モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

仮面ライダー PS版 2号を見た瞬間に  恐怖と絶望しか感じない そんな怪人モードが熱い

原点が一番面白いって 逆に凄いよね

 

[記念すべき 初の仮面ライダー格ゲー  その面白さはトップクラス]

[仮面ライダー  バンダイ  プレイステーション]

 

1998年発売   

ジャンル 格闘ゲーム  

参考価格  460円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  仮面ライダー格ゲーの原点にして 最高峰

どんな人にお勧め  全ての仮面ライダー好きは 遊ばなくてはならない

ゲームアーカイブスで配信無し

 

 

面白いゲームに出会った時って

本当に幸せですよね。

 

「こんな面白いゲームがあったなんて、世界は広いな」です。

 

そんなゲームに出会ったら

みんなに教えたくなるのは当たり前ですよね。

 

そして、そんなゲーム程

文章が長くなってしまいます。

 

ちょっと長いかも知れませんが

お付き合いください。

 

 

そんな今回の 遊んでいて 楽しさしかなかった 超名作ゲーム

仮面ライダーの感想です。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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仮面ライダーとはどんなレトロゲーム

 

この仮面ライダーですが

1998年にバンダイから発売された

プレイステーション専用の格闘ゲーム作品でした。

 

大人気特撮ヒーロー

仮面ライダー」のゲーム化作品で。

 

初代の仮面ライダーをモチーフにした

 

記念すべき、初仮面ライダー格ゲーでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

主人公の「本郷猛」

 

相棒の「一文字隼人」となりまして

 

地獄の軍団「ショッカー軍団」と戦っていく

 

原作どおりの目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな格闘ゲーム作品で

 

今までの仮面ライダー格ゲーで採用されていた

「ボタンの組み合わせで必殺技を出していくタイプ」にプラスして。

 

コマンドを入力して

ライダーキックなどを発動する

ストリートファイター2の様なシステムになっていました。

 

バーチャファイターや鉄拳の様でもあり

 

ストリートファイター2の様なシステムでもある

 

ハイブリットの格闘ゲームになっていました。

 

 

ストーリーモード

 

対戦モード

 

サバイバルモード

 

戦闘員を無限に倒すモード

 

チーム対戦モード

 

特訓モード

 

デジタルカードモードなど

 

とてつもなく豪華なモードになっていました。

 

 

ゲームの基本的な流れとしましては

 

ストーリーモードを遊んで

仮面ライダーの世界を体験していく

 

サバイバルモードや

戦闘員を倒すモードでカードのパックを稼ぐ

 

カードのパックを開けて

仮面ライダーカードを集めていく

 

カードを集める事で

隠しキャラや隠しモードが集まって行く

 

ああ楽しい…。

 

こんな流れになっていました。

 

 

後に発売された

「平成仮面ライダー格ゲー」とは違いまして

 

このゲームのメインターゲットは

初代仮面ライダーを見ていた、大人になっていました。

 

そんなターゲット層でしたので

ガチの格ゲーじゃないと怒られると思ったのでしょうね。

 

格闘ゲームとして遊んでも

最高クラスの作品に仕上がっていました。

 

この後に発売された

仮面ライダークウガ」に関して言えば

この作品の流れを受け継いでいまして。

 

ガチの格闘ゲームを遊ぶことが出来たのですが。

 

仮面ライダーアギトからは

メインターゲットがお子様になっていまして。

 

ガチの格闘ゲームというよりかは

爽快感抜群のアクションゲームという感じになっていました。

 

ですので

仮面ライダーのガチゲーを遊びたい」という人は

この作品こそが、待ち望んでいた作品になるのではないでしょうか。

 

 

仮面ライダーシリーズの原点にして

 

トップクラスの名作格ゲー

 

そんな絶対に遊んでほしい作品なのでした。

 

 

 

仮面ライダーの感想でもあり レビューでもあり

 

[ストーリーモードをクリアするのに30分以上かかるという 濃厚さ]

 

このゲームが何故素晴らしいのか

 

ストーリーモードがちゃんとしているからです。

 

 

ショッカー戦闘員が出てきて

 

戦闘員を蹴散らして

 

ようやく怪人が登場して

 

怪人を倒すと、次回予告が流れて

 

次のステージへ。

 

こんな流れが素晴らしかったです。

 

怪人との戦いは2段階になっていまして

 

怪人の体力が減ると

 

違うステージに移行して

BGMが仮面ライダーのテーマソングに変化する

 

そんな熱さがありました。

 

 

このモードのなにが凄いのか?

