今までは 単なるオカマキャラなのだと思っていました
[4時間かけて クリアしたかいがあったな]
1989年発売 ジャンル アクションゲーム 参考価格1000円
記事のネタバレ度 ガッツリ高め
攻略に必要なプレイ時間 1時間
このゲームに対する世間の評価 名作だけどあまり知られてないよね
どんな人におすすめ 骨太なアクションゲームが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信あり
先日ゲームを買いに行きました。
特に目新しい物は無かったのですが
長年探していたゲームソフトを発見しました。
初代のがんばれゴエモンは
結構見かける
たまに見かける
がんばれゴエモン2は
始めて見かける
こんなレアソフトでしたね。
そんな今回の 憧れのソフトを遊んで知った エビス丸に隠された秘密
がんばれゴエモン2の感想です。
このがんばれゴエモン2ですが
1989年にコナミから発売された
ファミコン専用のアクションゲーム作品でした。
ゲームの目的は
天下の大どろぼうゴエモンとなりまして
相棒のエビス丸と一緒に、全国を大冒険していく。
こんなあらすじでした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアクションゲームで
様々な街を巡りながら、手形を3枚集めてステージをクリアしていきます。
マリオの様な横スクロールアクションでは無く
画面の奥にも進めるようになるなど
自由度の高いアクションゲームになっていました。
敵を倒すとお金をゲット出来まして
回復アイテムを買ったり
敵の攻撃を防ぐ装備品を買ったり
残機を購入したり
買い物が楽しいゲームでもありました。
ゲームが難しくてクリアできない
だったら、お金を貯めてアイテム満載で冒険しろ
こんな潔さこそが、がんばれゴエモンの魅力なんですよね。
前作ではゴエモンだけの寂しい冒険でしたが。
今作からは、エビス丸という忍者が仲間になりまして
2人同時プレイも可能になっていました。
ですので、今までは後ろで見ていた人達と
一緒に楽しむことが出来るようになりました。
これは嬉しい進歩だったのではないでしょうかね。
全10ステージを
ノーセーブ、ノーパスワードで冒険しなければならない
そんな辛さもありましたが。
最後まで遊んでしまう凄さがありました。
2016年という今の時代に遊んでも
まったく古臭さを感じない
そんな一度は遊んでほしい作品なのでした。
がんばれゴエモン2の感想でもあり レビューでもあり
[また3Dマップを搭載したよ そしてめちゃくちゃだるいよ]
がんばれゴエモンという作品は
本当に素晴らしい作品だと思います。
マリオでは体験できなかった
和風のアクションゲームという、斬新な世界でした。
そんな作品の中で
不満点があったとするならば
「3Dダンジョン」というとても面倒なシステムでした。
手形を集めるために、必死に探索する。
こんな地獄でした。
初代のがんばれゴエモンでは
このマップを脱出することができなくて。
「2時間かけたゲームを消さなければならない」という事もしばしばありました。
そんな地獄が、
今作のがんばれゴエモン2でも用意されていたんですね。
一応の優しさとして
ダンジョンには地図が落ちていまして。
この地図を見ながら進めることができます。
ですので、
迷いにくいという優しいシステムではありましたが。
後半のステージほど、
とんでもない広さになっていきますので。
この3Dダンジョンをクリアするだけで、
脳みそが死にそうになりましたね。
救済措置として
「お金を払えば手形を購入出来る」というシステムなのですが。
その手形は結構な高級品ですので
結局は3Dダンジョンをクリアした方が早かったんですよね。
この頃のゲームは
意味も無く、3Dダンジョンを搭載されていることが多かったので。
がんばれゴエモンも、
削ることは出来なかったのかも知れませんね。
ウィザードリィが好きな私でも
「勘弁してください」となりましたので。
当時の子供たちには本当に辛かったと思います。
そのぶん、出口が見えた時の安心感は
ウィザードリィにも負けない素晴らしさがあったのでした。
アクションゲームなのに
普通のアクションゲームではない
それこそが、がんばれゴエモンなのかも知れませんね。
[武器がパワーアップするのが楽しい けども?]
