軽く数百回は死ぬ メガドライブ屈指の激ムズアクション
[人間に戻るために 野獣が大冒険していく]
[シャドーオブザビースト ビクター メガドライブ]
1992年発売
ジャンル 横スクロールアクション アドベンチャー
参考価格 ソフトのみ 1900円 完品状態 3980円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 上手い人ならば30分 そうでないならば 10時間以上
どんな人におすすめ ゲームで苦しみたい人には 最高にお勧め
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「シャドーオブザビースト」という
shadow of the beast (megadrive) ~ シャドー・オブ・ザ・ビースト 魔性の掟 (メガドライブ)
ここ最近は、
ちょこちょこメガドライブのゲームを遊んでいますが。
とても幸せです。
昔ほどは安く購入できなくなりましたが。
ごくたまに、1000円前後で売っている時があります。
そんなゲームを購入しては、
悶絶するというのを繰り返しています。
皆さんも、メガドライブを遊んでみてください。
そんな、
運よく1000円ほどで購入したシャドーオブザビーストが
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の あまりにも難しすぎて 逆にクリアするまで遊んじゃう
シャドーオブザビーストの感想です( `―´)ノ
シャドーオブザビーストとはどんなレトロゲーム?
このシャドーオブザビーストですが
1993年にビクターから発売された
(PCエンジンでも発売されています)
そんなゲームの目的は
ビーストの姿をしている主人公が
人間の姿に戻るために
色々なステージを冒険していく
「妖怪人間ベム」的な始まりになっていました
ゲームのシステムは
オーソドックスな横スクロールアクションで
イメージとしましては、
リアルな魔界村という感じでしょうか。
魔界村との違いで言いますと、
横スクロールアクションに
アドベンチャーの要素もプラスされていまして。
ステージを行ったり来たりしながら、
鍵や武器を探し出して、攻略していくという
なんとも面白いシステムになっていました。
広すぎるフィールドにほっぽり出されて
左に行けばいいのか?
右に進めばいいのか?もわからずに
とにかく走り回って
何回も、何十回も、何百回も死にながら
少しずつ、少しずつ、進める距離を伸ばしていく
何度も心を折られそうになったが
絶対にエンディング見たくなってしまった
知る人ぞ知る名作アクションアドベンチャーなのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
1900円
シャドーオブザビーストの感想でもあり レビューでもあり
[とにかく死にまくる メガドライブ屈指の激ムズアクション]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「とにかく死にまくる、激ムズの難易度」でしょうか。
他のアクションゲームとは比べ物にならないくらい、
死にまくるゲーム性になっていまして。
逆に楽しくなってきます。
ここからジャンプしたらどうなるのかな?で
針に刺さって死ぬ、とか
巨大なボスが居るぞ、勝負だ!!で
触れた瞬間に死ぬ、とか
パワーアップアイテムがあるぞ、で
周りの電気に触れて死ぬ、とか
まあ死にまくりの難易度でした。
逆に、
「敵の猛攻で死ぬ」というのは、結構少なかったと思います。
魔界村とかならば、
トラップでも死にますが、
敵の猛攻で死ぬ方が多かったと思うのですが。
今作は変に優しかったといいますか、
所々に回復アイテムを設置してくれていまして。
瀕死の状態になっても、
直ぐにライフ満タン( `―´)ノ、となってくれたのが良かったです。
これで回復アイテムも皆無だったら、
もう完全にギブアップとなったのでしょうが。
回復アイテムが多めに用意されていたので、
「じゃあもう一回遊ぼうかな」となったと思います。
ではなぜ、メガドライブ屈指の激ムズアクションだと思ったのか?
コンティニューがないからです。
まあビックリしました。
普通はコンティニューがあると思います。
もしくは、
裏技を使用してステージセレクトできる、とかだと思います。
しかし、今作に関しては、
そんな優しさは一切ありませんでした。
ステージの終盤まで行くのに、
20分とか30分とかかかるのに。
たった一度のミスで、全てがなしにされる。
まあ痺れました。
「これがレトロゲームだったよね」と、
強制的に思い出させられました。
ただ、この恐怖があるからこそ、
真剣に遊べたのだと思います。
本当にこっちに進んでもいいのか?
本当にここをジャンプしてもいいのか?
このボスは触れてもいいのか?
とにかく考えまくりです。
この考える面白さがあったからこそ、
何度も遊びたくなってしまったのかなと思っています。
このゲームのもう一つの優しさとしましては、
制限時間がありません。
つまり、
製作者も言っているわけです
「真剣に考えてね」と。
この考える楽しさも、
このゲームならではの魅力だったのかもしれません。
クリアするのに10時間以上はかかったけど
まったく後悔はしていない
そんなアクションゲーム好きのための、硬派な作品なのでした。
[アクションゲームなのに ウィザードリィのような面白さがある]
このゲームを遊んでいて思いました。
「ウィザードリィみたいだな」と。
アクションアドベンチャーとRPGですので、
全く違うジャンルなのでしょうが。
遊んでいる感覚が、
ウィザードリィに似ていたんですね。
二つの作品に共通しているのが、
「ちょっとずつ進める距離を伸ばしていく」という楽しさでした。
ウィザードリィで言いますと、
たった2回戦っただけで、瀕死になります。
進める距離で言いますと、
たったの10歩くらいです。
これから大冒険が始まるというのに、
初心者の冒険者は、10歩しか進めない。
それだと悔しいので、
何度も戦闘を繰り返しながら、
地道にレベルを上げていく
この楽しさが、
ウィザードリィだったと思います。
そんな楽しさが、
今作のシャドーオブザビーストにもあったような気がします。
ゲームを始めたころは、
最初のステージを突破するのに、20分も30分もかかりました。
しかし、
何回も、何十回もやり直すことで、
10分から15分くらいまで短縮できるようになります。
これが成長だと思うんです。
冒険者ではなく、
自分自身がレベルアップしていると実感できる
これぞ名作ゲームだと思うんです。
これが「絶対にクリアできないレベル」ならば、
途中で諦めていたと思います。
私には無理です(;´・ω・)で終わりです。
そうではなく、
「意外といけるんじゃない?」と思えるからこそ、
最後まで頑張れました。
ここら辺のバランスも、
このゲームの上手さだったのではないでしょうか。
まあ、
コンティニューを搭載してくれていたら、
もっと人気が出たのは間違いないと思うのですが。
そこら辺の厳しさがあったからこそ、
クリアできた時の喜びも半端なかった訳です。
ですので、
今では逆に良かったと思っています。
アクションアドベンチャーなのに
ウィザードリィのような面白さがあった
メガドライブを代表する
最高のアクションアドベンチャー
シャドーオブザビーストの感想を終わらせていただきます。
シャドーオブザビーストのまとめ
最初は思います
ヤバいゲームだな、と。
敵キャラも、もれなくヤバいですし
トラップの見た目も、もれなくヤバいです。
悪夢という言葉がぴったりの世界観です。
しかし、そんな世界観が、
どんどん好きになっていきます。
最初は気持ち悪いと思っていたのに
後半からは、どんどん素敵だなと思ってしまう
ここら辺もウィザードリィと似ていたのかもしれません。
ですので、
気持ちの悪いイラストが好きな方は、
今作を最高におすすめしたいと思います。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
遊べば 遊ぶほど どんどん好きになっていく 名作アクションアドベンチャー
それこそが、今急いで1900円で買う理由です
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完品状態 3980円
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