モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

どうぶつの森64 ファミコンを集めるだけで100時間以上掛かってしまう それでも集められない

このゲームの攻略方法は

心から楽しむこと 

ファミコンが出なくても泣かないこと 

 

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[どうぶつの森という名作シリーズの始まり 初代からパーフェクトな完成度]

[どうぶつの森  任天堂  ニンテンドー64]

2001年発売  ジャンル シミュレーション  参考価格1400円

 

記事のネタバレ度  かなり高め  

攻略に必要なプレイ時間  一生

このゲームに対する世間の評価  伝説のゲームは初代から完璧だった

どんな人におすすめ?  ゲームを遊ばない人でも このゲームなら大好きになります

バーチャルコンソール配信無し

 

 

この世界には

ゲームをやる人と

ゲームをやらない人という

2種類の人間が存在します。

 

そんな「ゲームをやらない人」に

どうやってゲームを売るのかが

ゲームメーカの大変な所でしょうね。

 

今までは見向きもされなかったのが

そこからゲームが大好きになって

自分のメーカーの作品を、全て買ってくれるかも知れませんからね。 

 

 

そんな大偉業を成し遂げたのが

今回のどうぶつの森だとおもいます。

 

このどうぶつの森シリーズの凄い所は

圧倒的な癒しと圧倒的な中毒性にあると思います。

 

ゲームをほとんどやらない友人も

このゲームの続編の為に

ニンテンドーDSを購入した位ですからね。

 

友達が言うには、

「日常生活の癒しの為にプレイしている」だそうです。

 

今までは、ゲームをやらなかった友達が

ふとしたきっかけでこの作品に出合ってしまい。

 

気付いたら、一年中どうぶつの森をプレイする

 

その結果、どうぶつの森だけは

毎回新作が発売されるたびに購入しています。

 

 

人間の生活リズムを変えるくらい

圧倒的なパワーがこの作品には有ったのかもしれません。

 

 

そんな今回の、ゲームを遊ばない人にこそプレイして欲しい 偉大な名作

どうぶつの森64の感想です(*’▽’)

 

 

 

どうぶつの森64とはどんなレトロゲーム

 

このどうぶつの森64ですが

2001年に任天堂から発売された

ニンテンドー64用のシミュレーションゲームでした。

 

このゲームの目的は

特に有りません

 

ただ気ままに、コミカルなどうぶつの住人が居る村で暮らす。

そんなほのぼのとした作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションゲーム

人間の主人公となりまして、実際の時間に沿った日常生活を送る。

たったのこれだけです。

 

個性的な住人と仲良くしたり

 

恐竜の化石をコレクションしたり

 

魚釣りをして魚をコレクションしたり

 

昆虫採集をして虫をコレクションしたり

 

そんなコレクションを全て売って、家具を豪華にしたり

 

ゲームの世界で、隠しアイテムのファミコンソフトを集めたり

 

そんな第2の現実の様なゲームです。

 

ただボーッとゲームの音楽を聴いているのもまた最高でしたね。

 

 

このゲームでは

初めてプレイする時に

2016年1月1日 12・00みたいな感じで

実際の時間を設定します。

 

こうする事で

ゲーム内でも同じ季節と時間になる訳です。

 

冬ならば雪が降って

春ならば草花が芽吹いて

夏ならばカブトムシが飛びかい

秋ならば少しもの悲しい

 

自分の世界とリンクさせることによって

ゲームに熱中できる仕掛けでした。

 

 

真夜中にどうぶつの森を遊んでいたのに

気づいたらゲーム内は朝

 

「またまた…」なんて、周りを見ると現実世界でも朝

寝ずに仕事の準備をする。

 

こんな、どうぶつの森あるあるが楽しい

もはや実生活といっても過言では無い

偉大な作品なのでした。

 

 

 

どうぶつの森の感想でもあり レビューでもあり

 

[ほのぼの生活の中にある恐怖 それが頑固なもぐら リセットさん]

 

マイナスイオン満載のどうぶつの森ですが。

 

1つだけ恐怖の要素があるんです。

 

それは「リセットさん」の存在です。

 

このリセットさんですが

ゲームを途中でリセットすると、猛烈に怒って穴から出てきます。

「リセットしてんじゃねーぞコラァァ!!!!」的な感じで。

 

何故、そんなにもゲームをリセットさせたくないか?というと

それは、アイテムのコレクション要素に関係しています。

 

 

このゲームはリアルタイムで動いています。

 

「現実世界が朝なら、ゲームの世界も朝」

 

「現実世界が夜なら、ゲームの世界も夜」

 

「お店の品揃えが変わるのも1日一度きり」

 

「魚や昆虫も、復活するのは次の日」

 

 

そんな、1日を大事にしているゲームなのに

「カブトムシに逃げられちゃったか···リセット」

「今日こそ川の主を釣るぞ······リセット」

「デパートの品ぞろえって変わるのかな?…リセット」となります。

 

そこで、リセットさんが登場する事によって

プレイヤーに恐怖の種を植え付けまして

リセットの防止が出来る訳です。

(毎回、ありがたい脅迫めいたお説教が聴けます)

