頭が割れるように痛い そんなパズルゲーム
[主人公は水晶のボールという 斬新な手抜き]
[エジプト ヒューマン ファミコン]
1991年発売 ジャンル アクションパズル 参考価格500円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 3時間
このゲームに対する世間の評価 ストーリーなんて皆無 でも面白い
どんな人におすすめ? 名作パズルゲームが好きなら 遊んで損は無い
バーチャルコンソールで配信なし
パズルゲームって、昔は苦手でした。
何度もチャレンジしているのに
いつまで経ってもクリア出来ない訳ですから
嫌いになるのはあたりまえですよね。
しかし、解き方を分かれば
どんどん面白くなって行きますので
結果的には、一生遊んでしまう魅力があるのですがね。
そんな今回の、頭が割れる様に痛いけど 遊んでしまう名作ゲーム
エジプトの感想です(*’▽’)
エジプトとはどんなレトロゲーム?
このエジプトですが
1991年にヒューマンから発売された
ゲームの目的は
捕らわれの女神さまを救い出すために
考古学者風の主人公が
宝玉のなかに入り込んで、
全18ランクをクリアするというのが目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなパズルゲームなのですが
矢印を踏むとパネルが動くという基本ルールを元に
全ての財宝を消し去るという
アクション要素が強めの作品でした。
財宝は、2個同時にパネルが触れると消えますので
いかに残さずに、財宝を消すのかを楽しむゲームでした。
ゲームの感覚で言いますと
自由に動かせない「パズドラ」みたいな感じでしょうかね。
最初は無数にあった財宝を
考えながらコツコツと消して行き
最後まで残すことなく消していく
こんな、他のパズルゲームにも負けないくらいの快感がありました。
オープニングでは、カッコイイ主人公が出てきたのに
操作するのは、ビー玉みたいなボールという
ビックリするほどの手抜き感も、逆にすがすがしい作品なのでした(^◇^)
エジプトの感想でもあり レビューでもあり
[諦めなければ絶対にクリアできるはず]
このゲームですが
六つのステージをクリアすることが出来れば
次のランクに進めるというシステムでした。
最初は殆ど手詰まりすることなく、進むことが出来ます。
財宝の数もスカスカですので
何も考えずに、パネルをスライドさせていけば
簡単にクリア出来ます。
ステージをクリア出来ない状況になると
その場で強制的に終りますので
終わらないでプレイ出来るという事は
「まだクリア出来ますよ」と教えてくれるという優しさも最高でした。
そんなシステムなので
めちゃくちゃ簡単に進んで行くのかと思いきや
ランクが進んで行くごとに、どんどん財宝の数が増えていきますので
かなり濃厚なパズルゲームを楽しめるんですよね。
最初は財宝がスカスカだったのに
後半ではビックリするほどみっちりですからね。
そんなステージでも
パネルを動かしながら消していけば
どんどんさっぱりしていくのは良かったです。
財宝の数がとんでもない事になっていますので
少しのミスが、直ぐに命取りになるんですよね。
ですので
「いかに1個だけを残さないのか」を大事にするゲームでした。
同じ種類の財宝が
2個無ければ絶対に消せませんので
残りの数が3個になった時点で
「どうやったら消せるのか?」を、その場で考え出さなければいけない訳です。
「仲間外れの1個を、どうやってそこまで導くのか?」こんな楽しみがありましたね。
こんなパズルゲームでしたので
プレイする時間が、とんでもなく長くなってしまいます。
それこそ、1つのステージで
延々と30分くらいは考えてしまいます。
サクサク進めていくパズルゲームでは無く
詰め将棋の様に、じっくり考える硬派なタイプでした。
その結果、頭が最高に疲れて
まったくステージが進みませんでしたね。
そんな時に役立つのが、パスワードでした。
普通のパズルゲームならば、ランクごとのセーブだと思います。
6ステージ中5ステージをクリアしても
パスワードを打ち込むと
そのランクの最初からというのが多かったと思います。
しかし今作では
残機は無制限ですし
パスワードも、ステージをクリアした状態から再開できましたので
とにかく優しいシステムでした。
そのぶん、後半の難易度はどんどん上がっていきますので、
頭が割れる様に痛くなって行くのですがね…。
パッと見は、絶対にクリア出来なさそうなんだけど
とにかくパネルを動かしまくって、突破口を見いだす感じは最高でしたので
濃厚なパズルゲームが好きならお勧めですね。
諦めなければいつかはクリア出来る
これだけで十分すぎる作品なのでした(/・ω・)/
エジプトのまとめ
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このゲームですが
イベントシーンという物は殆どありません。
それこそオープニングとエンディング画面だけでした。
それ以外の時間は
延々とパズルを解いていますので
かなり熱中出来る作品でしたね。
それこそ、
「気づいたら朝だった!!」なんてこともあったほどの中毒性でした。
「こんなのクリア出来ないよ!!」からの
「でも頑張ってみようかな?」といった連続が
このゲームの魅力だったのかもしれません。
そんな今回の、諦めなければ絶対にクリア出来るパズルゲーム
エジプトの感想でした(*^▽^*)