モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

マクロス・VF-X2 このゲームが神ゲーであることを 自分自身の体験で証明する

ゲームのシステムも完璧で ストーリーも濃密  なので神ゲー

 

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[初代マクロスの40年後の世界を オリジナルの主人公で大暴れする そんな奇跡]

[マクロス・VF-X2   バンダイ  プレイステーション]

1999年発売   ジャンル フライトシューティング  参考価格940円

 

記事のネタバレ度  熱く語りたいから ガッツリ高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  マクロスじゃなかったとしても ゲームとして完璧

どんな人にお勧め エースコンバットが好きで アーマードコアが好きなら最高です

アーカイブスで配信なし

 

 

書きたいことを書いていたら

いつの間にか6000文字になっていました。

 

でもしょうがないんです

伝えたいことが多すぎましたので。

 

なんでも3000文字前後が

楽に読める文字数だそうです。

 

3000文字ならば

3分から5分程度で読めますので

 

カップラーメンのお供に、なんて感じで

ちょっとした時間に、サクッと読めます。

 

ですので、今回の記事は

その倍かかると思ってお楽しみください。

 

 

そんな今回の このゲームが神ゲーであることを 6000文字で紹介する

マクロス・VF-X2の感想です。

 

 

 

マクロス・VF-X2とはどんなレトロゲーム

 

このマクロス・VF-X2ですが

1999年にバンダイから発売された

プレイステーション専用のアクションシューティングゲームでした。

 

大人気アニメ

マクロスシリーズ」の完全オリジナルの物語として発売された

ファンにはたまらない作品で。

 

時代設定で言いますと

超時空要塞マクロス」の2009年から

約40年後を描いた、2050年の設定になっていました。

 

前作の「マクロス・デジタルミッション」では

「誘拐されたアイドルグループを救出していく」という

なんともマイルドな内容になっていたのですが。

 

今作では

そんなおちゃらけた雰囲気がほぼ無く

 

テロリストとのガチバトルという

硬派すぎる内容になっていたのも、衝撃でした。

 

前作では

必殺技などのシステムがあり

 

かなりアクションゲーム寄りになっていたのですが。

 

今作は

そんな要素を完全排除しまして

完全なる「戦闘機乗り」の世界に進化していましたね。

 

 

そんなゲームの目的は

 

主人公の「エイジス・フォッカー」を操りまして

 

全国各地で起こっている

テロ事件を解決するために

 

特殊チーム「VFXレイヴンズ」に入隊して

テロリストが

どんな目的で破壊活動をしているのかに迫って行く…。

 

勧善懲悪では語ることができない

濃厚過ぎる目的になっていました。

 

最初はひよっこ扱いされていた主人公が

 

様々なミッションをこなしていく事で

どんどん周りから頼られていき

 

重大な決断を迫られる様になって行く。

 

こんな展開が

最高に熱すぎましたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3Dシューティングで

 

似たタイプのゲームで言いますと

 

戦闘機を操っていく

エースコンバット

 

ロボットを操って、敵を殲滅していく

アーマードコア

 

こんな、超名作シリーズの

美味しい所だけをギュッと濃縮したシステムになっていました。

 

 

高速で移動する敵には

戦闘機形態の「ファイター」で

 

敵の密集地では

最大の攻撃力を発揮する「ガウォーク」で

 

市街地や基地内では

小回りが利く、ロボット形態の「バトロイド」で

 

そんな、マクロスシリーズならではの

斬新なシステムも健在でした。

 

 

「敵が逃げるのなら、地獄の果てまで追っかけてやる」

でも構いませんし

 

「動かない敵には、ミサイルとガンポッドで蜂の巣だよね」

でも構いませんし

 

「市街地で、戦うには、やっぱりバトロイド形態だよね」

でも構いません。

 

同じ機体なのに

その形態ごとに戦い方が変わって行くという

豪華すぎるシステムこそが

 

マクロスシリーズの魅力でしたね。

 

 

攻撃方法もシンプルで

 

遠くの敵には、高性能すぎるミサイル

 

近くの敵には、高性能すぎるガンポッド

 

