万人にはお勧めできないけど 我慢強い人には超お勧め
[ダンジョンに迷い込んだ冒険者が 魔物を喰らいながら地上の入り口を目指していく]
[屍喰らいの冒険メシ 日本一ソフトウェア プレイステーション4]
2022年発売
参考価格 2400円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 だいたい40時間くらい
どんな人におすすめ
渋いRPGが好き
ストイックなRPGが好き
同じ事を繰り返すのが好き
装備を吟味するのが好き
トルネコの大冒険3が好き
これらの条件に当てはまるのであれば 名作ゲームに必ずなれる
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「屍喰らいの冒険メシ」というRPGです。
プレイステーション4をようやくゲットした私は、
「色々なRPGを遊びまくるぞ( `―´)ノ」なんて、
手当たり次第にゲームを買いまくっているのですが。
遊びたかったゲームが山ほどありますからね
当分の間は幸せな時間を過ごせそうです(*´▽`*)
そんな、サクナヒメの次に絶対に遊ぼうと決めていた
屍喰らいの冒険メシが
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の、
辛い部分もあるが 幸せな部分も山ほどある
屍喰らいの冒険メシの感想です( `―´)ノ
屍喰らいの冒険メシとはどんなレトロ?ゲーム?
この屍喰らいの冒険メシですが、
2022年に日本一ソフトウェアから発売された
プレイステーション4用のRPGでした。
(スイッチ版も発売されています)
そんなゲームの目的は
ダンジョンで迷ってしまった、新米冒険者の主人公が
生えている草だったり
虫だったり
石だったり
魔物だったりを食べながら
地上への入り口目指して、大冒険していく
最高にワクワクする始まりになっていました。
ゲームのシステムは
一風変わったコマンド選択式のRPGで
ランダム生成のダンジョンを冒険しながら
出てくる魔物を倒して、食料を調達したり
採集ポイントを探して、草や鉱石を集めたり
宝箱を開けて、装備品を集めていく
不思議のダンジョンとディアブロとディスガイアをプラスしたような、
なんとも豪華なRPGになっていました。
今作ならではのシステムで言いますと
本拠地に戻ると、
レベルも食料もステータスもリセットされる
(不思議のダンジョンの様なシステム)
料理を食べまくることによって、どんどんステータスが上がっていく
(料理がドーピングアイテムみたいな感じ)
10階ごとにボスが用意されていて、
ボスを倒すと、そこからショートカットできるようになる
ダンジョンで全滅しても
装備品やスキルレベルは残るので、
一度にクリアを目指すのではなく、コツコツとダンジョンを踏破していく感じ
装備には色々なスキルがランダムで付加されている
(ディアブロのマジックアイテムの様なシステム)
などが今作ならではのシステムだったでしょうか。
お米を食べて強くなるのがサクナヒメだったとしたら
魔物を食べて強くなるのが今作の売りでしたからね。
ダークなサクナヒメとして楽しんで欲しいなと思います( `―´)ノ
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
2400円
屍喰らいの冒険メシのいい所をガンガン書いていこう
ここからは、
このゲームの良かった所を書いていきますので、
「そこまでいうなら遊んでみようかな」と思ってもらえるように頑張ります。
そうか、装備とスキルを強化して進んでいくのか!!
