何度も何度も苦渋をなめろ そして最強ロボを作り上げろ
[アーマードコアからアクション要素を引いて 機械いじりに特化したゲーム]
[アフレイドギア・アナザ オフィスクリエイト プレイステーション]
2001年発売 ジャンル シミュレーション 参考価格 400円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 おそらく20時間
このゲームに対する世間の評価 アーマードコアのパクリなんじゃないの?
どんな人におすすめ? プラモデルが好きな人には最高でしょうね
ゲームアーカイブスで配信なし
どんなゲームなのか分からないで
そのままゲームを購入して
めちゃくちゃ面白いゲームだと分かった時の幸せ
だからゲームを集めるのを辞められないんだろうな
そんな今回の パッケージのシンプルさに魅かれて購入 結果大正解
アフレイドギア・アナザの感想です。
アフレイドギア・アナザとはどんなレトロゲーム?
このアフレイドギア・アナザですが
2001年にオフィスクリエイトから発売された
プレイステーション専用のシミュレーション作品でした。
1998年に発売された
アフレイドギアの続編的な作品で
プレイステーション3大ロボゲーの1つとされています。
(アーマードコア、カルネージハート、アフレイドギアだそうです)
ゲームのあらすじは
かつては戦争の兵器として使われていたメック
そんな、メックのイメージをアップさせるために
スポーツ競技のロボットとして使用される。
それから20年、バトラーは誰もが憧れる職業になっていた…。
こんなあらすじでした。
ゲームの目的は
60人の主人公から好きなバトラーを選びまして
ナンバーワンのバトラーを目指して行くのが目的でした。
ゲームのシステムは
沢山のパーツの中から自分好みのパーツを選び
自分だけのオリジナルロボットを作って行く
メカニックに特化したシミュレーション作品でした。
似たタイプのゲームで言いますと
アーマードコアからアクションの要素を無くした感じです。
このゲームでは
自分だけの最強メックを作るのが目的であり
アクションの要素はコンピュータに任せます。
アーマードコアならば
アクションテクニックが重要でしたが
アフレイドギアでは
その全てをコンピュータにプレイさせます。
オートモードという
コンピュータに任せるモード
マニュアルモードという
「右手の武器を使え」とか
「ボディパーツを狙え」などの
大まかな指示をだすモードに分かれていました。
しかし、アクションさせる事は出来ませんので
いかに強いメックを作るのかが重要な作品でした。
幾ら最強のロボットを作っても
アクションテクニックが無ければクリア出来なかった
幾らアクションテクニックがあっても
最強のメックを作らなければ絶対にクリア出来ない
アフレイドギア
こんな棲み分けが
数多くのプレイヤーを魅了した理由なのでしょうね。
そんなプレイステーション3大ロボゲーの1つなのでした。
アフレイドギア・アナザの感想でもり レビューでもあり
[開始1時間の段階では 本当にクソゲーだと思った]
このゲームですが
まったく事前情報を入れないで購入したゲームでした。
「パッケージがカッコイイな」こんなシンプルな理由でした。
しかし、そんな甘い考えで遊んでいい
生半可なゲームでは無かったんですね。
このゲームは、何をするのかと言いますと
ただただ最強のメックを作り上げていく作品です。
ジェネレータと呼ばれるメックのエンジンを
沢山のパーツから組み上げる
オーバーヒートさせない様にとか
長時間稼働できる様にとか
短時間しか稼働できないけど圧倒的なパワーを発揮するとか
それはもう沢山のパーツが用意されています。
このジェネレータを組み上げるのも大変なのに
重いけど装甲が分厚いパーツ
軽いけど装甲が薄いパーツ
バランスの良いパーツ
近距離武器
遠距離武器
格闘武器
ビーム系のコーティングをするのか
実弾系のコーティングをするのか
まんべんなくコーティングをするのか
こんな感じで、メカニックに命をかけるゲームした。
チュートリアルがあるので
かなり分かりやすくはなっているのですが。
まるで試験勉強をしているかの様な複雑なシステムでもありました。
ようやくチュートリアルも終わり
いよいよ実践スタートです。
このゲームの目的は
60人のバトラーの頂点に立つのが目的ですので
沢山の大会にエントリーして、自分の実績を積んで行きます。
大会で好成績を収めると
ポイントを貰うことができまして。
そのポイントに応じて所属するリーグが変わって行きました。
最初は60位だった主人公が
沢山のライバルを蹴散らしていきながら
頂点を目指す
こんな展開が最高に熱かったです。
そんな最高の展開なのですが。
全く試合に勝てません。
マジでどうやったら勝てるの?というほどの
ダメロボットでした。
試合が始まりますよね。
いきなり転倒します。
見た目はカッコイイロボットなのに
いきなりずっこけますからね。
転倒すると、無防備な状態になってしまいますので
そこをマシンガンで撃ちまくられます。