 

 

ただ1つ、このゲームに言いたい事があります。

 

このゲームですが、非常に「バグ」が多いんです。

 

今までは、自分のカセットが古いからだと思っていたのですが。

 

ゲームそのもの自体に

バグが多いのだと、最近になって知りました。

 

 

つまり、バグで画面がフリーズしてしまい。

 

ゲームを「絶対にリセットしなければいけない」状況に

なってしまうんです。

 

 

しかも、結構な頻度で起きるんですよね。

 

どんなに調子良く昆虫採取した後だろうが

どんなに調子良く魚を釣りまくった後だろうが

ゲームの機嫌次第で、直ぐにフリーズですからね。

 

「あ···またバグった、リセットしなきゃ…。」

 

「またあの長いお説教を聴かされるよ…」なんて感じでしたね。

 

 

癒しゲームの中にある、トラウマ的要素

 

トラウマ的要素があるのに、それでも癒される

 

そんな、どうぶつの森64が大好きです。

 

 

 

[ゲームの中でもレトロゲームを集める  ここまで同じなのか]

 

このゲームですが、沢山の家具を集めて

自分だけの最高の部屋を作るのが楽しい作品でした。

 

最初は小さかった家も

沢山お金を稼いで

街一番の大豪邸へと増築していく事が出来ます。

 

そんな大きな豪邸に

沢山の家具やカーペット、壁紙などを

どんどんカスタマイズしていく訳です。

 

お金は

昆虫を取って売ったり

魚を釣って売ったり

果物を取って売ります。

 

地中には「恐竜の化石」が埋まっていることもありまして

その化石を売って大金をゲットすることも出来ました。

 

そうやって稼いだお金を使って

沢山の家具を購入していく訳です。

 

購入する他にも

「街の住人と仲良くして、プレゼントとして貰う」ことも出来ますので

クエスト感覚で住人のお願いを聞くのも楽しかったです。

 

 

こんな要素があって、何百時間も遊べるのですが。

 

これだけで終わらないのが、私の心をがっちりつかんだ理由でした。

 

 

このゲームでは「ファミコン」というアイテムがあります。

 

あのファミコンです。

 

「まあ、ファミコンくらいならおまけとしてあるんじゃないの?」

と思ってしまいますよね。

 

このファミコンですが

実はヤバい品物でした。

 

まさかの

「実際のファミコンと同じようにプレイできる」という

とてつもないおまけ要素が搭載されていました。

 

ゲームを遊んでいるのに

そのゲーム内でファミコンを遊べる。

 

しかもガッツリ遊べる。

 

遊べるソフトも豪華で

「テニス」や「ドンキーコング

クルクルランド」に「バルーンファイト」など

全てのゲームが、一時代を気づいた名作ゲームばかりでした。

 

 

こんな隠しアイテム的な存在のファミコンなのですが

 

本当に出ない

 

ビックリするくらい出ない

 

泣きたくなるくらい出ない

 

もはや、集めるのは無理なのでは?

 

そう思っていると、出たりする

 

「このペースで行けば、フルコンプできるな」

 

その後は全く出ない

 

こんなかんじで、後半の50時間以上は

ファミコンを集めるために起動していましたね。

 

デパートに売っていないかを確認しつつ

住人のプレゼントで貰えないかを期待しながらも、一切貰えなくて

次の日もファミコンを求めてプレイする。

 

 

そんな、レトロゲームを集めるために

何時間も掛けて遠征していたころを、最高に思い出させてくれる。

最も魅力的な部分でしたね。

 

コンプリートする前に

どうぶつの森のデータが消えてしまったので

いまだにクルクルランドを遊んだ事がありませんが。

 

現実の世界では

クルクルランドは持っていますので

それでチャラにしておきます。

 

 

昆虫採取が楽しいのも分かります

魚釣りが最高なのも文句は有りません

化石堀に命を懸けるのは常識ですよね。

 

それでもファミコンを集める事こそが最高の楽しみなのでした。

 

 

 

どうぶつの森64のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

こんなにも最高のゲームなのですが

バーチャルコンソールで配信されていないそうですね。

 

なんでも、リアルな時間を設定するのが大変だそうで

その部分で配信されていないのでは?という事だそうです。

 

確かに、リアルな時間を設定することによって

どうぶつの森の世界が100%楽しめると思いますので

しょうがないのかも知れませんね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

正直言いまして

どうぶつの森の初代ですので

 

続編と比べると

遊べる要素は少ないとは思うのですが

 

まったりを体験するのが目的ですので

「最近疲れがたまってきたのかな」なんて人には

今の時代でも、文句無しで楽しめるのではないでしょうか。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

「初代のどうぶつの森ってどんなゲームだろう?」なんて

今更ながらに興味を持った方は

偉大なゲームの原点を体験してみてはいかがでしょうか。

 

ファミコンを集めるだけで

100時間以上掛かってしまう

 

それでも集められない

 

ああ楽しい…

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

原点でありながら、完成度は完璧

一年間毎日遊んでも飽きない 偉大な作品

それこそが、今急いで1400円で買う理由です