モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

Gセイバー PS2版 イージーモードという名の ベリーハードを体験しろ

このゲームのイージーは  他のゲームのベリーハード

 

[ジオニックフロントを超える  泣きそうになるくらいの激ムズゲーム]

[Gセイバー  サンライズ  プレイステーション2]

2000年発売   

ジャンル アクションゲーム  

参考価格 この記事を書いた当時は210円  今は340円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  いくらなんでも難しすぎでしょ

どんな人にお勧め 激ムズのアクションゲームが好きなら 最高です

 

 

バンダイから発売されて無い ガンダムゲーム

 

という事は

今までのガンダムゲームと違うのかな?

 

 

そんな今回の ガンダムゲームの中で おそらく一番難しいゲーム

Gセイバーの感想です。

 

 

 

Gセイバーとはどんなレトロゲーム

 

このGセイバーですが

2000年にサンライズから発売された

プレイステーション2専用のアクションゲームでした。

 

大人気アニメ

機動戦士ガンダム」の20周年記念として発表された

「Gセイバー」という作品のゲーム化で。

 

アニメでお馴染だったガンダム

 

実写とCGの融合で、テレビドラマとして放映されたのが

当時のガンダムファンには衝撃だったそうです。

 

 

そんなゲームの目的は

 

Gセイバーの1年後を描いた世界で

 

主人公パイロット「リード」を操りまして

各地で巻き起こるミッションを遂行していく。

 

そんなシンプルな目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで。

 

今までのガンダムゲームの

 

遠くの敵にはビームライフル

 

近くの敵にはビームサーベル

 

敵の攻撃はシールドでガチガチに守る

 

360度から敵が襲ってくる

 

なんて感じで

オーソドックスなアクションを踏襲しつつも

 

このゲームオリジナルの

「特殊攻撃」などの要素もありまして。

 

昔ながらのガンダムファンにも

楽しめるようになっていました。

 

 

この作品の特徴で言いますと、

今までのガンダムゲームに比べると

マップの広さがとんでもないことになっていまして。

 

その部分でも衝撃を受けましたね。

 

今までのガンダムゲームで言いますと

出てくる敵を殲滅する事で、満を持してボスが登場するというシステムでしたが。

 

今作のGセイバーでは

 

沢山の敵の中をくぐり抜けて

 

広大なマップのゴール地点に辿り着くと

 

ボスが居る、小さめのステージに移行する

 

こんなシステムになっていました。

 

前半パートで

いかにライフを減らさないで進めるのか?

というのが大事で。

 

前半で頑張れば頑張るほど

後半のボスと楽に戦える

 

逆を言えば

前半をギリギリでクリアしてしまうと

 

後半のパートで

「ボスのビームライフル、一撃で即死」という場合にもなる。

 

そんな面白さがありましたね。

 

 

今までの、

バンダイから発売されたゲームではなく

 

サンライズから発売されるという

なかなかの斬新なガンダムゲームでもありましたので

 

まだ遊んだ事が無い人は

この機会にプレイしてみてください。

 

そんな、ガンダムゲームの中でも

特に知名度の低い作品なのでした。

 

 

 

Gセイバーの感想でもあり レビューでもあり

 

[今までのガンダムゲームに比べて 圧倒的なスピード感]

 

このゲームのセールスポイントを考えた時に

真っ先に思い浮かんだのが

 

「圧倒的なスピード感」ではないでしょうか。

 

今までのガンダムゲームで言いますと

移動スピードが、かなり遅いゲームが多かったです。

 

宇宙のステージならば

それ程の遅さを感じる事はなかったのですが。

 

地上のステージとなりますと

「とんでもなく遅くなる」というのがガンダムゲームあるあるでした。

 

遊んでいる方としましても

「もう少し早くても良くないですか?」といつも思っていました。

 

 

そんなガンダムゲームが、

とてつもないスピード感で生まれ変わったのが、

今作のGセイバーだった訳ですね。

 

歩く速度で言いますと

今までのガンダムゲームと比べてもそん色は有りません。

 

ただ、「ホバリング」という

空中に浮かぶシステムを使用することで

 

