モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

THE・戦艦 憧れの戦艦に乗りこんで  提督気分をあじわおう

潜水艦に乗って戦う…では無く 戦艦に乗って潜水艦を撃墜させまくる

 

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[戦艦大和  戦艦武蔵に乗りこんで 実在に起こった海戦を体験しろ]

[THE・戦艦  ディースリーパブリッシャー  プレイステーション2]

2004年発売   ジャンル アクションシューティング 参考価格350円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  賛否両論あるゲーム だがそれがいい

どんな人にお勧め  戦艦に乗りたい人には 最高でしょうね

 

 

賛否両論あるゲームっていいですよね。

 

好きな人はとことん好き

 

嫌いな人はとことん嫌い

 

沢山の人が遊ぶから

沢山の人の感想を聞けるんですよね。

 

小人数しか遊ばなかったら

感想すら出てきませんからね。

 

「このゲームってどんな感じなんだろう?」と調べても

誰もゲームの感想を書いていない。

 

これが一番寂しいのかも知れません。

 

言いたいことがあるからこそ

どんどん感想を書く。

 

これが名作ゲームになる為の条件かも知れませんね。

 

 

そんな今回の 賛否両論ありすぎる リアルなシューティング

THE・戦艦の感想です。

 

 

 

THE・戦艦とはどんなレトロゲーム

 

このTHE・戦艦ですが

2004年にディースリーパブリッシャーから発売された

プレイステーション2専用のシューティング作品でした。

 

超大作を買うくらいなら

「このシリーズを4本買え」でお馴染の

シンプル2000シリーズ第51弾目の作品で。

 

有りそうでなかった

戦艦に乗って、ただただ敵を撃ちまくる

渋すぎる作品になっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

実在した戦艦に乗りこみまして

 

1941年から1943年までの

実在の戦場をモチーフにしたステージをクリアしながら

 

日本軍を勝利に導いていく…。

 

香ばしすぎる目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3Dシューティングで

 

360度から襲ってくる敵を

戦艦に搭載された武器でどんどん撃破していく

 

シンプルな作品になっていました。

 

 

ミッションが30種類用意されていまして

 

そのミッションごとに敵が変わるなど

 

年代が進む事に、どんどん進化していくのは良かったですね。

 

 

大まかな目的は

2種類用意されていまして

 

友軍を守り切りながら敵を撃退していく

 

友軍と一緒に敵を殲滅する

 

こんな、2種類のミッションを

交互に繰り返しながら

 

日本軍がどのくらい壮絶な戦いをしていたのかを体験していく

 

今の時代にはなかなか発売できない

ディープすぎる作品なのでした。

 

 

 

THE・戦艦の感想でもあり レビューでもあり

 

[沈黙の艦隊の 敵側目線で戦えるのは 嬉しいよね]

 

私は沈黙の艦隊という漫画が大好きです。

 

この作品は

最強の戦闘能力を誇る「やまと」という潜水艦が

 

全世界の海軍と戦っていく

 

熱すぎる作品になっていました。

 

 

たった一機の潜水艦が現れただけで

 

世界の軍事兵器は、何の役にも立たなくなってしまう

 

そんな怖さも表現されていました。

 

 

そんな作品で最も盛り上がるのが

敵軍との海戦シーンです。

 

相手は戦艦や空母、戦闘機などで

こちらを抹殺しようと攻めてきます。

 

その危機的状況を

潜水艦の唯一の武器である

「魚雷」だけで、くぐり抜けていくという

胸が熱くなる戦闘シーンでした。

 

ここで思う訳ですね

「魚雷を撃ってみたいな…」と。

 

「魚雷を撃って、戦艦を破壊してみたい…」と。

 

そんな経験が

このTHE・戦艦で、楽しむことができました。

 

 

沈黙の艦隊では

主人公は潜水艦でしたが。

 

THE・戦艦では

主人公は戦艦です。

 

敵側目線ではあるのですが

立場としては一緒でしたね。

 

自分は戦艦で海に漂っています。

 

そんな戦艦を鎮めるために

 

戦艦

 

戦闘機

 

潜水艦が襲ってきます。

 

そんな敵たちを

ガンガン殲滅していく訳ですね。

 

大きな戦艦には

ド派手な主砲を叩き込んで

 

小さな潜水艦には

魚雷を撃って

 

もっと小さな戦闘機には

機銃を撃ちまくる

 

