を探す楽しみがあったのでした。

 

 

そんな今回の、初期の作品にして、完成度は満点

ファミコン版・三國志の感想でした(*^▽^*)