スポーツゲームなのだから プレイヤーも心底疲れろ そんな深いメッセージ
[主人公キャラはケインとおさる あなたはどっちを選ぶ]
[筋肉番付GB2・目指せマッスルチャンピオンシップ コナミ ゲームボーイ]
２０００年発売 ジャンル アクション スポーツ 参考価格２００円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 １０時間
このゲームに対する世間の評価 育成要素がおもしろいよね
どんな人におすすめ？ スポーツゲームと育成ゲームが好きな人にはご馳走です
バーチャルコンソールで配信無し
筋肉番付という言葉の響ですが
かなり懐かしいですよね。
「いつか筋肉番付に出てみたい」と言って
異常な回数の筋トレをしていたクラスメートを思い出します。
そんな筋肉番付ですが
実はコナミでゲーム化もされていました。
しかも、結構息が長いシリーズだったらしく
「ウイニングイレブン」か「筋肉番付」かなんて
スポーツゲームの人気作品でした。
そんな今回の、人気シリーズがゲームボーイでも楽しめる
筋肉番付GB2の感想です(*’▽’)
筋肉番付GB2とはどんなレトロゲーム？
この筋肉番付GB2ですが
２０００年にコナミから発売された
大人気スポーツ番組「筋肉番付」がありまして
「ストラックアウト」や「キックターゲット」「サスケ」等
見ているだけで、運動したくなる凄い番組でした。
そんな番組でしたから、ゲームになるのは当たり前だったのかも知れませんね。
ゲームの目的は
主人公のキャラクターを
パワーキャラの「ケインコスギ」
スピードキャラの「おさる」
このどちらかを選んで
番組の看板競技サスケの、完全制覇を目指すというのが目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアクションゲームで
スポーツ競技をアクションゲームで楽しみながら
育成ゲームも楽しめるというシステムでした。
キャラクターには
ジャンプ、スピード、パワー、スタミナ
というパラメーターが設定されているのですが
俳優のケインコスギさんは、スタミナ以外は完璧なキャラ
芸人のおさるさんは、パワー以外は高水準というキャラクター設定でした。
しかし数値の合計でいうと
ケインコスギ ３２０
おさる ２６０という
明らかにケインさんしか選ばないよねという設定に
当時の人気が垣間見えたのでした。
筋肉番付GB2の感想でもあり レビューでもあり
[育成要素が入っていたらどんなゲームでも楽しい]
この筋肉番付ですが
サスケジュニアという競技を
どうやってクリアしていくのかというゲームです。
なので、ストーリーなどは一切無く
ただひたすらに、サスケジュニアに挑んでいく事になります。
そんなゲームなので
アクションが苦手な人には楽しめないのか？と思いがちですが
ここでコナミの良心が発動します。
このゲームでは
キャラクターがサスケジュニアをプレイする度に
徐々にですが、パラメーターが成長していくシステムでした。
なので、「このアクションステージ絶対にクリア出来ない！！」なんて事も無く
失敗すればするほど、キャラクターがパワフルになっていく訳ですね。
なので、あんなにケインコスギに後れをとっていた
主人公のおさるが
何十回も水に落ち続けた結果
パラメーターが無尽蔵に上がり続け
とんでもない無敵のキャラクターに変身していたのでした。
アクションが苦手な人でも
諦めなければクリア出来るという優しさが
このゲームの最高なところでしたね。
[次の日背中が猛烈に痛い]
このゲームを一言で表すなら、連打が命の硬派なゲームでしょうか。
さすが、ハイパーオリンピックで有名なコナミですね。
「スポーツゲームは、連打だよね」という訳です。
ハイパーオリンピックはファミコンでしたから
連打も特に苦痛ではなかったと思います。
しかし、このゲームは筋肉番付GB2ですからね。
GBですよ。
ゲームボーイですよ。
ゲームボーイで連打をするということは、
予想以上にきついんです。
ファミコンなら、画面見ながら無心で連打すればいいですが
ゲームボーイというゲーム機の性質上
コントローラーに画面が付いているのと一緒ですから。
熱心に連打すればするほど、ゲームの画面がぶれてしまいます。
つまり、左手でがっちりと画面を押さえて
右手で連打しなければいけません。
そうなるとですね、左手が物凄く痛いんです。
右手の衝撃が全て左手に伝わる訳ですから
左手へのダメージがとんでもない事になります。
優しい連打なら問題は無いのですが、こちとら本気ですからね。
その結果、次の日には
左の手首と、背筋が猛烈に筋肉痛になるのでした。
頑張らないのは、スポーツマンシップに反する。
そんな事を、痛みを通じて教えてくれたのでした。
筋肉番付GB2のまとめ
こちらから購入できます
なぜ遊んでほしいのか？
筋肉番付を大好きで見ていた人にとっては
最高に楽しいゲームだと思います。
あの頃を思い出して、遊んでみてはいかがでしょうか。
なにがそんなに面白いのか？
このゲームでは、自分で育てたキャラクターで
友達と対戦が出来たそうなのですが。
通信ケーブルという、物凄く短いケーブルを繋ぎながら
必死に対戦していたと思うと
当時の子供は凄いんだなと改めて思いましたね。
自分で極限まで鍛え上げたキャラクターを
友達との対戦に生かす。
こんなシステムが、最大の魅力なのかも知れませんね。
今急いで買う理由ってあるの？
キャラクターゲームという事もあり
バーチャルコンソールで配信される事は絶望的だと思いますので。
だったら実機で遊ぶのが正解ですよね。
それこそが、今急いで筋肉番付を購入する理由です！！
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
スポーツゲームなのだからプレイヤーも疲れろ
それこそが、今急いで２００円で買う理由です