敵のミサイルには

チャフやピンポイントバリア

もしくは、自分自身のガンポッドで撃ち落とす、などなど

 

少ない攻撃方法でありながら

どのマクロスゲームにも負けない

圧倒的な戦闘シーンが売りでした。

 

 

ミッションをクリアして行く事で

歴代マクロスの「バルキリー」がどんどん支給されていきまして

 

そんなバルキリーを乗りこなすのも

最高に楽しかったです。

 

「ケーニッヒモンスター」という

破壊だけに特化した、バカみたいな機体も最高で。

 

このゲームから誕生して

マクロスフロンティア」や「マクロスΔ」でも登場する等

なかなかの人気機体も操ることができました。

 

「次のバルキリーはどんな機体なのだろう」

こんなワクワク感も、次に進みたくなる要素でしたね。

 

 

難易度も

イージー  ノーマル  マニアック

こんな3種類から選ぶことができまして

 

「3Dシューティングって苦手」なんて

ゲーム初心者から

 

「どんな敵でも撃ち落とす」なんて

ゲームの上級者まで

 

万人に楽しめるようになっていたのは

流石だと思いました。

 

 

敵を落とすよりも

オペレーターを落とす方が早い

 

そんな主人公が

 

テロリスト殲滅という、任務を遂行していく内に

 

この事件の全貌を知ることになって行く…。

 

エースコンバットドッグファイト

 

アーマードコアのアクション

 

その両方を

完璧なバランスで楽しむことができる

 

絶対に遊ばなくてはならない

偉大な作品なのでした。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

マクロス・VF-X2の感想でもあり レビューでもあり

 

[あれ?これってクソゲーなんじゃないの?]

 

このゲームですが

世間の評価で言いますと

マジで高かったです。

 

「これ以上のマクロスゲームは無い」なんて程の凄さでして

 

アーカイブスでの配信や

最新ゲーム機へのリメイクを希望されている

 

キャラクターゲームなのに

神ゲーと呼ばれる

数少ない作品の1つでもありました。

 

 

そんな前評判を聞いていましたので

 

940円という

レトロゲームにしては強気の値段設定でも

すんなりと購入してしまいました。

(前作は200円で買えます。)

 

そして、無事に届き

早速遊んでみました。

 

「今から、神ゲーを体験できるんだな」なんて

最高にワクワクしながら。

 

 

まさか、ステージ1すらクリア出来ないとはね。

 

このゲームですが

動作がめちゃくちゃ重いです。

 

アクションゲームというのは

ありえない反応速度で移動して

敵の攻撃をすいすいと避けられるものなのですが。

 

このゲームでは

リアルな戦闘機を表現しているらしく

 

動作がかなり重くなっていました。

 

ゲームのスピード感はとてつもないのに

横を向くだけで、とんでもない時間がかかるなど。

 

ガチのドッグファイトになっていました。

 

この操作性に慣れるまでは

どんな雑魚敵にすら瞬殺されてしまいましたね。

 

 

ステージ1ですので

チュートリアルの様なステージです。

 

「ここで操作方法を覚えて、これからのステージ攻略に役立てて下さい」

こんな優しさだったと思います。

 

そんなステージが、まあ難しかった訳です。

 

最初は、こちら攻撃してくる敵が出てきただけで

あっという間に負けました。

 

なにせ、こちらのミサイルも高性能なのですが

 

相手のミサイルも高性能ですからね

 

ほぼ全弾喰らって死にました。

 

つまり、「ミサイルの対処法」を学ばなければ

その後のステージなんてクリア不可能なんです。

(この時にノーマルモードからイージーモードに変えました)

 

 

まあ、必死に考えました。

 

「どうやったらミサイルを避けられるのだろう?」と。

 

ここで

チャフ」という、アルミ箔をまき散らす

サブウェポンの存在に気づくことができまして。

 

チャフってすげえ!!」なんて分かる訳です。

 

チャフを巻くことで

無数のミサイルが、爆発しまして

全くダメージを食らう事は有りませんでした。

 

しかし、チャフも直ぐに使い切ってしまいます。

 

