モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

学校の怪談とはどんなゲーム 原作映画をそのままゲームにしたアドベンチャー

子供時代に戻ってお楽しみ下さい

 

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[映画を見直したくなるという 最大の罠] 

[学校の怪談   セガ  セガサターン]

1995年発売  ジャンル クリック式アドベンチャー  参考価格430円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  映画の世界感を上手く表現している

どんな人におすすめ?  原作ファンには遊んでほしいな

アーカイブス配信無し

 

ホラーゲームは怖い

 

ホラーゲームは悲しい

 

ホラーゲームは夢中になる

 

 

そんな今回の、映画のゲームと言うよりも 映画をそのまま観ている感じかな?

学校の怪談の感想です(*’▽’)

 

 

 

学校の怪談とはどんなレトロゲーム

 

この学校の怪談ですが

1995年にセガから発売された

セガサターン用のアドベンチャーゲーム

大ヒット映画の「学校の怪談」をゲーム化した作品でした。

 

ゲームの目的は

夏休み前に起こった事件をきっかけに

少年少女たちが、学校の七不思議を体験していく…こんな感じのストーリーでした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアドベンチャーゲーム

画面の中をクリックしながら、情報収集をして行き

事件を解決していく。

 

そんな、映画の世界を自分自身で体験できる

夢の様なシステムでした。

 

オーソドックスなアドベンチャーゲームでありながら

ストーリーは映画の展開だったので

映画を見たことが無い人は、新鮮な気持ちで。

映画を見たことがある人は、懐かしみながら冒険できる。

 

ホラーゲームでありながら

アドベンチャーゲームも楽しめる一挙両得な作品なのでした

 

 

 

学校の怪談の感想でもあり レビューでもあり

 

[これが未来のゲーム機なのか!!]

 

この学校の怪談は、セガサターンで発売されました。

なので、当時の最新技術をふんだんに盛り込むことが出来ました。

 

そんな、未来のゲーム機だったので

イベントシーンが「全て実写」で表現されていました。

 

しかも、映画のシーンがそのまま流れるという

とても太っ腹なゲームで。

このゲームをプレイすると

丸々一本分の映画を見ている様な感覚にさせてくれました。

 

この展開が、とてもドキドキさせてくれ

イベントシーン

アドベンチャーパート

イベントシーン

アドベンチャーパート…という風な感じで

だれることなく最後まで突っ走りましたね。

 

 

2Dキャラクターが移動するゲームの世界から

実写の映像がそのまま流れてゲームが始まる、なんとも豪華な展開に。

セガサターンって凄いんだな」と思わせるには

十分すぎる魅力がありましたね。

 

 

 

[プレイ時間を映画と一緒にするな!!]

 

この学校の怪談ですが

ゲームの内容は、比較的簡単に進んで行きます。

 

ボタンを連打したり

決められたボタンを押したりしながら

映画のイベントシーンを体験していきます。

 

ライフが無くなると、「ゲームオーバー」なのですが

回復アイテムがとんでもなく用意されているので

その点も親切設計になっています。

 

 

しかし、一つだけ問題点が。

 

 

それは、ゲームのプレイ時間の短さにあります。

 

どんなに悩んでも、大体90分くらいで終ってしまうんですよね。

 

まるで、本編の映画と同じ様に…。

 

これが、繰り返し遊べるタイプのゲームなら

文句は無いのですが。

 

このゲームは、アドベンチャーゲームなので

何度も遊ぶタイプではないんですよね。

 

せめて、この倍の時間、この倍の謎解きを遊べていたとしたら

ゲームの評価も変わっていたのだと思います。

 

そんな、映画と同じ時間で終わってしまうのが

物凄く残念な所でしたね。

 

 

隠しアイテム探しという

おまけ的な要素も、あるにはあるのですが

その部分をプラスしても、2時間程度で終ってしまうので。

 

ゲームを買った初日にクリアして

そのままゲームショップに売りに行ってしまう

なんて人が、ビックリするくらい続出したそうです。

 

その結果が、「発売から2週間で、500円まで下がってしまう」という

前代未聞の伝説を残したのかも知れませんね。

 

ゲームは面白いのに

プレイ時間が圧倒的に短い

そんな伝説のゲームだったのでした。

 

 

 

学校の怪談という映画とは?

 

この学校の怪談シリーズですが

最初の頃は、ホラー映画のジャンルだったのに

徐々に感動系へとシフトチェンジしていきまして。

最後の映画は、完全に泣いてしまう映画に変身していましたね。

 

しかし、今見ても映画の出来は素晴らしく

このゲームをプレイしていたら、猛烈に続編の映画が見たくなりましたね。

 

そんな、この世代にはたまらない

感動系のホラー映画なのでした

 

 

 

学校の怪談のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

夏休みと学校の怪談がセットだったあの時代

そんな時代に戻ることは不可能ですが。

 

精神的な意味で言えば

戻ることは可能ですので

このゲームを通して、あの素晴らしい時代にタイムスリップしてください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

やっぱり、映画の世界を冒険できるのは最高ですよね。

 

結末を捻じ曲げる事は出来ませんが

それでも冒険している感はありましたので

今なお、愛されているのかもしれません。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームを

「短くて詰まらないゲーム」と言うのは簡単です。

 

しかし、ゲームの流れはとてもドキドキさせてくれて

この時期には、無性にプレイしたくなる名作ホラーゲームでした。

 

映画を観るもよし

ゲームを遊ぶもよし

両方を楽しむもよし

 

ゲームをプレイした後には、小学生時代の友達にメールしたくなる

それこそが、このゲームの隠された魅力です。

 

 

今遊んでも、意外と楽しめる事に気付けた

それこそが、今急いで430円で買う理由です

 

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