とてつもない移動スピードになりました。

 

 

どのくらい早いのかと言いますと

 

敵の攻撃がほぼ当たらなくなります。

 

敵が撃っているのは

今まで自分が居た場所です。

 

しかし、ホバリングをしているGセイバーは

もうそこにはいません。

 

圧倒的なスピードで移動して

 

瞬間移動しているかの如く、攻撃を避けまくる

 

こんな快感がありました。

 

 

ただですね

長時間はホバリングできないようになっている訳です。

 

そりゃあそうですよね

 

こんな強すぎる機能には

時間制限を持たせるのは当たり前です。

 

「まあ、こんなもんかな…」です。

 

 

しかし、まさかの衝撃が待っていました。

 

 

直ぐに、「G3セイバー」というパワーアップした機体になりまして

 

ホバリング出来る時間が2倍くらいになっていました。

 

しかも、ゲームの後半は

3種類の武装パターンを選べるようになりまして

 

バランス型

 

ガチガチの守り型(肩にはキャノン砲)

 

スピード重視型

 

こんな3種類が用意されていました。

 

そして、最後のスピード重視型ですが

ホバリング機能が無制限に使用できます。

 

つまり、常に高速で移動できる様になっていました。

 

 

これがまあ凄かったですね。

 

 

このゲームのコンセプトとしましては

前半パートをいかに無傷でクリアするのか?ですので。

 

ゲームの上級者程

敵の攻撃を避けまくって、最短でステージをクリアする訳です。

 

そんな事を可能にするのが

最後のスピード重視型だった訳ですね。

 

なにせコースさえ覚えれば

ほぼ攻撃が当たらないで進める事ができますからね。

 

まさに大人気の武装パターンになっていました。

 

 

ただ、マイナスポイントもありまして

 

ホバリング中に攻撃をすると

武器の反動で、少しだけ後ろに下がってしまいます。

 

これが大変でした。

 

他の武装パターンならば

反動を受けることなく、移動しながら敵を殲滅できるのですが。

 

この武装パターンでは

攻撃のたびにいちいち止まってしまいまして。

 

連続で攻撃するというのがかなり難しくなっていました。

 

このゲームでは

止まるという事が、死に繋がりますので

 

この部分を克服できないために

他の武装パターンを使用するというのもあるあるでしたね。

 

 

「普通のガンダムゲームかな?」からの

 

「早すぎて、ほぼ攻撃を喰らわない!!」という衝撃

 

そんな部分に最高に痺れたのでした。

 

 

 

[このゲームのイージーは 他のゲームのベリーハード]

 

最初は本当に優しく進んで行きます

 

敵の数も少なくて

与えてくるダメージもたいしたことは有りません。

 

「自分って天才かな?」と錯覚できます。

 

 

このゲームでは

他のガンダムゲームとは違い

 

シールドが壊れる事が無いです。

 

他のゲームでは

シールドでガードしていると、簡単にぶっ壊れまして。

 

物凄くピンチな状況に陥ります。

 

しかし、このゲームでは、

シールドの耐久力がゲージで管理されていまして。

 

ゲージが無くなっても

時間が経てば回復するようになっていました。

 

しかも、シールドで守りながら

同時に攻撃する事もできまして。

 

こちらだけ、一方的に相手を破壊することができます。

 

ですので、

「あ!めちゃくちゃ簡単なゲームなんだ!!」と

開始10分くらいで理解しました。

 

 

なのですが、

そんな優しさもステージ6くらいまででした。

 

ラスト3ステージの

あのバカみたいな難易度が、凄すぎました。

 

敵の数が100体くらいいまして

 

その全ての敵が、

とてつもない攻撃力になりまして

 

守っているシールドを2発で吹っ飛ばされまして

 

ガード不能のまま、集中砲火を浴びて終わる

 

こんな地獄になっていました。

 

 

これは前半パートです。

 

こんな地獄をくぐり抜けて、

そこから鬼のような強さのボスとのガチバトルが発生する。

 

とてつもない難易度になっていました。

 

 

コンティニューはボス戦からできます。

 

ただ、前半パートの状態を引き継ぎます。

 

