モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ハーメルンのバイオリン弾き SFC ヒロインを敵にぶつけて進む クレイジーなゲーム 

ハーメルンのバイオリン弾き」最大の欠点さえも愛せる名作アクションゲーム

1995年にエニックスから発売されたスーパーファミコン用ソフト

ハーメルンのバイオリン弾き」は、

当時のテレビCMで注目を集めながらも、

多くのゲーマーがその魅力を十分に体験できなかった作品です。

 

渡辺道明氏による大人気漫画のゲーム化であり、

王道アクションの面白さを凝縮した傑作として知られています。

 

本作は、巨大なバイオリンを持つ主人公「ハーメル」と、

タフなヒロイン「フルート」が共に冒険する横スクロールアクションです。

 

究極のヒロイン「フルート」は最強の武器

 

ハーメルンのバイオリン弾き」の最大の魅力は、

ヒロイン「フルート」の扱い方にあります。

 

主人公ハーメルはバイオリンを弾いて魔物を改心させますが、

その音符攻撃は使いこなすのが難しいという弱点があります。

 

しかし、彼をサポートするのが「最強のヒロイン」フルートです。

 

フルートは単なるお供ではなく、武器として活躍します。

 

プレイヤーはフルートを「えいや!」と持ち上げて敵に投げつけたり、

カチカチのブロック塀にぶつけて破壊したりすることができます。

 

モンスターにぶつけられても、ブロック塀に投げつけられても、

フルートはニコニコ顔でハーメルについてきます。

 

さらに、ボス戦では攻撃の盾にされたり、

ハーメルのジャンプでは届かない崖を登るための足場にされたりするなど、

彼女の異常なタフさがゲームを最高にクレイジーな作品にしています。

 

原作でも胸を貫かれてもピンピンしているほどの頑丈さを持つフルートは、

未だかつてないほど目立つヒロインとして、ゲームの面白さを際立たせています。

 

 

着ぐるみで攻略するギミック

 

ゲームには様々な仕掛けが用意されていますが、

それらを突破する鍵となるのが、フルートに着せる「着ぐるみ」です。

 

針の床や火炎放射器といった難所は、

ロボットや象、カエルなどの着ぐるみを着せることで乗り越えられます。

 

これらの着ぐるみは、ステージ内で見つけたり、お店で購入したりできます。

 

特に強力なのが、「核爆弾の着ぐるみ」です。

 

ステージ上のモンスターをすべて蒸発させるこの着ぐるみは、

ゲームバランスを破壊するほどの破壊力を持っています。

 

着ぐるみを集めて能力を使い分ける楽しさは、

スーパードンキーコング」の動物たちを彷彿とさせ、アイテム収集の要素も楽しめます。

 

 

唯一にして最大の欠点:セーブ機能の不在

 

ハーメルンのバイオリン弾き」は、

スーパーファミコンのアクションゲームの中でもトップクラスの面白さを誇ります。

 

しかし、なぜそれほど有名になれなかったのか。

 

それは、セーブ機能やパスワード機能が一切ないという最大の欠点があるからです。

 

エンディングを見るまでに約4時間かかるこのゲームを、

ノンストップでプレイしなければならないのは、

当時のゲーマーにとって非常に厳しいものでした。

 

ステージ数が多く、一つ一つのステージも長いため、

途中でゲームオーバーになったり、夜中に寝落ちしたりすると、

最初からやり直しになってしまいます。

 

もしセーブ機能が付いていれば、

間違いなくアクションゲームの天下を取っていたと言えるでしょう。

 

セーブ機能の欠点を除けば、

スーパーマリオワールド」や「スーパードンキーコング」、

がんばれゴエモン」といった名作アクションの良いところを凝縮した傑作です。

 

当時テレビCMを見ていたものの、プレイできなかったという方は、

今こそ「ハーメルンのバイオリン弾き」を体験し、

その完璧なアクションゲームとしての魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

 

こちらから購入できます