このゲームを遊ぶことで これからのRPGライフが絶対にプラスになる
[故郷を滅ぼした魔族を探すために 自分自身も魔王の手下になる 最高の始まり]
1994年発売
ジャンル コマンド選択式のRPG
参考価格 ソフトのみ 3220円 完品状態 6170円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 20時間くらい
このゲームに対する世間の評価 物語重視の超名作RPG
どんな人におすすめ ダークな展開が好きならば 最後までわくわくしながら遊べます
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「ダークキングダム」というスーパーファミコンのRPGです。
この作品は
当時リアルタイムで遊んでいた
大好きなRPGなのですが
結局はラストダンジョンを
クリアできなくて諦めてしまった作品でした。
ただ、めちゃくちゃ大好きな作品でしたので、
ゲームショップに売りに行く事はなかったです。
しかし、友達に貸してそのまま無くなっていましたので。
今回は新たに購入してチャレンジしてみました。
基本的なゲームの流れは覚えていたのですが、
それでも最後までワクワクしながら楽しめましたからね。
「やっぱりダークキングダムって凄いんだな」と、
改めて思い知らされたのでした。
そんな、
スーパーファミコンのRPGの中でも、
ベスト5に入るくらい大好きなダークキングダムが
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので
購入する時の参考にしてみて下さい( `―´)ノ
そんな今回の
20年以上ぶりに遊んでもやっぱり最高のRPGだった
ダークキングダムの感想の始まりです。
ダークキングダムとはどんなレトロゲーム?
このダークキングダムですが
1994年に日本テレネットから発売された
スーパーファミコン専用のRPGでした。
そんなゲームの始まりは
自分の故郷が
何者かによって滅ぼされてしまった主人公が
その仇を探すために、
あえて魔王軍に入隊して
人間と魔族の戦争を
「魔族側」として繰り広げながら
コツコツと自分の地位を上げて行き
どの魔族が犯人なのかを突き止めていく
今までのRPGとは正反対の、
かなり玄人好みの作品に仕上がっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなコマンド選択式のRPGで
いわゆるドラゴンクエストタイプのRPGなのですが。
「スイングメーター」という、
みんなゴルフの様な
目押しのシステムが戦闘に取り入れられていまして。
止めるタイミングによってダメージが変化するという
何とも独特なシステムが搭載されていました。
その他にも、
「AP」という魔法剣の様な特殊攻撃も存在していまして。
攻撃力を強化した魔法剣であったり
全体攻撃できる魔法剣であったり
マヒさせる魔法剣であったり
全体攻撃でマヒさせる魔法剣であったり
魔王軍の中で出世していく度に、
このAPをどんどん強化していけるというのは
最高に面白いシステムでした。
序盤は手紙を届けるだけの、
子供のお使いの様な任務ばかりだったのに
何度も任務をこなすことで
徐々に魔王様に実力が認められて行き
後半は勇者を抹殺するような
重要な任務ばかりを任されるようになっていく
「敵側の目線で戦うって、こんなにも面白いの( ;∀;)」と
感動させてくれた
この作品を遊ぶことで、
RPGに対する考え方が何段階もレベルアップできる
「自分でRPGを作ってみたいな( `―´)ノ」という
沢山のゲームクリエイターにこそ遊んでほしい
ダークキングダムという、
スーパーファミコンのRPGの中でも
5本の指に入るくらい大好きなRPGなのでした(*´▽`*)
