クソゲーだと思って敬遠している貴方にこそ遊んでほしい
[多重人格の少女と それをケアする担当医 その2人の人生が複雑に絡み合っていく]
[マリア・君たちが生まれた理由 アクセラ プレイステーション]
1997年発売
ジャンル ノベルタイプのアドベンチャー
参考価格 380円
記事のネタバレ度 中盤までの流れを書きます
(その前にネタバレありと書きます)
攻略に必要なプレイ時間 10時間
どんな人におすすめ 名作ミステリーが好きならば 絶対に満足できます
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「マリア・君たちが生まれた理由」という
この作品は
過去に何度もプレイした作品で、
ずっと頭に残っている作品ですが。
私以外の方も、
プレイステーションのアドベンチャーゲームといえば、
この作品を頭に浮かべる人も多いかもしれません。
そんな、マリア・君たちが生まれた理由を、
どうして今になって遊びなおしたのか?
マリア2を買ったからです。
最近はずっと、
プレイステーションのアドベンチャーゲームを集めていまして。
ようやくマリア2をゲットしました。
そうなってきますと、
マリア1から遊ばなければいけませんからね。
5・6年ぶりくらいに、遊びなおしてみました。
そんなマリア・君たちが生まれた理由が
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので
「どうせクソゲーなんでしょ?」と思って
未だに遊んでいない人に、
このゲームの素晴らしさを届けたいと思います。
そんな今回の 中盤からの盛り上がりは アドベンチャーゲーム史上トップクラス
マリア・君たちが生まれた理由の感想です( `―´)ノ
マリア・君たちが生まれた理由とはどんなレトロゲーム?
このマリア・君たちが生まれた理由ですが、
1997年にアクセラから発売された、
プレイステーション用のアドベンチャーゲームでした
(セガサターン版も発売されています)
そんなゲームの目的は
手首を切って、
病院に運び込まれてきた16歳の少女マリア
そのマリアの担当医の主人公
そんな主人公の目線になって
どうして手首を切るに至ったのか?に迫って行く
中々のヘビーな始まりになっていました。
ゲームのシステムは
オーソドックスなノベルタイプのアドベンチャーゲームで。
似たタイプのゲームで言いますと
「やるドラシリーズ」が近かったのではないでしょうか。
様々な行動を選びながら、
自分だけの物語を進めていく
昔ながらの
ノベルタイプのアドベンチャーゲームになっていました。
選んだ行動によって、
その後の登場人物が変わったり、物語の展開が変わったりしますので。
何度でも繰り返し遊べる作品になっていたのは良かったと思います。
どうして手首を切ったのか?
1人暮らしなのに、
誰が、救急車を呼んだのか?
そんな事を聴いていく内に、
マリアが過去に起こった未解決事件の重大な秘密を知っていると分かり
物語がどんどん複雑な方向に進んで行く
進めば進むほど、面白くなっていく
遊んでいない人は今すぐ遊んでほしい
超が付くほどの名作アドベンチャーなのでした(*´▽`*)
ネタバレしないで遊びたい方は、こちらからお先にどうぞ
380円
マリア・君たちが生まれた理由の感想でもあり レビューでもあり
[普通のアドベンチャーかな? からの爆発力がとてつもない]
いきなりでは有りますが、
ここからは、
中盤までの流れを書いていきたいと思います。
結構、いや、超強烈なネタバレを書きますので、
嫌な方は、ここで閉じて下さい。
ただ、中盤から最高に盛り上がってくるゲームでもありますので、
出来れば読んでほしいなと思います。
そこを知っていても、まだまだ盛り上がりますからね。
判断はお任せします。
では超強烈なネタバレの始まりです
このマリア・君たちが生まれた理由ですが、
序盤は普通のアドベンチャーゲームとして進んでいきます。
流れとしましては
マリアが病院に運ばれてきて
マリアの中に居る、さまざまな人格と話をして
どうして、自殺を図ろうとしたのか?を探っていく
こんな始まりでした。
多重人格という、
結構重いテーマに挑んだ作品でしたので、
その一点に特化したゲームとしても、充分満足できたと思います。
しかし、そこで終わらなかったのが、
このマリアという作品の圧倒的な凄さだったと思います。
このゲームの目的としましては、
どうしてマリアが多重人格になったのか?の解明だと思います。
ここからが超強烈なネタバレです
どうしてなったのか?
