モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

バトルタイクーン 格闘ゲームにRPGをプラスする たったこれだけで虜になる

もう少しで天下を取れたであろうに がんばれよ

 

[格闘ゲームにRPGをプラスする たったこれだけで虜になる]

[バトルタイクーン   ライトスタッフ  スーパーファミコン]

 

1995年発売  

ジャンル 格闘ゲーム・RPG  

参考価格  ソフトのみ 1080円  完品状態  1590円

 

記事のネタバレ度 高め

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  格闘ゲームにRPGの要素をプラスする?

どんな人におすすめ? 格ゲー好き RPG好き どちらにもお勧めします

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

面白いゲームを遊んでいる時って、本当に幸せですよね。

 

気付いたら、時間が吹っ飛んでいきます

 

 

日常生活に支障をきたす

 

こんな事を分かっていても、遊んでしまいますからね。

 

ゲームって凄いです。

 

 

そんな今回の、あと数パーセント頑張っていれば 天下を取っていた名作

バトルタイクーンの感想です。

 

 

 

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バトルタイクーンとはどんなレトロゲーム

 

このバトルタイクーンですが

1995年にライトスタッフから発売された

スーパーファミコン専用の格闘ゲーム作品でした。

 

この作品は、PCエンジンで発売されていた

「フラッシュハイダース」という格闘ゲームの続編だそうで。

 

何故か、スーパーファミコンで続編が発売されるという

不思議な作品でもありました。

 

開発は「ライトスタッフ」というメーカーなのですが

ずっともやもやしていたんです。

 

ライトスタッフってどこかで聞いたことあるな?」

 

「物凄く大好きなゲームと同じだったはずなんだけどな?」

 

こんなもやもやでした。

 

早速調べてみると、「秘密結社Q」という

怪人目線でストーリーが展開していく

最高に大好きだったシミュレーションゲーム

ライトスタッフの作品だとわかりまして。

 

「もしかしたら、ライトスタッフの作品は、ドンピシャだったのかも…」なんて

隠れた自分に気付くことが出来ました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

好きなキャラクター9人から一人を選んで

格闘大会で優勝するのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな格闘ゲームでした

 

なんて終わらないのが

このゲームがもう少しで天下を取れたであろう理由です。

 

 

このゲームですが

格闘ゲームにRPGの要素をガッツリプラスするという

有りそうで無かった素晴らしいシステムでした。

 

初めてプレイした時は

「オーソドックスな格闘ゲームなのかな?」こんな印象でしたが。

 

まさかの、ガッツリと

RPGのシステムが取り入れられていますからね。

 

「こんなの、絶対に面白いに決まってるじゃん!!」なんて衝撃でした。

 

 

ゲームの基本的な流れとしては

 

格闘技の大会に出場するために、予選を勝ち抜いていく

 

自分はレベル1なので、他のライバル達には勝つことが出来ない

 

レベルアップの為に

本選とは関係ない「野良試合」を繰り返して、経験値とお金を貯めていく

 

貯めたお金を使用して装備を強化していく

 

はたして格闘技大会で優勝する事は出来るのか? 

 

こんな流れで進んで行きます。

 

 

最初は、弱かったキャラクターが

後半にはどんどん強くなって行きますので。

 

格闘ゲームのテクニックが無くても

レベルと最強装備で乗り切ることも出来ました。

 

そんな、格闘ゲームとRPGの両方を楽しめた、

素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

バトルタイクーンの感想でもあり レビューでもあり

 

[ゲームのシステムがとにかく面白い]

 

このゲームですが、相当面白いです。

 

格闘ゲームですので

「どうやって経験値を稼ぐのかな?」とも思ったのですが

 

遊んでみて「なるほど!!」と納得できました。

 

 

このゲームの経験値は

獲得したスコアがそのまま経験値に加算されます。

 

ゲームセンターで格闘ゲームを遊んでいて、

いつも思っていました

「どうやったら、こんなに高得点を取れるのだろうか?」と。

 

 

ゲームセンターには

格闘ゲームの達人が二人くらいは居ますよね。

 

そんな人の戦いを観ていると

それはもう見事なテクニックで、倒しまくりです。

 

敵の攻撃を極力食らわない

 

タイムボーナスを得るために直ぐに敵を倒す

 

こんな、どう考えても両立できない凄さが

高得点に表れていると思います。

 

 

そんな格闘ゲームの高得点を、

経験値にそのまましてくれたのが

このゲームの潔い所です。

 

 

このゲームでは

 

残り時間のボーナス 

 

残り体力のボーナス 

 

敵とのレベル差のボーナス、の3つで構成されていました。 

 

 

レベルが低い相手ならば

 

早く倒せて、体力もあまり減らさずに、勝てますが

レベル差のボーナスは貰えません。

 

 

逆に、レベルの差が有り過ぎると

 

沢山の経験値を貰えますが、

一撃でごっそりと減るぶん

体力のボーナスを貰う事が出来ません。

 

この絶妙なバランスを知ることが、ゲームを攻略する近道でした。

 