ネタバレしないで購入したい人は こちらからお先にどうぞ
3220円
ダークキングダムの感想でもあり レビューでもあり
[敵側目線を楽しめる 他の作品では絶対に体験できない 最高の物語]
今作の最大のセールスポイントで言いますと、
やっぱり物語の面白さですよね。
なにせ魔王軍目線で最後まで進んで行きますからね。
敵が人間で
味方は魔族ですからね
こんなにもダークなRPGは無かったです。
序盤で言いますと、
まだまだ人間と魔王軍が拮抗している状態です。
世界の大半は人間側の領土です。
そんな領土を奪う為に、
沢山の魔王軍が人間と戦いまくっている訳です。
そんな情勢を、
主人公の力で徐々に魔王軍の優勢に導いていく。
まさに、
今までのRPGの真逆を行く
ダークすぎる展開になっていました。
(幻想水滸伝の魔王版という感じでしょうか)
最初は何も持たない主人公です。
魔王軍の試験を突破しただけの、
ただの捨て駒です。
そんな、全く期待されていない存在ですからね。
誰も協力はしてくれません。
だからこそ熱いんですね。
伝説の勇者でも、
エリートの魔族でも何でもない主人公が、
必死になって依頼をこなしていく。
「こうすることでしか、自分は出世できないんだ」と
最初に理解させられる訳です。
そんな頑張りを、
見ていてくれているのか?どうかはわかりませんが、
徐々にではありますが
主人公の意見に賛同してくれる仲間達が集まってきまして。
他の派閥を圧倒するほどの
巨大な勢力になっていくのも最高でした。
最初は嫌な奴だったのに、
主人公の頑張りに魅せられて、仲間になってしまう。
ここら辺の展開は、
正義の勇者でも、悪の魔族でも、変わりはなかったのかもしれません。
このゲームの最大の魅力でもありますので
あまり深くは書きませんが。
後半の怒涛の展開も
このゲームの魅力の一つだったと思います。
仇を探すまでの
中盤の物語も最高なのですが。
そこからの展開も、相当凄いですからね。
数あるRPGの中でも
特に衝撃的なイベントを体験して欲しいなと思います。
[イベントに日数制限があるという なかなかのくせ者]
このゲームの流れで言いますと
魔王様から任務を下される
その任務を達成するために、色々な街で情報収集する
無事達成することができれば、
自分の階級を上げて貰えて、新たなイベントが発生する
簡単な流れでいうとこんな感じでしょうか。
これが、普通のRPGならば、
時間制限という物がないので、
いつイベントをクリアしても問題は無いのでしょうが。
今作には「日数制限」という
かなり厄介なシステムが存在していまして。
残りの日数にも気を使わなければならないというのは、
他のRPGにはない
独自のシステムだったと思います。
別に日数を守れなくてもイベントは進むのですが、
ご褒美アイテムを貰うことが出来ませんので。
大抵はこの日数制限を目指して頑張るはずです。
ただ、システムに慣れるまでは
結構大変なシステムだったとも思います。
なにせ、フィールドを歩くだけで、
時間が経過して行くという、
スパルタな仕様になっていましたからね。
ゲームに慣れるまでは
「え?目的地どこ?」なんて、常にパニックになるシステムでした。
ここで、ふと疑問が湧くと思います。
どうやってレベルを上げるの?と。
道中を歩くだけで、時間がガンガン経過するのに
どうやってレベル上げをするの?と。
そこは、このゲーム独自のシステムが解決してくれました。
まず初めに驚くのが、
フィールドでは敵が一切出現しませんでした。
何故か?
敵が友達だからです。
人間側ならば、
モンスターは敵です。
なので、バトルが発生する訳です。
しかし、こちらが魔王軍ならば、
モンスターは友達です。
いうなれば、同じバイト仲間です。
なので、フィールドでは
一切エンカウントしないようになっていました。
じゃあどうやってレベル上げをするのか?