そこで学ぶのが

「ガンポッドでミサイルを撃ち落とせる」という衝撃です。

 

敵のミサイルを、自分自身で撃ち落とす

こんな新感覚のシステムに度肝を抜かれましたね。

 

未だかつてあったでしょうか

ミサイルを無効化できるアクションゲームが。

 

遠くから無数に迫ってくるミサイルを

ガンポッドというバルカンで必死に撃ち落とす

 

そんな新システムを

ステージ1で教え込まれる。

 

その他にも

 

敵に囲まれたら、遠くまで全速力で逃げるとか

 

ガウォーク形態は

攻撃力は最高だけど、集中砲火を浴びやすいとか

 

バトロイド形態は

ミサイルを一切使用できないけど、ガンポッドにロックオン機能が付くとか

 

今までのマクロスゲームで学んだ常識が

これでもかと破壊されていまして

 

このステージで、全てを学べるようになっていました。

 

というか、学ばなければ

絶対にクリア出来なかったのかもしれません。

 

 

そんなことも有り

ゲームの序盤を遊んだだけでは

「あれ?クソゲーを掴まされた?」と思ってしまいがちなんですよね。

 

しかし、沢山の操作方法を

何度も、何度も、何度も、死にながら覚える事で。

 

あんなに重いと思っていた動作が

だんだん心地よくなって行きまして。

 

「あれ、今の気持ち良かったな」となり

 

「この操作性が、ヤバいくらい面白い!!」となって行きました

 

 

正直言いまして

ステージ1がトップクラスで難しかったです。

 

操作方法を覚える事で

効率的な戦い方になって行きますので

 

その後のステージをサクサク進める事ができました。

 

後半のステージも難しいのですが

最も死んだのは、結局ステージ1でしたね。

 

ただ、イージーモードでこれですからね

ノーマル以上になれば、とてつもないステージになっているのでしょう。

 

 

イージーモードの

 

チュートリアルのステージで

 

30分以上停滞する

 

ただ、操作方法に覚醒した時の面白さは

 

どんなアクションゲームにも負けない

 

 

マニアックモードでクリアする

 

そんな天才になりたいな。

 

 

 

[高難易度のモードでクリアする事で 最高のハーレムを味わえる…らしい]

 

私は、イージーモードでしかクリアしていないので

らしいという事しか分からないのですが。

 

このゲームには、最高のご褒美が用意されているそうです。

 

それは

オペレーターや女性パイロットとのデートシーンだそうです。

 

私も思っていました

「どこがモテ男なのだろう?」と。

 

「敵を落とすよりも、オペレーターを落とす方が早い」

こんなモテ男なはずなのに

 

1人寂しく、バルキリーの整備をしている

こんなシーンしか印象にありません。

 

あるステージでは

「先に戦艦を落とした方が、食事をおごってもらえる」という

 

勝っても、負けても、どっちでもデートをできるという

最高の提案だったはずなのに。

 

「もう少し、上手く戦えたらね」みたいな感じで

完全にスルーされていました。

 

 

この謎に答える、ご褒美のシステムこそが

高ランクでステージをクリアするという、システムだった訳です。

 

高ランクでクリアする事で

「オペレーターとのデートシーン」や

「女性パイロットとのそれ以上のシーン」などを見る事が出来るそうで。

 

まさに、アクションゲームの天才にしか見ることができない

最高のご褒美になっていました。

 

 

マニアックモードをプレイすることで

高ランクを取れるらしいのですが

 

イージーモードで苦戦しているのに

その2段階上のマニアックモードですからね

 

そうそうに諦めましたね。

 

 

イージーモードでは

寂しい主人公

 

マニアックモードでは

全ての女性キャラを落とす

最高のモテ男

 

そんなギャップも、このゲームの売りなのかな。

 

 

 

[あなたはどちらの道を歩みますか]

 

さあ、約5000文字の前置きが終わりました。

 

ここからが

私がこのゲームで書きたかった

最も痺れた部分です。

 

ですので、ネタバレ度で言いますと

完全に重要な部分です。

 

ページを閉じるのなら

この部分が完璧だと思います。

 

