攻略の秘訣は…英語力と、己の反射神経!

もしあなたが、古のダンジョンRPGに挑戦したいと願う、真の冒険者であるならば。
そして、己の知性と反射神経、さらには英語力を試したいと考える、
クレイジーなゲーマーであるならば、
今、目の前に広がるのは、あなたのゲーム人生に強烈なインパクトを残すであろう、
とんでもない傑作…いや、怪作です。
全てが英語?意味不明だからこそ燃える!ファミコン版「スーパーブラックオニキス」が誘う、狂気の3Dダンジョン!
学生時代に英語を勉強しておいて良かった…そう心から思う瞬間は、
そう多くありません。
ですが、ゲームのスタッフロールを眺めながら、
「ああ、このニュアンス、なんとなく分かるぞ…」と自己満足に浸れる時、
それは報われた気がします。
今回ご紹介するのは、
スタッフロールどころか、ゲーム内のメッセージがすべて英語という、
ある意味潔すぎる作品。
プレイするだけで頭が割れそうになる、そんな規格外のレトロゲーム。
そう、それが「スーパーブラックオニキス」なのです!
それは、名作の「狂気的」な移植版だった!「スーパーブラックオニキス」の底知れない魅力とは?
「スーパーブラックオニキス」は、
1987年にBPSからファミコン専用RPGとして発売されました。
そのルーツは、パソコンゲームの金字塔「ザ・ブラックオニキス」。
かつては「ウィザードリィ」と並び称されるほどの、
伝説的な名作だったと言われています。
(かの有名な「ウィザードリィ日記」というエッセイ集でも、その名が紹介されるほど!)
そんな伝説的ゲームのファミコン移植版である本作の目的は、
高くそびえ立つ塔の頂上にある「ブラックオニキス」を手に入れること。
そのために、無数のトラップが仕掛けられた恐ろしいダンジョンを冒険していく…という、王道にして男心をくすぐるストーリーが待ち受けていました。
ゲームシステムは、
これまた王道の3DダンジョンRPG。
視界いっぱいに広がる立体的なダンジョンを探索していくスタイルです。
最初に、主人公の職業を
「パワータイプのヒーロー」「回復タイプのモンク」「魔法タイプのメイジ」といった
オーソドックスな中から選んで、冒険の旅に出発します。
ダンジョンを歩いていると、他の冒険者と出会うことがありますが。
彼らに話しかけることで、なんと自分のパーティーに加えることが可能!
しかも、ただ仲間にするだけでなく、
「戦いを挑む」なんてハチャメチャな選択肢まで用意されているんですよ!
これには思わずニヤリとさせられます。
さらに、このダンジョンには、
ただの道具屋や武器屋だけではありません。
なんと、他のゲームではまずお目にかかれない「床屋さん」まで存在します!
「主人公の髪型、なんか飽きてきたな…そうだ、床屋に行こう!」なんて、
こんなお遊び要素まで詰め込まれているなんて、斬新すぎませんか?
ダンジョンで出会った冒険家を仲間に加え、
時には床屋さんでバッチリ髪型を決めて、
稼いだお金で高級な鎧を買い漁る…システム面だけで見れば、
これはもう間違いなく、とてつもなく面白そうな作品に違いありません!
英語の壁が、プレイヤーを絶望へと誘う!「スーパーブラックオニキス」の洗礼
このゲームを購入したのは、
私が「ウィザードリィ」の重症患者で、
「とにかく3DダンジョンRPGが遊びたい!なんでもいいから、くれぇぇぇぇ!!!」と発狂寸前だった時期でした。
そんな時に、「スーパーブラックオニキス」というゲームの情報を入手したのです。
「ダンジョンで好きな仲間を集めて、床屋さんでオシャレして、塔の頂上を目指す大冒険ゲーム!しかも、どこでもセーブができる親切設計!」…これほど魅力的な情報が並んでいれば、中古ショップで見つけた瞬間に即購入するしかありませんよね。
「これが、あの雑誌に載っていた、スーパーブラックオニキスだ!」と胸を高鳴らせながら、意気揚々とファミコンにカセットを挿し込みました。
そして…私は、愕然としました。
表示されるメッセージが、すべて英語!
何をすればいいのか、全く分からない!
普通なら、ゲームの冒頭くらいは
「このゲームは塔に登って…」なんて日本語の説明があっても良さそうなものですが、
一切なし!
それこそ、セーブの方法に気付くのに30分もかかり、
冒険者を仲間にする方法もさっぱり分かりませんでした。
何度も返り討ちに遭いながら、
ようやく仲間を増やしていく…、
とにかく「意味が分からない」の一言に尽きる作品だったのです。
ダンジョンのマップも、とんでもなく広大で複雑。
方眼紙に必死にメモを取りながらでなければ、
一歩たりとも先に進めないほどの難易度でした。
もし、全てのメッセージが日本語で、
もう少し分かりやすいゲームバランスだったら。
きっと私は、血眼になってクリアを目指していたことでしょう。
しかし、あまりにも理不尽すぎたために、
結局4時間ほど遊んだだけで、私は無念のギブアップをしてしまいました…。
システム自体は面白いと感じたのですが、
あまりにも「プロ向け」の作品だったため、
私の未熟なゲーマー魂では太刀打ちできなかったのです…。
しかし、「骨のあるゲームが大好きだ!」というかたは、
一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
きっと、頭が割れるように痛くなること請け合いです。
狂気のシステムこそ、唯一無二の魅力!「スーパーブラックオニキス」の光と闇
このゲームの最も面白いポイント…それは、
まさに「戦闘シーン」に凝縮されていたと言えるでしょう。
これがまた、かなり特殊なシステムなんです。
敵を攻撃する際、
画面上に表示されるカーソルが、
敵に向かって「グーッ」とゆっくりと近づいていきます。
そして、敵の近くまでカーソルが到達した
ベストなタイミングでボタンを押すことで、ようやく攻撃が成功するという、
まるで音ゲーのようなアクション要素が盛り込まれていました!
しかも、間違ってボタンを押してしまうと、
なんと「自分を攻撃してしまう」という斬新すぎるシステム!
早すぎると自分に当たり、変なタイミングで押しても当たらない。
しかし、完璧なタイミングで攻撃が当たった時の爽快感は、まさに最高!
このベストな位置を把握するのが、とにかく大変な作品でした。
この特殊な戦闘シーンこそが、
「スーパーブラックオニキス」の真の醍醐味だったのかもしれません。
なぜなら、この戦闘には、英語も日本語も関係ありませんからね!
なぜ、今このゲームを遊んでほしいのか?
全編英語でプレイする「理不尽さ」が、
これほどまでに辛いのかを、ぜひ一度味わってみてほしいからです。
それは、ある種の「達成感」にも繋がる、貴重な体験となることでしょう。
なにが面白いのか?
独特の戦闘シーンに注目!
タイミングよくボタンを押して攻撃を当てる感覚は、まさに音ゲーのよう。
他のRPGでは味わえない、唯一無二のアクション要素が光ります。
今すぐ買う理由はあるのか?
この「スーパーブラックオニキス」は、
残念ながらバーチャルコンソールでは配信されていません。
この狂気的な名作を体験するには、実機を手に入れるしかありません!
高騰する前に、この奇妙で魅力的なレトロゲームをぜひ手に入れてみてください!
もしかしたら大好きなゲームになれるかもしれません
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