まず紹介したいのが、
装備とスキルを強化して進んでいく
ディアブロライクの様な面白さでしょうか。
このゲームを遊んだ私は思いました。
「え?どうやって強くなるの?」と。
料理を食べて強くなるというのが、
今作の最大のセールスポイントだったのですが。
ゲームを始めたばかりのプレイヤーには、
あまりピンとこないシステムになっていまして。
(序盤は食材もレシピも全然集まらないので)
「このゲームやたら難しくない?」なんて感じでした。
敵も強いし
アイテムもそんなにゲットできないし
食材が集まらないので、料理もそれほど作れない
「あれ?クソゲーなのか?」
みたいな危うさがありました。
しかし
そこで気づくわけです。
「そうか、装備とスキルを強化してごり押ししていくのか!!」と。
全滅することによって、
ほぼ全てのアイテムを失う、ストイックすぎる今作なのですが。
(脱出するアイテムが無いので、一度出かけたら突っ走るしかない)
装備と貴重品とスキルレベルだけはそのまま受け継いでくれますからね。
今の装備よりも、ちょっとだけ強い装備をゲットするだけで、
次の冒険が大幅に楽になりますし
料理を作ったり、戦闘を繰り返したり、アイテムを作製するほど、
徐々に徐々にそのスキルのレベルが上がっていきますからね。
最初は貧弱だったパーティーが、
何度も何度も冒険を繰り返すことにより、
伝説のパーティーへと成長していく。
こんな面白さに気づいたときに、
徐々に徐々にこのゲームに引き込まれていきました。
更に面白かったのが、
装備品にランダムでスキルが付加されているという、
王道のシステムもちゃんと面白かったですからね。
一度の冒険で色々なワクワクを味わえるというのは、
今作の魅力の一つだったのではないでしょうか。
魔物を喰らって強くなる ヤバいぐらい面白すぎるシステム
次に紹介したいのが、
今作の最大のセールスポイントである、
魔物を喰らって強くなる、ダークすぎるシステムです。
倒したモンスターを食べて、凶悪なダンジョンを冒険していくという作品は
過去にも沢山発売されているのですが。
今作の場合は
レベルを上げて強くなるよりも
装備を強化して強くなるよりも
魔物を喰らって強くなる方が、圧倒的な力を得ることができました。
最初は思っていました。
「時間で切れるのかな?」と。
攻撃力アップとか
防御力アップとか
ジャンプ力アップとか
一定時間だけそのスキルが発動する、
「補助魔法の様なスキルなのかな?」と思っていたのですが。
実はそうではなく、
本拠地に戻るまで、永続的に残るスキルだったわけです。
ただ、この段階でも、
「そうか、スキルの種類を集めていくのか?」と思ったわけです。
スキルにはレベルが設定されていますので、
攻撃力アップレベル1、防御力アップレベル3、全能力アップレベル2みたいに、
沢山のスキルを付加して進んでいくんだと思ったわけです。
しかし
そうではなかったんですね。
食べれば、食べる程
喰らえば、喰らうほど
どんどん最強になっていく。
今までのRPGではありえない、
豪快すぎるシステムになっていました。
攻撃力アップのスキルが発動する料理を10回食べれば、
そのままスキルレベルが10上がりますし
防御力アップのスキルが発動する料理を50回食べれば、
そのまま50レベル上がるわけですからね。
このぶっ飛んだシステムを理解した時に、
「ああ、やっぱり日本一ソフトウェアって凄いんだな」と感動しました。
更に凄いなと思ったのが、
食事制限がないという所にもかなりの衝撃を受けました。
大抵の場合は、
一日一食とか、おなかがすくまで食事できないとか、だと思うのですが。
(一気に強くさせないために)
今作の場合は、
持っている食料全てを食べてもいいですからね。
全ての魔物がドーピングアイテムになる
こんな豪快すぎるシステムがあったからこそ、
唯一無二の作品になれたのではないでしょうか。
トルネコの大冒険3の奥深さを この作品で思い出す
最後に紹介したいのが、
決まった階にボスが待ち受けている、圧倒的な恐怖でしょうか。
その昔、トルネコの大冒険3という
伝説のローグライクRPGがありました。
その作品がなぜ伝説になったのか?
異世界というダンジョンが面白すぎたからです。
異世界のなにが面白かったのか?
