厚紙に張ってバーコードを読み取る 未来のアナログゲーム
[外れの兵器ばかりでも諦めないで]
1992年発売 ジャンル RPG 参考価格600円
記事のネタバレ度 普通 攻略に必要なプレイ時間 10時間
このゲームに対する世間の評価 お金持ちの家にはもれなく有ったよね
バーチャルコンソールで配信無し
商品には必ず付いている物
それがバーコードです。
本来は商品を管理するための物だったのに
そんなシステムすらも、遊びに変えてしまう日本人…最高です。
そんな今回の
味気ない数値だけだった世界に、ド派手なアニメーションをプラスした意欲作
バーコードワールドの感想です(*’▽’)
バーコードワールドとはどんなレトロゲーム?
このバーコードワールドですが、
1992年に、サンソフトから発売された
このゲームのシステムは、オーソドックスなRPGなのですが
とても特徴的なシステムが備わっていました。
それこそが、バーコードを読み取って戦力を増強していく
未来のゲームシステムだったわけです。
商品に付いているバーコードを
専用の機械である「バーコードバトラー2」で読みこんで
自分の仲間を選んでいく、不思議なゲーム性でした。
ではどうやってバーコードを読み取るのか?
バーコードを「厚紙に張って」読み込ませます。
つまり、商品のバーコードをハサミで切り取るという事なんです。
これが、お菓子の袋に付いているバーコードや
週刊誌などのバーコードなら
何の抵抗も無く切り取ることが出来ます。
しかし、CDやゲームなどの
絶対に切り取りたくない場合はどうするのか
「バーコードをコピー」して、貼り付けるという技を使っていたそうです。
こうすることで、貴重品のバーコードでも戦力になる
画期的な技だったわけです。
そんなこの世にある全ての商品が、
自分の戦力の助けになってくれるというのが面白い作品でしたね(^◇^)
バーコードワールドの感想でもあり レビューでもあり
[地味なゲーム性を破壊せよ]
そんなバーコードで遊ぶシステムですが、弱点がありました。
それは、数値だけの地味な戦闘シーンです。
そんな弱点を、ド派手なアニメーションで楽しむ事が出来たのが、
今回のバーコードワールドでした。
戦闘シーンは、交互に攻撃を出して戦っていく
タイマン形式の戦闘なのですが
ド派手なアニメーションのおかげで、とてもわくわくしました。
呼び出した仲間を使って、惑星を進んで行くシナリオモードと
二人で対戦するモードの二種類が用意されていまして
シナリオモードは、
仲間の能力が上がっていく、RPGの要素が追加されていたので
一人でも長く遊べるのも最高でしたね。
地味な戦闘シーンしかなかった、バーコードの世界を
RPGの世界感と、ド派手なアニメーションを追加させる事で。
とんでもなく遊び応えのある作品にパワーアップさせたのは
まさに、未来的な作品だったのではないでしょうかね(*´з`)
[外ればかりでも諦めないで]
このゲームには、
仲間を呼び出すバーコードと、
アイテムを呼び出すバーコードが存在しています。
つまり、「モンスターファーム」のバーコード版です。
なので、当たり外れも勿論存在します。
とんでもなく強力なバーコードもあれば
とんでもなく貧弱なバーコードもあるという訳です。
しかし、このバランスがとんでもなく激しくて、
当たりのバーコードに出合うのは本当に苦労しました。
何時間も、バーコードを切って、バーコードを厚紙に張って、
外れアイテムでガックリ…こんな繰り返しでした( ゚Д゚)
(救済措置として、どんなに弱いバーコードでも、戦闘を繰り返すと能力が上がっていくのが救いでした。)
[アイテムを集めて行くのが楽しかった]
このゲームは、戦士二種類、魔法使い二種類のキャラクターが存在していまして
基本的には、バランスよくパーティーを組んで行くのが定石でした。
そんなキャラクター達に、
いろんな装備をさせるのが、このゲームの最大の楽しみでしたね。
「鉄球」や「辞書」、「ローラースケート」に「デスアーマー」など
何種類のアイテムが存在しているのかを確かめたくて、
何度もバーコードを読みこませていましたね。
このゲームには、ショップという物が存在しませんので、
強力な武器やアイテムが
いきなり使える、素晴らしいシステムでもありました。
ゲームが進む事に
仲間の人数や、アイテムの上限が上がっていくので
はやく次のエリアに進みたくなるのも、最高でした。
「このエリアをクリアすれば、次のバーコードを読み込めるぞ」
こんな、何気ないご褒美のおかげで、最高にゲームを楽しめましたね(/・ω・)/
バーコードワールドのまとめ
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ゲームの難易度でいうと、かなり難しいゲームなので
いかに強いバーコードに出合えるのか?が重要なゲーム性でした。
私の場合は
「インスタントラーメン軍団」でゲームを進めていったのを覚えています。
「かっぱえびせん」で強力な武器が出てきたり、
「文房具の消しゴム」で強力な魔法使いが出てきたり、
何が飛び出すのか分からない、このドキドキが素晴らしい作品なのでした。
今の時代ならば、スマホがあるので
リメイクできると思うのですがね。
写メで、仲間やアイテムが増えていくゲーム
こんなゲームが遊びたいな(/ω\)
そんな今回の、今の時代にリメイク版を出してほしい名作ゲーム
バーコードワールドの感想でした(*^▽^*)