モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻き まるちゃんがどうして4人居たのか ようやくわかった

どうして4人のまるちゃんだったのかに 今さら気づく

 

[魅力的なキャラクターを使わないで どうしてまるちゃんだけだったのか?]

[ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻き  エポック  スーパーファミコン]

1991年発売  ジャンル ボードゲーム  参考価格200円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  ちびまる子ちゃんの中でもかなりの優等生

どんな人におすすめ? 不思議なボードゲームが好きなら最高です

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ボードゲームというのは楽しいですよね。

 

遊ぶゲームがなかったら

格闘ゲームか、ボードゲームを出しとけば

とりあえずなんとかなりますよね。

 

特に酔っ払って遊ぶボードゲームは最高です。

 

面白さで言いますと100倍くらい楽しいですね。

 

 

そんな今回の、まるちゃんが4人居た理由に 今さら気付く 

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きの感想です。

 

 

 

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きとはどんなゲーム?

 

このちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きですが

1991年にエポックから発売された

スーパーファミコン専用のボードゲームでした。

 

さくらももこ先生」原作の

大人気漫画「ちびまる子ちゃん」のゲーム化作品で

 

ちびまる子ちゃんのゲームと言えばでお馴染の

ボードゲームでの発売でした。

 

ゲームの目的は

ちびまる子ちゃんとなりまして

ちびまる子ちゃんの個性的でもあり

「あの時代に戻りたいな」とも思える

魅力的な小学生の世界を

365日丸ごと体験しようではないか、そんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなボードゲーム

似たタイプのゲームで言いますと

「人生ゲーム」タイプのボードゲームでした。

 

物件購入

職業選択

相手とのバトル

こんな、王道のボードゲームでは無く。

 

純粋に、ちびまる子ちゃんの日常を楽しむ作品でした。

 

遊べる期間も

「一か月」「三か月」「六か月」「十二か月」

こんな、4種類から選ぶことが出来ました。

 

一か月が10分程度ですので

最長でも120分で終わりますので

サクッと遊べて、サクッと終われる

こんなボードゲームでした。

 

ゲームの流れとしましては

一か月を遊んで、最初にゴール出来れば得点を貰えまして

その得点の合計を競っていく作品でした。

 

得点には

お助けアイテムを購入するために使用するという

使い道もありましたので。

 

最初にゴールするために

あえて、高価なアイテムを購入して進んで行くのか?

 

それとも

自分のサイコロの目を信じて、得点を貯めて進むのか?

 

こんな、その人なりの戦力を考える

ボードゲーム特有の楽しみがあったのも、良かったです。

 

 

季節ごとにイベントが違いましたので

 

5月には、まるちゃんのお誕生日があったり

 

8月には縁日のイベントがあったり

 

12月にはクリスマスプレゼントが貰えたり

 

1月にはお年玉を貰えたり

 

まさに、ちびまる子ちゃんの世界を

365日丸々楽しめ、濃厚な作品なのでした。

 

 

 

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きの感想でもあり レビューでもあり

 

[お助けアイテムが ゲームをとても奥深くしている]

 

このゲームには、お助けアイテムがありました。

 

「キャラメル」サイコロの数にプラスに2

 

「チョコレート」サイコロの数にプラス3

 

「ショートケーキ」サイコロの数が2倍になる

 

「超能力の元」サイコロの目を好きに調節できる

 

こんなアイテムたちが、ゲームを盛り上げてくれました。

 

しかし、こんなオーソドックスなアイテムだけで終わらないのが

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きの凄さです。

 

 

このゲームには

「宿題」という厄介なアイテムがありました。

 

このアイテムを持っていると

ゴールできないというなかなかの極悪アイテムでした。

 

宿題を、一回休んで無くさなければ

ゴールを認められませんので

とにかく、宿題をいかに消費していくのか?というのが大事なゲームでした。

 

このアイテムが

どのくらい凶悪なのかと言いますと

普通にプレイしていても、5個くらいは簡単に貯まってしまいます。

 

つまり、最低5回は休まなければ

ゴールには行けません。

 

ですので、とにかく宿題をするゲームでした。

 

他のプレイヤーはゴールを目指しているのに

自分だけは宿題をして終わる。

 

そんな学生時代を思い起こさせてくれる

トラウマ的なアイテムでしたね…。

 

 

「マイナスアイテムだけで、こんなにゲームが奥深くなるのか」といった

素晴らしさがありました。

 

 

 

[どうして まるちゃんが4人なのかに 今さら気付く]

 

このゲームですが、最大4人まで遊べます。

 

しかし、選べるキャラクターが、全てまるちゃんでした。

 

「赤いまるちゃん」とか

「青いまるちゃん」とか

全てが、主人公である、まる子ちゃんでした。

 

「たまちゃん」とか

はなわくん」とか

「まるおくん」とか

大人気キャラクターたちが沢山いるのに

なぜか使用できるのは、主人公のちびまる子ちゃんだけ。

 

こんな不思議なゲームでした。

 

 

そして、久しぶりにこのゲームをプレイして

このミステリーに、ようやく気付くことができました。

 

物凄くシンプルな理由なのですが

全てが、まるちゃん目線のイベントで

ゲームが構成されていたんですね。

 

はなわくんが、スポーツカーに乗せてくれたり

 

まるおくんが、選挙の投票を無理やり呼びかけて、得点を没収したり

 

たまちゃんが、百恵ちゃんのコンサートに誘ってくれたり

 

全てのイベントが

まるちゃんの目線で、作られていました。

 

つまり、他のキャラクターを

プレイヤーとして使用してしまうと

おかしなことになる訳です。

 

たまちゃんが、自分一人で百恵ちゃんのコンサートに行ったり

 

はなわくんが、自分でスポーツカーに乗って移動したり

してしまう訳です。

 

それを解決するために

まるちゃんを4人登場させるという、暴挙に出たと思われます。

 

これならば

他のキャラクターのイベントシーンを作らなくても

全てが上手くという事です。

 

 

そんな、今更ながらに気付いた、大人の事情なのでした。

 

 

 

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻きのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ちびまる子ちゃんの魅力的な世界感でボードゲームを遊ぶ

これだけで満点をあげても良いですよね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ゲームのイベントが豊富なので

何回でも繰り返し遊べるのは素敵でした

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

365日を体験しなければ

スタッフロールが流れない様になっていたと思います。

 

ですので

久しぶりに丸々365日を遊びましたが

ゲームのイベントシーンが、面白かったですね。

 

穴を掘ったら先生が埋まっていて、お礼に宿題をくれたり

 

ロケットに乗って

「まる子が、初めての女性宇宙飛行士だ!!」とか

時代を感じさせてくれたり

 

あっという間の2時間でしたね。

 

1991年という

スーパーファミコン初期で無ければ

もう少しイベントシーンが盛りだくさんだったのでしょうが。

 

5月8日の

まるちゃんのお誕生日マスを踏まなければ

「二度と遊べないミニゲーム」があったりするなど

 

何度でも、繰り返しゲームを遊べる様に工夫されていましたので

興味がある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

バーチャルコンソールで配信するのは不可能だと思いますので

 

品切れになる前に買ってください

 

激安なので

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

まるちゃんが4人居る 豪快なボードゲーム

ちびまる子ちゃん・はりきり365日の巻き

 

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