 

けっこう長いんです。

 

蜘蛛男を倒して

 

死神カメレオンを倒して

 

蜂女をたおして

 

サボテグロンを倒して、なんて感じで

 

有名な怪人たちが次々と襲ってきます。

 

ピラザウルスを倒して

 

ガラガランダを倒して

 

ガニコウモルを倒して

 

ヒルカメレオンを倒して

 

最後にショッカー首領を倒す。

 

こんな濃厚過ぎる

ストーリーモードになっていました。

 

 

他の仮面ライダー格ゲーが

10分から15分でエンディングを見られるのに対して。

 

まさかの30分以上の熱戦ですからね。

 

いかに本気だったのかが分かります。

 

 

敵の強さもなかなかのもので

 

「ライダーキックでとどめを刺したいよね」なんて、甘い考えだと

あっという間にやられてしまうのも流石でした。

 

 

キャラゲーだと思って舐めるんじゃない」

 

「ガチの格ゲーだと思ってかかってこい」

 

そんな真剣さを

このゲームには感じられたのでした。

 

 

ストーリーモードが面白い

 

これだけで、最高のゲームなのかも知れません。

 

 

 

[もう一つのストーリーモード それがショッカーストーリー]

 

実はストーリーモードは

2種類用意されていまして

 

仮面ライダーのストーリーモードと

ショッカー軍団のストーリーモード

 

この相反する2種類のモードが用意されていました。

 

 

仮面ライダーのモードでは

 

ショッカー軍団を倒すために

沢山の怪人を倒していきます。

 

つまり正義の目線で進んで行きます。

 

 

一方、ショッカー軍団のストーリーモードでは

 

仮面ライダーを倒すために

どの怪人が最強なのか?を決めまして。

 

勝ち残った最強怪人を

 

更にパワーアップさせて、仮面ライダーにぶつけるという

 

熱すぎる展開になっていました。

 

 

今までは敵だった怪人を操って

ライバルの怪人を倒していき

 

最後は仮面ライダーをぶちのめす

 

こんな、悪側の目線で楽しむことができました。

 

 

このモードの何が凄いって

コンティニューができません。

 

仮面ライダーモードでは

無限にコンティニューができまして。

 

幾らでも負けてよかったのですが。

 

「敗北には、死が待っている」ショッカー軍団では

コンティニューなんて甘いシステムは無い訳です。

 

そんな部分でも

上級者向けのモードになっていましたね。

 

 

そんなこんなで

すべてのライバルを倒していき

 

優勝のご褒美として

 

パンチ力強化

キック力強化

ライフ強化

戦闘員の増員

 

この4種類のどれかから

パワーアップして貰えました。

 

私はガラガランダを使用していまして

 

ハイキックが得意技だったので

キック力を強化しました。

 

 

そして、遂に仮面ライダーとの最終バトルになります。

 

 

最初は戦闘員が戦うのですが

 

戦闘員がかなり優秀でして

あっという間にライダーのライフを0にしてくれました。

 

ただ、戦闘員では倒すことができない様で

戦闘員が全員やられるまで、見ていなければなりません。

 

そして仮面ライダー1号が登場するのですが

ライフが0ですので。

 

ガラガランダの

ハイキック一発で終わりました。

 

「あ!これは楽勝だな」でした。

 

 

そしてラスボスとして登場するのが

仮面ライダー2号でした。

 

ライフも満タンですし

 

今までの敵にも楽勝で勝てましたので

 

完全に余裕だなと思いました。

 

 

そして、瞬殺されました。

 

 

仮面ライダー2号の強さですが

 

もう、とてつもない攻撃力でした。

 

流石「力の2号」でした

 

パンチのコンボを食らっただけで

4割のライフを持っていかれまして。

 

こっちの攻撃は

完璧に防御されて、カウンターで投げを喰らう。

 

その結果、瞬殺。

 

そんな圧倒的なラスボスになっていました。

 

 

このラスボスに来るまでに

最低でも7分ほどかかりますので

 

戻しては瞬殺

 

戻しては瞬殺という

 

地獄を味わいました。

 

ここで、コンティニューができないのが

いかに辛いのかに気づきましたね。

 

 

ジオニックフロント」というガンダムゲームで

ガンダムと目があった瞬間に死んだように。

 

仮面ライダー2号に近づいただけで

瞬殺される

 

そんな、怪人という立場の悲しさを

思う存分味わったのでした。

 

 

格闘ゲームのラスボスの中で

 

トップラスの凶悪さ

 

それこそが

仮面ライダー2号という悪魔なのでした。

 

 