このゲームには、
闘技場という、1日を消費することで
「最大99戦」まで戦える特殊なシステムが用意されていまして。
捕まえてきた人間の戦士だったり
訓練用のモンスターであったり
好きな対戦相手を選べて
最大99回も連戦で戦えるシステムになっていました。
一切フィールドを歩かなくても良い訳ですからね。
レベル上げのシステムで言えば、
こんなにも優しいシステムもなかったのではないでしょうか。
(まあまあ時間がかかりますが)
その他にも、
洞窟などのダンジョンでは普通に敵が出現しますので、
効率的な狩場を探しながら
レベル上げをしていくのというがセオリーだったと思います。
なので、
レベル上げに関して言えば、
それほど日数を使わなくても行けるシステムでした。
ですので、
そこら辺は慣れれば上手くコントロールできたのではないでしょうか。
日数制限の一応の対処法としましては
イベントの最初の方のセーブを残して置いて
どこまで行けばイベントが発生するのか?を事前に知って
そのデータからやり直す
なんて事ができますので。
そこら辺に慣れてくると
このゲームがだいぶ楽になってくるというのは良かったと思います。
と言いますのも、
サブイベントの数が半端なく用意されていますので、
至る所を調べたくなってしまうんですよね。
フィールドを歩いていても、
一切エンカウントはしませんでしたからね。
だからこそ、
フィールドを隅々まで探索しても
ストレスが貯まらないようになっていた訳です。
「怪しいかな?」と思って行ってみると
「本当に怪しかった\(^o^)/」ですからね。
こんなにもフィールドを探索するのが楽しい作品も
珍しかったと思います。
この
フィールドを探索したい(*´▽`*)と
でも日数制限がある(´・ω・)のギャップを楽しむのも、
今作の玄人好みのシステムの1つだったのかもしれません。
未だに全てのサブイベントを見たことがない
そんな日数制限というジレンマを楽しんでください
[もうちょっとでエンディングだったんだな… という衝撃]
ここからは少し強めのネタバレが入りますので、
これから新鮮な気持ちで遊びたいという方は、下まで進んでもらえると嬉しいです。
このダークキングダムですが、
当時はラストダンジョンまでいけました。
ただ、エンディングを見ることは出来ませんでした。
どうしてか?
ラストダンジョンがめちゃくちゃ難しかったからです。
今回ラストダンジョンに到達したレベルの
20くらい下でたどり着いたと思います。
なので、雑魚敵や中ボスを倒せなかったのだと思います。
そこで思ったのでしょうね。
「この状態だったら、絶対にラスボスを倒せない…」と。
「いつかレベルを上げてクリアするぞ!!」と。
結局は、
そんな状態で半年ほどキープしておいて、
友達に「貸して」と言われて、
そのまま行方不明になってしまったのですが。
いつかはリベンジしたいと思っていた訳です。
その結果が、
「レベル上げすぎたかな?」というくらい万全の状態でたどり着いた訳ですが。
まさかね
あんな衝撃が待っているとは思いませんよね
どんな衝撃だったのか?
まさかの、ラスボスが一番弱かったです。
ラスボスが弱かったといいますか、
絶対に勝てるイベント戦になっていました。
最もゲームが盛り上がるであろう、ラスボス戦を
まさかのイベント戦で消化する
まあ衝撃的でした。
「え?嘘でしょ?」と必ず思いますからね。
絶対に凶悪な第2形態が襲ってくると思っていましたからね。
最後の最後まで、
プレイヤーの上を行く作品だったのかもしれません。
当時の私に言いたい
もうちょっと頑張れ( `―´)ノ
ダークキングダムのまとめ
今回最後まで遊んで分かったのが、
「続編を出す予定があったんだろうな」という事でした。
物語としてはちゃんと終わっているのでしょうが。
「続編だったらこうなるんだろうな」という謎が
至る所に散りばめられていましたので。
「もっと売れていたら、この素晴らしい作品の続編を楽しめたんだな」と、
今になって悲しくなりましたね。
ただ、最後まで遊んだ後の、
「良い作品を遊んだな…」という満足感は絶対に得られますので。
スーパーファミコンを持っているという方は、
今すぐにでも遊んでほしいなと思います。
もしかしたら、
クロノトリガーやマザー2を超えるくらいの
感動を貰えるかもしれない
もう一生手放さないと決意した
スーパーファミコンのRPGの中で言えば、
5本の指に入るほど素晴らしかった
物語重視の超名作RPGなのでした
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
遊ばないと後悔する そのくらいの神ゲー
それこそが、今急いで3220円で買う理由です
この記事を読んで、
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沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
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ソフトのみ 3220円
完品状態 6170円
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