相手を選ぶ時に

貰える賞金が表示されるのですが

「お金は持っているけど、レベルが低くて戦いたくない」など

結構頭を悩ませてくれるのも楽しかったです。

 

野良試合を戦っていると

最強の武器をドロップしてくれたりしますので

このアイテム集めの要素も最高でした。

 

 

今までは、殴っても微々たるダメージだったのに

 

とにかくレベルを上げて

 

とにかく最強の装備を整える事で

 

「いくらなんでも可哀そう」位の一撃を食らわせることが出来ますので。

 

ストレス解消には、最高のゲームだったのかも知れませんね。

 

 

このモードで育て上げたキャラクターを

バーサスモードでそのまま使用できるなど。

 

友達同士で遊んでも最高の作品でしたので。

 

「どうして?続編が出ていないのだろうな?」と思えるほどの

神ゲーだったと思います。

 

 

 

[どうして神ゲーになれなかったのか?]

 

このゲームですが、本当に面白かったです。

 

格闘ゲームも楽しめて?

 

RPGのやりこみ要素まで楽しめる? 

 

スーパーファミコンの中でも、トップクラスのゲームなのかも知れない!!」 

と思ったのですが。

 

 

そんな興奮も直ぐに終ってしまいましたね。

 

 

このゲームですが

メインのモードである「アドバンスドモード」には

九日間という時間制限がありました。

 

自分以外の8人と戦い抜いて、最後のボスと戦いますので

九日間で九試合を行います。

 

一日は、朝、昼、夕方、夜、こんな感じで、時間が分けられています。

 

昼にはバトルタイクーンの予選を行いますので

残りの時間を、野良試合に捧げるという訳です。

 

 

最初は、無限に遊べると思うじゃないですか。

 

予選に勝てなかったら

「レベルを上げて再挑戦すればいいんだな」と思うじゃないですか?

 

まさかの、日数制限があるので

予選に勝たないと先に進めないシステムでした。

 

 

そのぶん、いつでもセーブが出来ますし

 

難易度をいつでも変えることが出来ますので

 

レベルアップをサボっても、詰むことは無かったと思います。

 

 

そして、日数制限を気にしながらも

野良試合を繰り返してレベルを上げて進んで行きました。

 

そして、念願のエンディング画面を見たときに

悲劇は起こりましたね。

 

このゲームでは

「エンディングを見たら最後、そのデータは終わりになってしまう」という

酷いシステムだったんです。

 

 

「セーブをしますか?」こんなメッセージが出たときに、思います。

 

「ヤバい、クリアしたデータで無限に遊べるんだ!!」と。

 

「今までは日数の制限があったけど、ここからは無限にレベルを上げるぞ!!」と。

 

 

そんなワクワクからの

 

まさかの「もう遊べない」という罰でした。

 

 

ゲームをクリアする事で

バーサスモードで使用できる様になるのですが。

 

パスワードを打ち込めば、途中からでも参戦できますので

どうしてこんなシステムにしたのでしょうかね。

 

せっかく育てた、

大事なキャラクターのデータを

もう二度と見られないのですからね。

 

かなりガックリしたのを覚えています。

 

 

ゲームを開始して

わずか1時間後には、エンディング画面を見ていましたので。

 

「ここからが本格的に楽しくなる所じゃん!!」という

最高の場所で打ち切られましたからね。

 

相当な衝撃でした。

 

 

そんなゲームのボリューム感の少なさが

「ああ、だからめちゃくちゃ安かったんだな」と納得しました。

 

せめて、3時間位は遊ばせてくれたのであれば

相当な大人気シリーズになれたと思います。

 

 

システムの素晴らしさは文句なしだったのに

 

ボリューム感の少なさが、足を引っ張ってしまった

 

物凄く惜しい作品なのでした。

 

 

 

バトルタイクーンのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ボリューム感に目をつむれば

こんなにも素晴らしいゲームはないと思います。

 

格闘ゲームも楽しめる

 

RPGも楽しめる

 

ああ素晴らしい

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

キャラクターの種類が多いので

新鮮な気持ちで、キャラクターを育成できるのは最高でしたね

 

これで、あと3倍は遊べるようになっていたら

きっと天下を取っていたことでしょう。

 

 

今急いで買う理由ってあるの

 

こんなにも素晴らしい作品ですが

格安です

 

何故ならば知名度がそれほどないからです

 

だったら知名度が上がる前に買っちゃいましょう。

 

値段が上がってから「遊びたかったのにな」では遅いですからね。

 

 

このゲームですが

イベントシーンも、当時としては最高のグラフィックだったと思いますし

 

キャラクターの声優さんも

「こんなに豪華で良いんですか!!」と思ってしまうほどの

凄いメンバーばかりでした。

 

もしかしたら、その部分にお金を掛けすぎて

ボリューム感に手が回らなかったのかもしれません。

 

 

誰かがもう少し開発資金をあげていたら 

 

とんでもない怪作が生まれたと思う

 

そんな惜しすぎる名作ゲームなのでした

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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