 

[そんな悪魔を倒す 最強の怪人  それこそがスパイダーマン]

 

もう完全に絶望していました

 

「どうやって仮面ライダー2号を倒すんだよ」でした。

 

そんな時に説明書を読みまして

必殺技をボタンに設定できることを知りました。

 

このゲームでは

オプションモードで

必殺技をボタンに割り振ることができまして。

 

L2 必殺技1

R2 必殺技2

 

こんな感じで割り振ることができました。

 

 

必殺技というのは

コマンドを入力して発動する技で

 

強いんだけれど

コマンドを入力するのが面倒という技でした。

 

そんな必殺技を

ボタン一つで出せる、激アマなシステムだった訳です。

 

ただ、あまりにも効果抜群ですので

ガチの格闘ゲームには似合わないと思ったのでしょうね。

 

初期の設定では

このボタンが空欄にされていました。

 

ですので、説明書を読まない人は

このシステムに気づかない訳です。

 

 

そんなシステムに気づきまして

さっそく遊んでみました。

 

そんな時に

ヤバい存在に気づいた訳ですね。

 

 

蜘蛛男という最初の怪人がいまして

 

仮面ライダーの強さを表わすための

噛ませ犬的な役割だったと思うのですが。

 

この蜘蛛男が

異常な強さになっていました。

 

必殺技を使用すると

斜め上に張り付きまして、そのまま相手に体当たりします。

 

これがまあ、本当に酷かったです。

 

斜め上に張り付くと、どうやっても相手の攻撃が届きません

 

つまり一時的に無敵になります。

 

そして、相手に体当たりをするのですが

ほぼ間違いなく当たります。

 

しかも大ダメージ。

 

敵が強くなって行くと

前進されて避けられてしまうのですが

 

それでも、何回か繰り返せば当ります。

 

ですので、L2ボタンを押すだけで

勝手に敵が死んでいきました。

 

 

もう一つの必殺技も強力で

 

糸の縄に乗って、相手に蹴りを食らわすという

どこからでも攻撃できる、万能な技になっていました。

(マーブルVSカプコンで、まったく同じ技をスパイダーマンが使っていましたが、これは偶然なのでしょうか。気になります。)

 

 

仮面ライダー2号という悪魔は

近づいたら瞬殺されます。

 

そんな敵には

遠くから大ダメージを与えるのが正解ですからね。

 

その結果が

蜘蛛男の必殺技という正解にたどり着いたのでした。

 

 

それでも、楽勝で勝てるのか?と言いますと

 

全くそんなことは無く。

 

必殺技を発動した瞬間に

すっと前進されまして

 

蜘蛛男が着地した瞬間に

地獄のパンチコンビネーションを叩き込まれまして

 

あっという間に瀕死にされましたからね。

 

「お前は天才なのか!!」と思いました。

 

 

それでも、なんとか倒すことができましたが

蜘蛛男がいなければ、まずクリア出来なかったと思います。

 

ですので

仮面ライダー2号が倒せないんですけど!!」となったら

最強の男、スパイダーマンをお使いください。

 

きっと幸せが訪れると思います。

 

 

このモードをクリアする事で

「ショッカーライダー」というキャラをゲットできるのですが。

 

このゲームを購入した人の

何割の人がショッカーライダーまでたどり着いたのでしょうね。

 

ショッカーライダーを出さないまま売った人も

相当居たのではないでしょうか。

 

 

蜘蛛男を使用しないで

仮面ライダー2号を倒すことができるのか?

 

そんな異常すぎるラスボスをご堪能下さい。

 

 

 

仮面ライダーのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

仮面ライダーのファンではないので

遠慮しておきます

 

こんなことを思っている人も多いでしょう。

 

ちょっと待ってください

 

格闘ゲームとしても名作です

 

いや、超名作です。

 

難易度は高めですが

 

面白さは保証しますので

 

是非とも、この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

格闘ゲームとしても面白いのですが

 

やっぱりストーリーモードでしょうね。

 

仮面ライダーになって怪人をボコボコにして

 

怪人になって仮面ライダーに恐怖する

 

そんな二つの世界を

1つのゲームで思う存分味わうことができる。

 

このゲームを作った人は

正真正銘の天才なのかもしれません。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

こんなにも面白いゲームなのに

なぜか格安で購入できます。

 

格安なので

「このゲームはクソゲーなんだろうな」と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、それは違います。

 

マジで面白いです。

 

2000円で買ったとしても

後悔はしなかったと思います。

 

そんなゲームが格安で買える

 

もう急ぐしかないよね。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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