モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

なかったことにしたい地獄のSFC版 ブライ八玉の勇士伝説

ファイナルファンタジー2の様な ロマサガの様な 個性的なシステムが好きでした

 

[6時間遊んでゲームが消える  なので もうやりたくない]

[ブライ 八玉の勇士伝説  パンドラボックス  スーパーファミコン]

 

1993年発売  

ジャンル コマンド選択式RPG  

参考価格  ソフトのみ  450円   完品状態 820円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間 20時間

このゲームに対する世間の評価  スーパーファミコン版なんて存在しなかった

バーチャルコンソールで配信無し

 

レトロゲームを遊んでいて、

最も悲しい出来事と言いますと

 

「データが消える事」というでしょうね。

 

今までの思い出がすべて消えますからね、

かなりのダメージになります。

 

なので、

RPGを遊んでいる場合は、

他のゲームを遊ばないというのが鉄則でした。

 

 

そんな今回の システムは面白い

ブライの感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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ブライ 八玉の勇士伝説とはどんなレトロゲーム

 

このブライですが、

1993年にパンドラボックスから発売された

スーパーファミコン用のRPG作品でした。

 

元はPCエンジンの作品だったそうですが

 

スーパーファミコンに満を持して移植された作品で

 

キャラクターイラストが

聖闘士星矢」「リングにかけろ」でお馴染の

車田正美」さんでしたので、とにかくイケメンが多い作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

キャッチフレーズである

「敵は二億四千万、挑むは八匹の狼たち!!

こんなド派手なキャッチフレーズを体現する様に

 

八人の勇士を操りまして

 

闇の軍勢である「ビドー軍」に立ち向かって行く

 

こんな熱すぎる作品でした。

 

 

ゲームのシステムは、

オーソドックスなRPG作品で

 

章形式のストーリーを体験していきながら

 

最後はみんなで悪に立ち向かって行く

ドラゴンクエスト4」の様なシステムでした。

 

PCエンジン版では

主人公の順番をお好みで選べる

ライブアライブ」システムだったそうですが。

 

スーパーファミコン版では

決められた順番で体験していく

ドラゴンクエスト4」スタイルに変更されていました。

 

それぞれの目的の為に旅をしながら

最後は勇士たちが、一堂に会して冒険する

こんな豪華すぎるシステムでしたね。

 

 

基本システムとしましては

 

攻撃

 

特殊能力

 

アイテム

 

防御

 

逃げる

 

こんなシンプルな作品でして

これぞ昔ながらのRPGというシステムも最高でした。

 

敵を倒して

 

お金を貯めて

 

装備を強化する

こんな古き良き作品でもありました。

 

キャラクターイラストも最高

 

ストーリーも濃厚で面白い

 

そんな知る人ぞ知る名作RPGでした。

 

 

 

ブライ 八玉の勇士伝説の感想でもあり レビューでもあり

 

[PCエンジン版は屈指の名作  スーパーファミコン版は?]

 

このゲームですが

上巻、下巻に分かれるほどの大人気作品でした。

 

上巻で仲間達が集まって

下巻で全ての謎を解決していく

こんな壮大すぎる作品でした。

 

そして、スーパーファミコン版は

上巻しか発売されませんでした。

 

まさかの打ち切りだったそうです。

 

頑張って最後まで進めて、

迎えた結末が、次回へ続く…ですからね

悪夢でしかないでしょうね。

 

でも安心してください

最後までプレイする人は少なかったそうです。

 

それは何故なのか?

 

このゲームの難易度が、異常だったからです。

 

スーパーファミコンのRPGでありながら

難易度のバランスがおかしく

「どうやって快適に遊ぶんだよ」こんな厳しさがありました。

 

メニューを開くのにとんでもなく時間が掛かる苦痛

(回復する為に、頻繁に開くのが苦痛です)

 

最大ライフが表示されない苦痛

(玉の色で危険度を判断します、正直分かりにくいです)

 

1対8の明らかにおかしい戦闘バランス

 

こんなクレイジーなゲームでした。

 

特に腹が立ったのが

こちらは1人です、相手は8人です

こんなふざけた戦闘シーンでした。

 

こちらが、相手をなぐるのは一回

 

向こうが、こちらを殴るのは八回

 

こんな地獄以外の何者でもなかった訳です。

 

救済措置としましては

やられてしまっても、即ゲームオーバーになることは無く

ライフが1の状態で、復帰できます。

 

しかし、回復アイテムが無くなってしまうと

ここから復帰するのは難しく

結果的には、やり直すはめになりました。

 

エンカウント率も異常に高く

章の大半が戦闘シーンで占めていましたね。

 

戦えば戦うほど、キャラクターが成長しますので

諦めなければクリア出来ますが

それでも、エンカウント地獄が待ち受けていました。

 

 

こんな苦痛が集合した結果

スーパーファミコン版なんて無かった」こんな結果になったのでしょうね。

 

もうちょっとバランスが良かったら、

下巻も発売されていたんだろうな。

 

 

 

[面白い所も沢山ある だから困る]

 

このゲームですが、レベルの概念が他のRPGと違いました。

 

他のRPGの場合は

経験値を貯めてレベルアップするものですが

 

このゲームでは

能力のレベルが個別に上がっていく

ロマサガシステムでした。

 

攻撃力のレベルが上がったとか

忍耐のレベルが上がったとか

知名度のレベルが上がったとか

戦えば戦うほど、どんどん強くなって行きます。

 

攻撃をドンドン食らえば、「防御力」が上がりますし

 

特殊能力をどんどん使用すれば、「知恵」が上がります

 

有名なボスを倒せば、

商品を安く購入出来るようになる「知名度」が上がります。

 

このシステムは本当に面白かったです。

 

自分好みのキャラクターに育て上げる

こんな幸せがこのゲームにはありました。

 

 

もう一つの面白いシステムが

訓練のシステムでした。

 

メニューで訓練を設定します

攻撃力、特殊能力などの訓練を設定しまして

とにかく歩きます。

 

歩くことで、どんどん経験値が上がっていき

どんどん強化される、独特のシステムでした。

 

ダンジョンのエンカウント率は地獄なのですが

フィールドのエンカウント率は、まあまあでしたので

歩きながらキャラクターを鍛えられたのは、画期的でしたね。

 

敵に勝てない?

 

だったら歩きまくればいい

 

こんなシステムが面白すぎました。

 

 

なんでも、限界値が65536レベルまであるそうなので

やりこみゲームが好きな人にとっては

ご馳走の様なゲームでした。

 

メニューを直ぐに開ける

 

エンカウント率の調整が絶妙

 

敵の出現数を、半分にする

 

こんな何気ない調整さえしてくれたら

神ゲーになれた、そんな惜しい作品でもありました。

 

 

成長システムは大好き

 

ゲームのシステムは苦痛

 

そんな、天国と地獄が共存する不思議なゲームなのでした。

 

 

 

ブライ 八玉の勇士伝説のまとめ

 

ストーリーが面白くて

苦痛ながらも、エンディングまでは絶対に遊ぼうと思っていました。

 

まさか、データが2回消えるとは思いませんでしたね。

 

一回目は3時間遊んで消えまして

 

二回目は6時間遊んで消えました。

 

何が辛いって、データが1つしかセーブ出来ませんので

「コピーして保険をかける」という事ができません。

 

流石に、三回目で消えたら立ち直れませんので

一旦保留しておきます。

 

 

天国と地獄が共存している不思議なゲーム

それこそが、450円で買う理由です

 

 

ソフトのみ  450円

 

 

完品状態   820円

 

 

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