モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

もしかしたら ハック&スラッシュの新勢力なのかもしれない ダンジョンメーカー DS版

大好きな人には神ゲー それ以外の人には耐えられないかな?

 

[魔王が住みたくなるような 魅力的なダンジョンを作り上げろ!!]

[ダンジョンメーカー 魔法のシャベルと小さな勇者

グローバルAエンタテインメント  ニンテンドーDS]

 

2007年発売  

ジャンル  RPGと街づくり系シミュレーション

参考価格  600円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  好きな人は好き それ以外の人は耐えられないかも

どんな人におすすめ  単調なゲームが好きならば ドンピシャかも

 

 

最近はずっと、

ウィザードリィ系のRPGを遊んでいます。

 

少し前までは、

あえて封印していました。

 

何故か?

 

遊んだら最後、

アイテムコンプリートまで遊びつくしてしまうからです。

 

しかし、こうも思いました。

「エンディングまでという制限付きなら、遊んでもいいかな?」と。

 

その結果が、

遊んでは買い、遊んでは買い…なんて、

当時以上の熱狂ぶりです。

 

そんな時に、

昔遊びまくっていた、ゲームを思い出したんです。

 

 

「あ!今が遊び時かも!!」と。

 

 

そんな今回の 自分でダンジョンを作るという異色作

ダンジョンメーカーDS版の感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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ダンジョンメーカーDS版とはどんなレトロゲーム

 

このダンジョンメーカーDS版ですが

 

2007年にグローバルAエンタテインメントから発売された、

ニンテンドーDS用のRPG作品でした

 

ダンジョンメーカーという作品は、

PSPなどでも発売されているのですが。

 

ニンテンドーDS発売という事もあり、

他の作品よりも、かなり可愛らしい雰囲気の作品になっています。

 

 

そんなゲームの目的は

 

家具屋の採用試験に落ちてしまった主人公

 

このままでは無職人生まっしぐら

 

そんな時に、

言葉を喋る魔法のシャベルを拾ってしまう

 

このシャベルは

ダンジョンを作り出すことができる、魔法のシャベルだった

 

ここから、

少年と少女と不思議なシャベルの、

ダンジョン作り生活が始まって行く…。

 

こんな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは、

なんとも不思議なゲームシステムになっていまして。

 

表面上は、

ドラクエの様なコマンド選択式のRPG

 

だけど、

自分自身で、ダンジョンをクリエイトしていく、

街づくり系のシミュレーションも楽しめる。

 

とても独特なゲームシステムになっていました。

 

 

街では色々なクエストが舞い込んできます

 

あのアイテムが欲しい、とか

 

あの食材を食べてみたい、とか

 

ドラゴンを倒してきてくれ、とか

 

色々な悩み事があります。

 

そんな悩み事をきいて

 

そのクエストに関連しそうな家具を

ダンジョン内に設置していきます。

 

家具を設置することで、

そこにモンスターが住み着きまして。

 

そのモンスターを倒して、

お金や装備品、食材などを稼いで行くという感じでした。

 

経験値という概念がありませんので、

モンスターを倒してレベルアップしていく訳ではないのですが。

 

モンスターが落とした食材を食べることで、

キャラクターのステータスがアップしますので、

食材が経験値代わりだったかもしれません。

 

 

ダンジョンには「評価」というものがありまして、

その評価を一定まで上げることができれば、

無事にボスが住みついてくれます。

 

火属性のボスを呼びたい時は、

囲炉裏や暖炉を置いて

 

水属性のボスを呼びたい時は、

水飲み場や噴水を置いて

 

ドラゴンや魔王などの伝説級のボスを呼びたい時は、

豪華なベットや礼拝堂を置いて

 

そのボスに住んでもらう為に、必死に頑張って行く

 

こんなリアルさがありました。

 

 

「是非とも、このダンジョンにお越しください」と

自分でボスを呼びこんで。

 

世界平和の為に討伐する

 

何とも斬新なRPGでした。

 

 

ファンタジーなのだけどリアル

 

リアルなのだけどファンタジーな

 

そんな遊ぶ人を選びまくる、

RPG界の異端児なのでした。

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

600円

 

 

 

 

ダンジョンメーカーDS版の感想でもあり レビューでもあり

 

[お金を稼いで ダンジョン魅力的にして アイテムや食材を稼ぐ 新時代のハクスラ]

 

このゲームですが、

やることはとてもシンプルです。

 

家具を設置して、呼びたいモンスターを呼び

 

そのモンスターを倒して、

お金、装備品、食材を集めて

 

集めた食材を料理して、

自分の好きなパラメーターを上げて

 

稼いだお金で、また新たな家具を購入する…。

 

こんな一連の流れになっています。

 

ひ弱だった主人公が、

装備や食材でどんどんパワーアップしていく。

 

ウィザードリィなどに代表される

王道のハック&スラッシュを楽しめました。

 

 

このゲームのなにが斬新だったのか?

