隠れた名作····隠しておきたい
[必殺道場破り]ジャンル 格闘アクション
昔のゲームというのは
斬新な企画というのが本当に好きなんです。
将棋にRPGの要素をプラスしたら····とか
野球ゲームにRPGの要素をプラスしたら····とか
料理ゲームにパズルの要素をプラスしたら···とかです。
そして格闘ゲームというジャンルに
RPGの要素をプラスしたら面白そう····さらに!!
三国志や
信長の野望でお馴染みの
国取りの要素もプラスしたらさらに面白そう!!
そんなぶっ壊れたアイディアで完成したゲームがこれ
[必殺道場破り]です。
私がこのゲームに出会ったきっかけは
パッケージを見て危ない感じが面白そうと感じたから
ただそれだけの理由です。
(ファミコンのゲームで迷った時は、パッケージの危ない匂いを感じとる事が、もっとも大事なんですよね。)
必殺道場破りのここが良いよね
[斬新なシステムが意外と面白い!?]
このゲーム目的は
自分の格闘技の流派を全国各地に広める事です。
その格闘技をどうやって広めるのか?
ライバルの道場を力強くで奪う!!です。
その行為こそがゲームタイトルの通り
必殺道場破りという訳ですね。
そんな道場破りですが、
いきなりライバル道場破りに行っても
ただ返り討ちにあうだけです。
それではどうやって奪うのか?
コツコツとレベルアップに励むという
RPG的な展開という事になる訳ですね。
この道場破りの世界は
とてもバイオレンスな世界です。
「食堂に行ってご飯を食べようかな····」と歩いていると、
「ヒャッハー!有り金を全部よこせ!!」と敵が出てきます。
そんな世紀末的な雑魚敵をバンバン倒して
自分の能力を上げて行き
最強の格闘家になっていくというのがRPGの要素ですね。
私の場合は
ほとんど攻撃力だけにパラメーターを振って
殺るか殺られるかの
最強の格闘家を目指して楽しんでいました(^^)
必殺道場破りの頑張って欲しい所
[三国志の要素が辛い]
三国志というゲームのシステムは
弱い敵を倒して
自分の領土にして
徐々に自分の勢力を広げていき
強力な相手に立ち向かって行くゲーム性です。
そんなシステムを
格闘ゲームに当てはめるとどうなるか?
激ムズゲームに大変身!!という訳ですね。
必殺道場破りは
自分の道場を奪われたらそこでゲームオーバーです。
そして自分の道場でしか
レベルアップの修行が出来ません。
つまり
「道場が敵に襲われています」と出たら最後、
その敵を倒すまでレベルアップが出来ません。
そして
道場の敵を倒すには自分の能力が全然足りない····
でもレベルアップは自分の道場でしか出来ない···
セーブデータ消そうかな····というのが、
必殺道場破りのゲームが
まったく売れなかった理由の全てですね。
(自分の道場の数が増えて来ると、急激に面白くなって行くのですが、そこまで持っていくのに大変な労力が必要なのが残念でした。)
このゲームのタイトルを知っている人に
ほとんど会った事がありません
私もゲームを購入して初めてのプレイでしたから、
この必殺道場破りこそが
本当の意味でも隠れた名作なのかも知れませんね。
運が良ければ100円で買えるよ(^O^)
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