「それでもいいよ」と言う人は

そのまま読んでください。

 

 

このゲームの目的ですが

各地で巻き起こっている、テロリストを殲滅していくことです。

 

今までのマクロスシリーズで言いますと

人間対異星人という構図になっていました。

 

どんな存在かもわからない異星人との戦いを

人間目線で体験していく。

 

こんな素晴らしさだった訳ですね。

 

異星人という敵だからこそ

「反応弾」という

核兵器のような強烈すぎる武器を使用できた訳です。

 

そんなマクロスシリーズなのですが

今作の敵はテロリストです。

 

つまり、人間なんですね。

 

異星人のテロリストでは無く

人間のテロリスト

 

人間と人間が戦うという

今までに無かった設定だからこそ

 

最高に盛り上がって行く訳です。

 

 

そんなこんなで

テロリスト殲滅の為に日夜頑張って行きます。

 

そんな時に、過去の仲間が現れるんです。

 

「テロリストになってみないかい?」と。

 

 

ここからの選択次第で

 

今まで通りに

テロリストを殲滅していくのか

 

自分が所属していた

「統合政府」を裏切って、テロリストとして戦っていくのか

 

こんな二つのルートに分かれていきました。

 

 

この展開に、衝撃を受けました。

 

今までは、正義の味方です

「悪のテロリストをすべて殲滅してやる!!」です。

 

しかし、かつての仲間に教えられる訳です。

「悪と思っている敵は、本当に悪なのかな?」と。

 

これが、信頼関係のない仲間ならば

「何を言っているんだ?」となりますが。

 

沢山のミッションを一緒にこなしていますからね

「いったい、どちらを信用すればいいんだ!!」と悩む訳です。

 

こんな展開を、見せられた瞬間に

「だから、神ゲーって呼ばれているのね」と納得しました。

 

 

どちらの道を歩むのかを

プレイヤーに任せる

 

そんな衝撃をお楽しみください。

 

 

 

マクロス・VF-X2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

最初はゲームの操作に慣れないと思います。

 

ただ、慣れてくると

意のままに操ることができます。

 

この瞬間に

とてつもない幸せが訪れますので

 

エースコンバットが好き

 

アーマードコアが好き

 

マクロスが好き

 

このどれかに当てはまっているのならば

絶対に遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

アクションゲームとして完璧

 

ゲームのストーリーも

このままアニメ化して欲しい程完璧

 

そして、マクロスというだけで完璧

 

だから神ゲーなんだな

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

前作の

マクロス・デジタルミッションは

後半のムービーシーンが凄く

 

ムービーを見るだけのゲームなんて

賛否両論ある作品でした。

 

そんな作品ですが

マクロスプレイステーションで楽しめる」という事もあり

かなりの数売れたそうです。

 

その数多くのプレイヤーが

「へえ、続編が発売されるんだ……どうせクソゲーだろうな」なんて

敬遠してしまったそうです。

 

しかし、遊んでみると

とんでもない名作ゲームですからね。

 

ですので、ゲームの存在を知っていても

プレイした事が無い方が、圧倒的に多いかと思います。

 

そんな人に言いたいです

 

今すぐ買ってください。

 

今なら1000円で買えます。

 

1000円で買っても、絶対に後悔しません。

 

レトロゲームに1000円も出すの?」と思うかも知れませんが

絶対に損はしません。

 

「ハードル上げ過ぎなんじゃないの?」と言いたくなると思いますが

 

私はハードルを上げた状態で買っても

最高に楽しめました。

 

神ゲーだと散々言われておきながらでも

最高に楽しめる

 

そんな奇跡体験をして欲しいなと思います。

 

 

正義の味方

 

悪のテロリスト

 

どちらでも、好きな方を歩んでください

 

そんな、新時代のマクロスなのでした。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

このゲームが神ゲーであることを 自分自身の体験で証明する

それこそが、今急いで940円で買う理由です

 

 

「この記事いい感じだったよ」とか

「このゲームを遊びたくなった」と少しでも思っていただけたら

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お気楽な気持ちでどうぞ。

 

 

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