過去に、自分の目の前で
両親を殺されたからでした。
ある日強盗が自宅に押しかけてきて、
マリアの目の前で両親が殺されてしまう
そのあまりのショッキングな事件によって、
幼いマリアの精神が耐え切れず
多重人格になってしまった。
こんな理由があった訳です。
そして、その強盗はまだ捕まっておらず、
未解決事件として未だに捜査が続いている。
こんな流れになっていました。
その未解決事件を、
マリアの中に居る「他の人格」に聴きながら、操作を進めていく。
こんな推理アドベンチャー的な流れが、楽しめた訳です。
とはならなかったんですね。
どうしてか?
その強盗は、
既にマリアが殺害していました。
マリアが殺したわけでは無く、
他の人格が殺してしまったのですが。
表面上はマリアが殺害していますからね。
そんな事を聴いて、
ショックを受ける主人公と私でした。
このゲームのヒロインですからね。
「なんとかマリアを助けたい」と思ってきた所に
「私って殺人犯なの(*´▽`*)」ですからね。
相当凄い展開だったと思います。
で、終わりではありません。
ここらからが、このゲームの始まりなんです。
その強盗の正体とは?
主人公の父親でした。
ある日行方不明になった主人公の父親
その父親が強盗で、
しかも殺人犯だった
更に、その父親は、
目の前の少女に殺害されていた
もうヤバいです。
完全にパニックです。
こうなったら最後、
もうゲームを辞める事は出来ませんでしたね。
普通ならば、
「いやいや、そこがこのゲームのメインじゃないの?」
「どうして書いたのか?」となると思います。
違うんです。
ここから、
精神がボロボロの主人公として
自分はどうすればいいのか?というギリギリの状態で
後半へ進んで行くわけです。
精神がボロボロですからね。
遊んでいるこちらとしても、
「これは本心なのか?」と疑ってしまう訳です。
主人公を操っているはずなのに、
その主人公を信じることができない。
このハラハラドキドキ感は、
アドベンチャーゲームの中でも、
トップクラスに凄かったのではないでしょうか。
自分の父親が強盗だという事にショックを受けながらも
どうして、強盗になっていったのかを、
マリアや周りの人間に気づかれないように探っていく
多重人格という重いテーマに
ミステリーの要素をこれでもかと詰め込んでいる
名作の上を行く、
超名作アドベンチャーゲーム
マリア・君たちが生まれた理由の感想を終わらせていただきます。
マリア・君たちが生まれた理由のまとめ
最後に、
このゲームを遊んでいて、
「少しだけ残念に思った部分」を書いていきたいと思います。
まず言えるのは、
アドベンチャーゲームとしてのクオリティは相当高いです。
物語の面白さもさることながら
文章の読みやすさ
音楽の素晴らしさ
マルチエンディングのやりこみ度等々
アドベンチャーゲームとしてのクオリティは文句無しです。
ですので、ほぼ文句はないです。
そんな中で、
あえて残念な部分を言うのならば、
1時間に1回しかセーブ出来ない所でしょうかね。
と言いますのも、
ドラマの様な流れになっていまして。
なにか重大な事件が起こって
エンドロールが流れて
次の話に移行する
こんな感じになっていまして
その最後にしかセーブができませんでした。
ですので、
ちょっとした時間に遊ぶというのは、少しきつかったと思います。
ただ、この時代のアドベンチャーゲームというのは、
このシステムが当たり前でしたからね。
今の快適なシステムに慣れている人にとっては、
ちょっとだけ辛かった部分かもしれません。
ただ、そこ以外は完璧ですからね。
今すぐ遊んでほしいなと思います。
何も知らない純真無垢なマリアと
その中に隠れている、沢山のマリア
そして、どんどん精神がボロボロになっていく主人公
そんな、
先の展開が一切予想できない
超名作アドベンチャーなのでした( `―´)ノ
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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