キセルを利用して、相手の脳天をぶん殴ります。
そして、ステージにある招き猫のアイテムを取ることで
キセルが小判投げに進化して
小判投げがネズミ花火に進化します。
小判投げは、後のシリーズでも大活躍の必殺技で。
遠くから一方的に攻撃できますので
爽快感抜群でした。
ネズミ花火は、丸い花火を地面に落として攻撃する方法で
中々の癖のある武器でした。
そして、どちらの攻撃方法が優秀なのかは
火を見るよりも明らかでした。
遠くから一方的に攻撃できる
小判投げ
敵の近くに行かないと攻撃できない
ネズミ花火
そんな明らかに順番を間違えた設定でしたね。
パワーアップアイテムを取ると
武器が進化するのですが
ネズミ花火の状態で招き猫をとると
一段階パワーダウンする
こんな不思議なシステムでしたので
武器の調整が簡単だったのは良かったです。
「いっき」という作品でも
槍で突くという原始的な攻撃方法よりも
鎌を投げる攻撃方法の方が圧倒的に楽でしたので
「和風ゲームというのはこういう物なのかな」と自分を納得させておきます。
[エンディングで明かされる エビス丸の本当の正体]
このゲームをクリアするのに4時間ほど掛かったでしょうか。
あまりに面白かったために
購入したその日にエンディングまで遊んでしまいました。
最初のステージでは
極力ダメージを食らわない様にして、お金を温存する。
後半のステージでは
貯めたお金で、アイテムを買いまくって総力戦で行く。
こんな流れでした。
なにせ、落ちたら即死の穴ぼこや海が多いので
気の休まる時がありませんでした。
それでも、ようやく最後のボスを倒すことができまして
遂にエンディング画面を見ることができました。
そこで本当に驚きました。
エビス丸というおたふくソースみたいな顔の忍者が
超絶美人に変身したんです。
それこそ、美少女ゲームの主人公の様な
可愛すぎるくのいちになりました。
なんでも、敵のボスに変身の術をかけられまして
その呪いがようやく解けたのだそうです。
その結果が
今までは小太りのおたふくソース
次からは超絶可愛い萌えキャラ
こんな衝撃になりました。
そこで気づいたんです。
後のシリーズでは
エビス丸というキャラクターは
おかまのキャラクターで登場します。
バレリーナの格好で攻撃する等
中々のパンチ力のあるギャグキャラでした。
しかし、今作をプレイする事で
「エビス丸って中身が美少女だもんね」と納得できるんですね。
しかし、中身が美少女という設定は
後のシリーズでは一切語られることは無く。
知る人ぞ知る裏設定になっていくのでした。
見た目は髭の生えたおじさん
本当の正体はラブリーな萌えキャラ
それがエビス丸に隠された正体なのでした。
がんばれゴエモン2のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
アクションゲームとしても楽しめますし
がんばれゴエモンの歴史を知る為にも楽しめる
絶対に遊ぶしかないよね。
なにがそんなに面白いのか?
地蔵を叩くと地獄に落とされる
お賽銭をするとアイテム一式貰える
おみくじを引くと岩が降ってくる
駕籠屋に連れていかれて、どこに居るのか分からなくなる
なんて感じで
プレイヤーを楽しませてくれる仕掛けが数多くありますので。
この機会に、ガッツリ遊んでみてはいかがでしょうか。
今急いで買う理由ってあるの?
今ではバーチャルコンソールで配信されていますので
WiiUや3DSでも楽しむことができます。
3DSではいつでもセーブが出来ますので
4時間の長丁場も耐えられるのではないでしょうか。
ファミコンで当時を懐かしみながら遊ぶのか
次世代機でお気楽に楽しむのか
お好きな方をお選びください。
髭のおじさんの皮をむいたら
超絶美人の萌えキャラがお目見えする
斬新すぎだね!!
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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