沈黙の艦隊が大好きな私にとっては ドンピシャでした
[世界が水没してしまった そうなって来ると 主役は潜水艦ですよね]
[サブマリンハンター鯱 ビクターインタラクティブ プレイステーション]
1999年発売 ジャンル アクションシューティング 参考価格600円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 6時間
このゲームに対する世間の評価 発想力は凄い
どんな人におすすめ 沈黙の艦隊が大すきなら 最高です
アーカイブス配信なし
何度も繰り返し読んでしまう漫画ってありますよね。
結末を知っているのに、最高にワクワクできる。
こんな素晴らしい作品たちです。
そんな今回の 遊んだ後は 沈黙の艦隊を読みなおしたくなる
サブマリンハンター鯱の感想です。
サブマリンハンター鯱とはどんなレトロゲーム?
このサブマリンハンター鯱ですが、
1999年にビクターインタラクティブから発売された
プレイステーション専用のアクションシューティングでした。
ゲームの目的は
文明の進化に伴い、
世界は急激な温暖化を迎えていた。
その影響からか、
数万年の歳月を費やしてできた氷河が、溶けだしてしまう。
全世界は水没し、
大半の人類は死滅してしまう。
そんな混沌する世界の中で、
原子力潜水艦「シャチ」を操りまして。
色々な厄介事を解決して行きながら、
必死に生き抜いていく。
そんな壮大な目的になっていました。
原子力潜水艦という、
エネルギーを補給しなくても、無限に動き続ける
ヤバすぎる兵器に乗りこみ。
迫りくる脅威に対抗していく。
沈黙の艦隊で描かれていた、
濃厚なバトルシーンを、自分自身で体験できる。
そんな最高のゲームでしたね。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアクションシューティングで。
潜水艦で遊びましょう。
こんな感じだったでしょうか。
3Dのアクションステージで、
敵の潜水艦を撃破するために、大暴れする。
リアルなアクションシューティングになっていました。
しかし、このゲームは潜水艦のゲームです。
主な戦場は、海の中です。
敵が襲ってきます。
もしくは、こちらが襲いに行きます。
しかし、相手がどこにいるかは分かりません。
海の中なので。
そんな真っ暗闇の世界で、
どうやって敵を探して、どうやって倒していくのかを考えていく。
こんなリアルなシステムでしたね。
まずは、「ワイド」という「ソナー(レーダー)」を使用して、
大まかな敵の位置を確認します。
あくまでも、大まかな位置しか確認できません。
そうやって、
敵がどこにいるのかを確認したら、
次は「ビーム」というソナーを打ちます。
このビームは、範囲は狭いのですが、
正確に敵の位置を確認することができまして。
ここで、ようやく敵を攻撃できる様になります。
普通のアクションシューティングならば、
敵の姿を確認するだけで攻撃することができます。
しかし、ここは海の中ですからね。
目の前に敵の潜水艦が迫ってこようが、
ソナーで位置を確認しなければ、発見できないようになっていました。
敵がどこにいるのか
どの進路を進んでくるのか
どうやったら後ろをとれるのか
こんな、戦略的な楽しさがありました。
敵を発見したらどうするのか?
ありったけの魚雷を撃ちこみます。
潜水艦の攻撃方法と言えば、魚雷です。
魚雷を装填し
撃てるまでの時間を粘り
時間が来たら、一気に発射する
そして、次の魚雷を装填する…。
こんな繰り返しが、楽しかったですね。
そのまま突っこんで行く魚雷
敵のエンジン音に反応する魚雷
敵の影を認識して突っこんで行く魚雷
一旦空中に飛んでいき、
海面に再突入するハープーンミサイル
などなど、沢山の兵器を使いこなしながら、
海の王者になって行く。
そんな作品でしたね。
ステージをクリアすることで、
お金を貰うことができまして。
そのお金を使用して、
自分だけの潜水艦を作り上げていく。
そんなアーマードコアっぽさも最高でした。
最初は軽めのクエストだったのに
どんどん、大掛かりなクエストになって行き
最後は壮大な展開を迎える
そんな、沈黙の艦隊を意識していたであろう展開に
物凄くグッとくるのでした。
有りそうでなかった、
潜水艦が主人公のアクションシューティング
そんな世界をお楽しみください。
ここからは、ゲームの感想に続いていきますので
このゲームの存在を知って
「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は
閉じてもらっても構いません。
その場合は、ゲームを遊んでから
改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。
こちらから購入できます
サブマリンハンター鯱の感想でもあり レビューでもあり
[敵の動きを読まないと なかなか魚雷が当たらない そんなリアル]
このゲームを始めて遊んだ時の印象で言いますと
「魚雷が全然当たらない!!」でした。
敵がいますよね
魚雷を撃ちますよね
全くあたりません。
それは何故なのか?