 

 

自分自身で、戦えるモンスターを選べるところです。

 

 

今までのRPGならば、

出てくるモンスターは完全にランダムでした。

 

ですので、

欲しいアイテムを探すのも大変だった訳です。

 

 

そんなRPGに革命を巻き起こしたのが、

今作の家具のシステムでした。

 

「自分が戦いたいモンスターだけでいいじゃん!!」という、

ジャイアン的な発想で。

 

好きなだけ、

同じモンスターと戦って、

アイテム集めに没頭することができる。

 

新時代のハック&スラッシュが誕生しました。

 

 

ただ、それだけではゲームを進める事は出来ません。

 

 

なぜか?

 

 

ボス好みのダンジョンを作らなければいけないからです。

 

 

ボスを倒せば、

新たな階層に進むことができますので、

強力な装備品や高級食材をガンガンゲットできる訳です。

 

しかし、

ボスに出会う為には、

それ相応のダンジョンを作り上げなければいけません。

 

 

家具の値段も高めに設定されていますので、

そう簡単にボスを呼ぶことはできない訳です。

 

ですので、

必死にお金を稼いで、コツコツと頑張って行くのでした。

 

 

ボスは楽勝で倒せる

 

だけど、ボスを呼ぶにはもっと稼がなければならない

 

なので、必死に労働する

 

そんなリアルをどうぞ。

 

 

 

[好きな人には神ゲー それ以外の人には辛いんだろうな…]

 

このゲームですが、

発売日の1か月後くらいに買いました。

 

自分でダンジョンを作れる

 

こんな響きだけで、

居ても立っても居られなくなりました。

 

その頃から、ウィザードリィが大好きでしたので。

 

まさにドンピシャの作品でした。

 

そして、一気に遊びつくしまして、

「いい作品に巡り合えたな…」と嬉しかったです。

 

 

しかし、

このゲームを友達に貸した時に、

世間とのギャップに気付いたんですよね。

 

戦闘がだるい

 

ダンジョンが全然進まない

 

単調で直ぐに飽きちゃった

 

なんて感じで、

なかなかの酷評でした。

 

 

確かに、

戦闘はめちゃくちゃだるいです。

 

ファミコン時代のRPGみたいです。

 

しかし、

爆弾というアイテムがありまして、

1ターンでほぼ全滅させられます。

 

なので、この爆弾の強力さに気づいてからが、

本番だった様な気がします。

 

 

ダンジョンが進まないというのもわかります。

 

基本はお金稼ぎのゲームですから。

 

地道に進めていくしかありません。

 

 

単調で直ぐに飽きちゃったというのも理解できます。

 

モンスターとの戦闘がメインですので、

イベントなんてものは、ほんの少ししかありません。

 

お金を稼いで

 

ご飯を食べて

 

またお金を稼ぎに行く

 

ほぼ現実です。

 

 

そんなゲームでしたので、

世間的な評価で言えば、かなり低いゲームだと思います。

 

しかし、

この単調さが苦にならない人にとっては、

こんなにも楽しいゲームはありません。

 

 

ウィザードリィだって、

7時間とかアイテム稼ぎしますからね。

 

やっている事は、このゲームと一緒です。

 

7時間のアイテム稼ぎが、

最高の7時間になるのか、苦痛の7時間になるのか?は人それぞれですからね。

 

お金を稼ぐ楽しさ

 

まだ見ぬ装備品を集める楽しさ

 

食べれば食べるほど、どんどんパワーアップしていく主人公

 

そんな部分にたどり着いた時に、

このゲームの評価がガラリと変わるのかもしれません。

 

 

 

 

ダンジョンメーカーDS版のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

遊ぶ人を選ぶゲームです

 

クソゲー扱いされるのも理解できます

 

ただ、私は好きです

 

遊んでください

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

やっぱり、食事のシステムでしょうかね。

 

力だけに特化したり

 

かしこさだけに特化したり

 

バランス良く成長させたり

 

終わりがありません。

 

食べたら、食べた分だけ、強力になっていく。

 

やりこみ好きにはたまらない

食事のシステムを体験して欲しいなと思います。

 

 

今急いで買う理由とは

 

ダンジョンメーカーという作品は、

結構な数発売されています。

 

しかし、遊んだ事が無い人も多いはずです。

 

「いま初めて聞きました」と言う人が大半かもしれません。

 

どうしてなのか?

 

個性的過ぎたからです

 

独創的過ぎたからです

 

ハードルが高すぎたからです

 

しかし、この記事を読んで、

少しだけ興味を持ってくれた人もいるはずです。

 

ウィザードリィが好きだから、いけるかも」と思ってくれたはずです。

 

そんなあなたの為のゲームなのかもしれません。

 

ウィザードリィが好きなら70%くらいで

 

それ以外の人でも30%くらいで気に入ってもらえる

 

ダンジョンメーカーDS版という

神ゲー候補生の感想を終わらせていただきます。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

もしかしたら ハック&スラッシュの新勢力なのかもしれない

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完品状態  600円

 

 

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