伝説のレアアイテムや
そのダンジョンでしか仲間にならないモンスターなど、
とんでもないやりこみ要素が用意されているというのも勿論あるのですが。
決まった階で、絶対に大型モンスターハウスが発生するというのが、
沢山のプレイヤーを熱狂させたと思います。
本来ならば、
最終階目指して冒険するというのが、
不思議のダンジョンシリーズの王道だと思うのですが。
異世界に限り、
あそこのモンスターハウスをどうやって突破するのか?という宿題が
常に課せられていますからね。
モンスターハウスの事だけを考えて、一階から真剣に進んでいくという、
ローグライクの新たな面白さを体験させてくれた、
未だに大好きな作品なのですが。
そんな渋い面白さを、
今作でも味わえたというのが、私の心に突き刺さりましたね。
階層ごとにボスが待ち受けているというのは
他の作品でもあったと思うのですが。
今作の場合は、
結構な強敵を用意してくれていまして、
まあまあの頻度で蹴散らされるというのが面白かったです。
ショートカットが用意されていますので、
20階とか、30階から進めてもいいんですけどね。
1階層からスタートしたほうが、
確実に強くなっていけるように設計されていますからね。
1階層から、コツコツと魔物を食べていき
これ以上ないくらいの状態で、ボス戦に挑んでいく
こんな真剣さがあったからこそ
何時間でも、何十時間でも、
延々とダンジョンに潜り続けられたのかなと思います( `―´)ノ
ここがこうだったら 最高のゲームになれた
そんな色々なゲームの要素を楽しめる、
大好きすぎる今作なのですが。
ここがこうだったら、
もっと素晴らしいゲームになれただろうなという妄想を
これから書いていきたいと思います。
アクションで遊びたかった
まず思ったのが、
アクションだったら最高だったなです。
戦闘シーンがディスガイアみたいな感じでしたので、
どうしても普通のRPGぽっくなってしまったのですが。
これが、
ディアブロみたいなアクションRPGだったとしたら、
より最高だったでしょうからね。
(魔女と百騎兵みたいな感じになるのかな)
続編は是非ともアクションでお願いしたいです。
お店があったらよかった
次に思ったのが、
お店が欲しかったなです。
ゲームの終盤ともなりますと、
いらないアイテムを捨てていく作業に結構な時間を取られますからね。
(重量制限があるので、整理整頓が大事になってきます)
お店があって
そこにアイテムを持って行くことで何かしらの特典を受けられる
みたいな、無駄のないシステムだったとしたら、
より冒険が楽しくなったのかなと思いました。
不満点としてはこんな感じでしょうか。
最初の作品ですからね、
ここからより面白くなっていくと信じていますので、
これからも続編を待っていきたいなと思います。
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
休憩地点でセーブもできますし
一階層を降りるのに、だいたい3分から5分くらいですからね。
サクッと遊んで、満足感を得られるというのも、
今作の魅力の一つだったのかなと思います。
プレイステーション4を持っていないのであれば
スイッチ版も発売されていますので、
スイッチを持っている方はそちらもどうぞ。
クリアできるのか不安というのであれば
ゲームのシステムを理解できれば、
そんなに難しいゲームでもないと思いますので。
気長に遊んでみてください。
屍喰らいの冒険メシのまとめ
それでは最後に
当ブログの大人気コーナー
「今後このゲームは、プレミアソフトになるのか分析」をして
このゲームの感想を終わりたいと思います。
このゲームは面白い?
面白いです。
ただ、かなり癖が強い作品でもありますからね。
ここは少しプラスです。
これ以外でも遊べる?
スイッチ版も発売されていますので、
ここは大幅なマイナスです。
プレイ動画ってある?
ちゃんとありました
プレイ動画で満足できる?
動画を見ることで、
どんなゲームなのかを理解することが出来ますからね。
ここは少しプラスです。
売れた?
正確な本数は分かりませんが、
スイッチ版も合わせるとまあまあは売れたでしょうからね。
ここはまあまあマイナスです。
総合評価
そんな状況を色々と判断した結果
このゲームが3年以内にプレミアソフトになる確率は
1%です。
これが、
プレイステーション3でしか遊べないとかならば、
確実にプレミアソフトになれるレベルなのですが。
そうではないですからね。
10年後くらいから、いい勝負ができていくのではないでしょうか。
ただ、
こういった遊ぶ人を選ぶゲームというのは、
どんどん貴重になっていくでしょうからね。
渋いゲームが好きな方には、
今すぐ遊んで欲しいなと思います( `―´)ノ
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
ルールを理解できれば こんなにも素晴らしいRPGはない
それこそが、今急いで2400円で買う理由です
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ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
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