敵が常に動いているからです。
魚雷というのは、まっすぐ進んで行きます。
ホーミング機能が付いているのであれば、
そのまま敵に向かって飛んでくれますが。
無制限に撃ちまくれる通常魚雷では、
そんな便利な機能は付いていません。
この通常魚雷を、
いかに上手く扱えるようになるのかが、
このゲームの肝でした。
ここで考える訳です。
「どうやったらうまく当てる事が出来るのだろう?」と。
普通に撃っただけでは、避けられてしまいます。
そこで閃きます。
「だったら、予測して撃てばいいのでは?」と。
撃った場所に敵がいないのであれば、
敵がいそうな場所に、あらかじめ撃ちこめばいいのでは?
こんな結論に達しました。
結果は、大正解。
今までは、ガンガン避けられていたのが、
結構な確率で当たるようになりました。
このゲームでは、
魚雷のダメージがかなり強めに設定されており。
当てるまでが大変でしたので、
そこに慣れる事で、サクサク進めるようになったのは良かったです。
お金が貯まってくれば、
様々な魚雷を撃てるようになりますので。
更に戦略性がアップするのも流石でした。
エンジン音に反応する魚雷
エンジンを停止すると、無効化されてしまう
敵の影に反応する魚雷
スピードが遅いので、全力で逃げられると無効化されてしまう
そんな魚雷を同時に撃つと?
なんて感じで、
「どうやって敵にダメージを与えるのか」を真剣に考えていく。
奥深すぎるゲームなのでした。
[そんなゲームを破壊する チート級の角]
そんなゲームでしたので、
難易度で言えば、かなり高いです。
武器を沢山撃てるようにすると
機動性が下がってしまいますし。
機動性にこだわってしまいますと
攻撃力が下がってしまいます。
どうやってクリアするの?です。
物凄く簡単な方法が用意されていました。
それは、潜水艦に角をつけるんです。
角です。
サイやシャア専用ザクに付いている、
あの尖がった物です。
ラムという角が売っています。
この角は、潜水艦で体当たりができるようになる
なんとも不思議な武器で。
魚雷を撃ちこんで、敵の潜水艦を撃墜する。
そんなゲーム性を真っ向から否定しまして、
まさかの体当たりゲームになっていました。
角が付いています。
敵の潜水艦が居ます。
そのまま角を突き刺します。
とてつもない量のダメージを与えられます。
目の前に敵がいるので魚雷を全弾撃ちこみます。
終ります。
こんなヌルゲーになっていましたね。
今まで、6分とか戦っていたのに、
わずか2分とかで終わる様になります。
この武器はヤバすぎましたね。
潜水艦を機動性重視にして、
そのまま相手を突き刺しに行くゲーム。
後半はこんなゲームになってしまいました。
制限すれば良いのでしょうが、
あの無双状態は、なかなかの楽しさでしたので。
エンディングまで、そのまま突っ走ってしまうのでした。
潜水艦をシャア専用にする
これだけで、ゲームの進み方が3倍になる
そんなチートアイテムなのでした。
サブマリンハンター鯱のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
憧れの潜水艦ゲーム
遊んだあとには、沈黙の艦隊を読みたくなる
そしてまた、このゲームを遊びたくなる
そんな無限ループをどうぞ
なにがそんなに面白いのか?
ガチで遊べば、戦略性が大事で面白い。
無双状態を楽しみたいのなら、
シャア専用にすればいい。
ガチの戦略シミュレーションを楽しみ人にも。
圧倒的な強さを体験した人にも。
そんな初心者から上級者まで楽しめる
アクションシューティングなのでした。
今急いで買う理由ってあるの?
最初は思っていました、
「タイトルだけのバカゲーなのかな?」と。
意外や意外、ガチのアクションシューティングでした。
お金を貯めて、最強の原子力潜水艦を目指すも良し
シャア専用にして、海の悪魔になるも良し
そんな、沈黙の艦隊好きには絶対に遊んでほしい
名作アクションシューティングです。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
潜水艦に角を生やそう そして海を支配しよう
それこそが、今急いで600円で買う理由です
「この記事いい感じだったよ」とか
「このゲームを遊びたくなった」と少しでも思っていただけたら
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お気楽な気持ちでどうぞ。
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