つまり、瀕死状態ならば

コンティニューの状態も瀕死な訳です。

 

ここで思う訳です。

 

「もう二度と前半パートをやりたくない」と。

 

猛烈に難しい前半パートをやっとクリアしたのに

 

万全の状態でボスと戦う為に、もう一回やり直すのか?と。

 

なので、

「ボスの攻撃を一回でも食らったら死ぬ」という状況でも

意地でもやり直しませんでした。

 

 

そんなゲームですので、

「禁断の必殺技」を使ってしまいたくなります。

 

 

それは難易度を下げるという行為です。

 

 

ノーマルでクリア出来ないのであれば

イージーにして遊べばいい

 

こんなシンプルさです。

 

 

そして、衝撃を受けました。

 

 

ゲームの難易度を変更させるシステムが

 

 

あります。

 

 

「下手したら、無いかもな」とも思っていましたが

無事にありました。

 

 

ありましたが

 

何故か、初期状態でイージーになっていました。

 

まさかの、基本設定がイージー

 

その上には、ノーマルとハードがある

 

「え?あの難易度でイージーなの?」

 

こんな衝撃でした。

 

 

表示はイージーなのに

 

難易度はベリーハード

 

泣きたくなるとは、この状態のことを言うのかもしれません。

 

 

特に凄いのが、ラスボス戦です。

 

3回戦わされます。

 

地獄の様な前半をクリアして、仮にライフが全開だとしても

3回攻撃を喰らうと死んでしまう。

 

圧倒的なラスボスと戦う

 

しかも、3回。

 

 

本当に難しかったです。

 

ここだけで、3時間ほどかかったでしょうね。

 

ずっとゲームを点けっぱなしで

ご飯を食べたり、お風呂に入ったりしながら

 

「どうやったら倒せるのかな」と考えていました。

 

 

正直、完全なラッキーでクリアしました。

 

死を覚悟して

ただ延々とビームサーベルを斬りつけまくる

 

そんな戦いを50回以上は試したと思います。

 

なにせ、前半パートも鬼のような難易度ですからね

もうやり直したくはありません。

 

なので、完全に運任せで戦っていました。

 

 

一応の救済措置としましては

 

ラスボスの3戦目は

ノーダメで倒せる戦法もありまして。

 

あまりにも倒せないので

この戦法でクリアしました。

 

ガチの正攻法で倒したかったのですが

正直無理でした。

 

 

私は「ジオニックフロント」というゲームこそが

ガンダムゲームの中で一番難しいと思っていたのですが。

 

そのジオニックフロント

遥か上を行く難しさをこのゲームでは体験できました。

 

なので、激ムズゲームをクリアするのが

ライフワークの人は

このゲームを遊んでみてはいかがでしょうか。

 

きっとあまりの難しさに暴れるでしょうね。

 

 

そんな、イージーという名のベリーハードをお楽しみください。

 

 

 

Gセイバーのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ゲームの序盤は

マジで快適に進んで行きます。

 

「このゲーム楽しすぎ!!」なんて

とてつもないスピード感を体験出来ますから。

 

アクションゲームとしては、マジでお勧めです。

 

ただ、後半は地獄ですので

心して遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

激ムズゲームだからこそ

 

クリア出来た時の感動は素晴らしいものがあります。

 

例えそれが正攻法ではなくてもね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

めちゃくちゃ安いです。

 

おそらくですが、大抵の人は

エンディングを見ないで中古ショップに売ったのでしょうね。

 

その結果が

中古ショップに溢れかえる状況になってしまい

今でも格安で遊べる理由なのかもしれません。

 

ただ、クソゲーでは無いです。

 

遊んでいて、最高に面白かったです。

 

 

難易度が異常なだけです。

 

 

難易度が、クリアさせる気が無いだけなんです。

 

 

ゲームとしては致命的ですが、

その部分も、このゲームの売りなのかも知れません。

 

 

数あるガンダムゲームの中で

 

もっと難しい

 

高すぎる壁

 

そんな壁を乗り越えてみて下さい

 

 

きっと新たな自分に出会えます

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  340円

 

 

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