相手も転倒するので、
「そこを撃ちまくれ!!」と思うのですが。
こちらもガンガン転倒するので
その瞬間を撃ちまくることは出来ませんでした。
この転倒のシステムを理解するのが大変で、
アフレイドギアが激ムズゲームと呼ばれる理由だったのかも知れません。
せっかく組み上げた自慢のメック
そんなメックなのに試合では全く勝てない
「もうここで辞めちゃおうかな…」こんな感じでした。
しかし、ここで諦めないでほしい
だってここからが幸せな時間の始まりですから。
[最初は弱かったメックが どんどん強力になって行く幸せ]
このゲームは本当に難しいと思います。
しかし、ゲームの製作者も分かっていたのでしょうね。
「このままでは、絶対にクリア出来なくなる」と。
そんなゲームに取り入れられていたシステムが
「諦めなければいつかはクリアできる」システムでした。
まずは物語の時間制限がありません。
時間の制限がありませんので
ちょっとずつお金を貯めていけば、いつかはクリア出来ます。
これで10年以内とか制限があったら
もはやクリア不可能だと思います。
次に武器が成長するシステムがありました。
この武器の成長システムこそが
最高に幸せなシステムだったんですね。
序盤は、本当に勝てませんでした。
それこそ勝率3割とかの駄目バトラーでした。
しかし、徐々に勝てるようになっていたんです。
最初は不思議に思っていました
「セッティングを変えていないのになんで?」と。
ただ武器のダメージが明らかに上がっているんです。
最初は700とかだったのに
10回戦った後だと900くらいになって
20回戦った後だと1100くらいになって
最終的には2000くらいのダメージまで与えることができました。
今までは相手のダメージが1500とかなのに。
こちらのダメージは700とかでしたので。
最初から相手になる訳が無かったんです。
しかし、武器を使いこむことで徐々にダメージが上がっていき、
後半は相手を圧倒出来るようになりました。
ここからは本当に幸せな時間でした。
今までは勝率3割
そこからは驚異の9割
こんな無双状態でした。
マシンガンで攻撃される前に
その腕ごと吹っ飛ばす
こんな凄さは、快感以外のなにものでもなかったです。
そんなこんなで
4年ほどかけて最下層のリーグを制覇して。
「ここからエンディングまでノンストップだぞ!!」からの
「そのリーグには怪物たちしかいなかった…」こんな、あるあるでした。
リーグが上がることで
強力なパーツが解禁されていくので。
そこからまたメックを組み上げていくといった感じでしたね。
自分を助けてくれたパーツと
お別れするのは辛いのですが。
鍛え上げれば、それ以上に強くなると分かっていますので
泣く泣く新しいパーツに変えましたね。
雑魚しかいない世界で威張って
圧倒的な力の差を見せつけられて
絶対に叩き潰してやると思う
こんな一連の流れが最高なのでした。
勝つことができなければ
そのまま下のリーグに落とされますので
一旦下のリーグに落ちてお金を稼ぐのもありでした。
そこでは大暴れできるのですから
その世界でお金と経験値を貯めて
「いつの日か上のリーグを制圧してやる」と頑張りましたね。
大会を優勝するとトロフィーを貰うことができまして。
そのトロフィーを全て集めるには4年ほどかかってしまいますので。
この機会に集めるのもありでした。
(上位になってしまうとまた昇格してしまうので、調整が必要でしたね)
そうやって大金を稼いで
考えられる最強のセッティングを考え出して
ようやく真ん中のリーグを戦い抜けるようになる
そんな他のゲームの何倍も大変なシミュレーションなのでした。
ちなみに、最上位のリーグがクリアできなく
未だにエンディングは見たことがありません。
あの怪物だらけの世界は本当にクリアできるのでしょうかね?
アフレイドギア・アナザのまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
アクションのないアーマードコアでもあり
モンスターファームの様な育成ゲームでもある
そんなゲームを遊んでほしいなと思います。
なにがそんなに面白いのか?
「ノートにメモをしながらセッティングを考えて下さい」とゲーム内で言われる
そんなゲームが未だかつてあったでしょうか。
それほどメカニックの部分に力を入れているのですから
玄人好みのゲームと言われるのはしょうがないかもしれませんね。
今急いで買う理由ってあるの?
ゲームの敷居は相当高いです。
しかし、武器の成長システムがありますので
好き勝手に遊ぶのもありでしたね。
エンディングを見なくてもいいや
弱い相手をぼこぼこにしよう
こんなストレス解消用のゲームとして遊んでください。
対人戦が最高に面白いゲームの1つだそうなので
メカニックが得意な友達が居るのなら
この機会に一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
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