こんな素晴らしさがありました。

 

あんなにも憧れていた魚雷を

自分の好きな様に撃ちまくれるんですからね。

 

もう最高過ぎでした。

 

 

そんな、沈黙の艦隊ファンにはたまらない

硬派すぎる3Dシューティングをお楽しみください。

 

 

 

[このゲームが 最悪のクソゲーと呼ばれている理由]

 

このゲームですが

シンプルシリーズの中でも

特に賛否が分かれる作品になっていました。

 

好きな人はとことん好き

 

嫌いな人はとことん嫌い

 

こんな二極化が激しすぎる作品でした。

 

好きな人の理由としましては

「日本軍の戦いを体験できる」という所でしょうね。

 

歴史でしか知らない海戦を

自分自身で体験することができる

 

これだけで、もう満足という人です。

 

私は、沈黙の艦隊を体験できるので

これだけで、大満足です。

 

 

では、なぜとことん嫌われるのか?

 

それは、ゲームのシステムにありました。

 

このTHE・戦艦では

全くの移動ができないようになっていました。

 

戦艦の位置は固定で

向こうが攻めてくるのを迎撃していくという事です。

 

遠くに戦艦が見えているとします。

 

こちらとしましては

移動して、先制攻撃をぶちかましたいのに。

 

一切の移動を禁じられていますからね

 

戦艦である意味はほぼありませんでした。

 

 

もう一つは

レーダーの意味不明さでしょうか。

 

画面の下に小さなレーダーがありまして

このレーダーを見ながら、どこから敵が来るのかを予想して行きます。

 

これが普通のシューティングならば

 

自分は移動できますので

レーダーがしょぼくてもどうにかなります。

 

「レーダーよりも先に発見してやる!!」てなもんです。

 

しかし、一切の移動を禁止されていますからね。

 

レーダーを活用しなければいけませんでした。

 

 

そして、このレーダーがほぼ意味がありません。

 

と言いますのも

自分の仲間である友軍にも反応してしまいまして。

 

「敵が襲ってくる…かと思ったら友軍かい!!」という事が

めちゃくちゃ起こります。

 

友軍を守りながら戦わなければいけないのに

 

敵軍と友軍が、一切判別出来ないので

もはや肉眼でしか確認できなくなる。

 

昼の戦闘ならば

明るいのでなんとかなりますが

 

夜の戦闘ならば

真っ暗闇の状態ですので、まあ撃ち落とすのが大変でした。

 

戦闘機というのは

 

物凄く小さくて

 

物凄く早い

 

このゲーム最大の敵でした。

 

そんな敵を、肉眼で撃ち落とさなければいけないのが

このゲーム最大の苦痛でもありましたね。

 

 

沈黙の艦隊でも

戦艦や空母に壊されそうになることは無く

 

戦闘機からの

大量の爆撃で、破壊されそうになっていましたので。

 

そんな部分では

リアルなシステムだったのかもしれませんが。

 

「もう勘弁してよ!!」という

とんでもない難しさになっていましたので

 

「THE・戦艦……大嫌い!!」となったのかも知れません。

 

 

移動できるシステムで

 

高性能のレーダーを搭載して

 

ミッションのバリエーションを増やす

 

こうなっていたら

とんでもない名作ゲームになれたかと思うと

 

物凄く惜しい作品でもあったのでした。

 

 

 

THE・戦艦のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ゲームのシステムに賛否両論あるのは分かります。

 

ただ、クソゲーではないと思います。

 

だって、魚雷を撃ちまくれるんですよ。

 

今すぐにでも、遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

敵を撃ち落とす快感は

かなりの面白さです。

 

めちゃくちゃでかい戦艦に

 

ありったけの主砲と

ありったけの魚雷を叩き込む

 

ボム機能を使用して

画面一杯の戦闘機を殲滅する

 

こんな爽快感があるからこそ

 

このゲームを嫌いになれないのでしょうね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

沢山の人に遊ばれたからこそ

沢山の意見が出てきたのだと思います

 

遊ばれないゲームならば

感想すら出てきませんからね。

 

賛否両論あるゲームなのは事実なのですが

 

私は名作だと思います。

 

 

沈黙の艦隊が好きなら

 

遊んで損は無い

 

例えゲームシステムが酷くても…。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

憧れの戦艦に乗りこんで  提督気分をあじわおう

それこそが、今急いで350円で買う理由です

 

 

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