モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

横綱物語・SFC版 力士版のダービースタリオンをあなたに…

新弟子をスカウトして、横綱に育て上げるのが目標です

 

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[力士を育成したいのに、お金がカツカツで厳しすぎ]

[横綱物語  ケイエスエス  スーパーファミコン]

1994年発売  ジャンル 育成シミュレーション  参考価格740円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  まさに力士版のダービースタリオン

どんな人におすすめ?  全ての相撲ファンには遊んでほしい…のかな?

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

「力士がお金を稼ぐのは、物凄く簡単」こんな事を

親戚のオジサンたちが、集まる度に言っていました。

 

力士と言うのは

通算の勝敗数に応じて給料が決まってきますので。

 

お金が欲しければ

誰よりも強く、誰よりも長く、相撲を取り続ければいい訳ですね。

 

 

そんな今回の、お金が欲しければ、相手をどんどん蹴散らして行こう

横綱物語の感想です(*’▽’)

 

 

 

横綱物語とはどんなレトロゲーム

 

この横綱物語ですが

1994年にケイエスエスから発売された

スーパーファミコン専用のシミュレーションゲームでした。

 

ゲームの目的は

相撲部屋の新米親方となりまして

3000万円を元手に、優秀な力士をスカウトして

最強の横綱を目指して、育成して行くのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな育成シミュレーションゲーム

似たタイプのゲームで言いますと

ダービースタリオン」の様な作品でした。

 

ゲームを始めた頃は

誰ひとりとして力士が居ませんので

スカウトが連れてきた力士を、入門させるかどうかを判断していきます。

 

一日が進む事に

ランダムで力士がリストアップされてきますので

じっくりと選んで、横綱候補生を探すのが楽しかったです。

 

手持ちのお金が3000万円しかないのに

契約金が4000万円クラスのスーパー高校生や

2000万円クラスのトンガ出身の大型力士など

「こんな新弟子ばかりを育成したい!!」みたいな

スーパースターばかりがリストアップされます。

 

そんな状況を

ただ指をくわえて見ているだけと言うのも

情熱を燃やしてくれました。

 

「いつかお金を貯めて、スカウトするぞ!!」

こんなモチベーションアップに繋がりましたね。

 

 

力士のタイプには「小兵型力士」と「大型力士」に分かれていまして

技を沢山覚えさせたい人は小兵型力士を。

 

相手を吹っ飛ばすのが大好きな人は大型力士を。

 

こんな感じで、棲み分けが出来ていたのが良かったです。

 

 

力士には

瞬発力、判断力、柔軟性、

上半身、下半身、持続力、忠誠心、こんな能力が設定されていまして、

 

しこ、てっぽう、もうしあい、ぶつかり稽古

こんな必死の練習を積みながら、最強の横綱を目指して行く

スポ根的な展開も最高に熱い作品でした(^◇^)

 

 

 

横綱物語の感想でもあり レビューでもあり

 

[横綱を育成したいのに、お金が無さ過ぎて辛い]

 

この作品ですが

力士育成シミュレーションでありながら

相撲部屋経営シミュレーションでもありました。

 

力士が弱い内はどんどんお金が出て行きまして

力士が強くなって行くと、お金が貯まって行くシステムです。

 

このお金が、本当に貯まらないんです。

 

このゲームでは「おこずかい」というコマンドがありまして

このコマンドを使用することで

力士の忠誠心を上げる効果がありました。

 

やる気を上げる事で、練習の効率が上がるそうなので

常にマックスに近い数値が望ましいのですが。

 

結構なお金を使用しなければいけませんので

かなり辛いシステムでした。

 

「お金が欲しければ、強い力士になればいい」こんな格言を体験する前に

相撲部屋自体が倒産してしまう。

 

そんな難しさがありました。

 

ですので、お金がギリギリの時は

相撲の試合が始まると、本当にドキドキしました。

 

 

おそらくですが、所属力士が十両以上に上がることが出来れば

倒産する事は無いのかも知れません。

 

なのですが、幕下と十両の壁が本当に厚く

突破するのが大変でしたね。

 

実際の相撲では、上位の壁という物があるそうですが。

 

この作品では「十両14枚目」の壁がありました。

 

わが相撲部屋のエースが

2勝13敗という圧倒的な差で負け越した時は

十両って凄い世界だな…」こんな衝撃的な感想でしたね。

 

 

横綱を目指すよりも、資金繰りが最高に大変だった

かなりシビアなゲームなのでした。

 

 

 

[遊べば遊ぶほど楽しい記録部屋]

 

このゲームですが

今までの歴史がいつでも見る事ができます。

 

自分の魅力や健康、後援会の人数、指導力など

親方としての力量。

 

今までの優勝回数や、今まで何勝して何敗して

通算勝率はどのくらいなのか?

 

こんな、今までに遊んだ成績を見る事が出来ました。

 

 

ダービースタリオンでも

通算勝利数と通算勝率を見る事が出来ましたので

何十時間でも遊ぶ事ができました。

 

横綱物語もそんな記録が充実していましたので

「まずは100勝かな」とか

「後援会300人を目指そう」とか

「これってやりこみまくれば勝率が9割を超えるのかも!!」とか

 

自分自身の記録を塗り替えるのが、本当に楽しくて

何時間でも飽きずにプレイ出来ましたね。

 

だいたい1年間で1時間ほどですので

1日1年とか決めて、軽めに遊ぶのも良かったです。

 

 

最初は自動で進んでいた試合も

十両以上になれば、力士に指示を出せるようになりますので

ゲームの面白さが加速度的に面白くなって行きましたね。

 

本物の親方になったつもりで

必死に育てた力士を応援する。

 

そんな、いかに十両まで諦めないのかが重要な作品でした。

 

 

力士が増えてくると

練習の指示が面倒になってきますので

「あえて少数精鋭で角界に挑戦する」という重要な所まで

まんま力士版のダービースタリオンなのでした。

 

 

 

横綱物語のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

弱かった力士たちが

様々な稽古を繰り返し

様々な技を覚えていき

伝説的な横綱に進化していく

 

こんな展開は最高でしたね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

お金があれば、どんどん面白くなって行きますので

その極貧生活をどう乗り切るのかというのも

面白すぎました

 

エース級の高校生を大枚はたいて購入する

そんな力士版のダービースタリオンでしたね

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは意外と有名だそうで

忠誠心が極端に低くなると、プロレスラーに転向してしまうなど

 

実在の相撲界と同じようなシステムが

沢山のバカゲーマニアに受けたそうです。

 

そんな情報を聴いてからのプレイでしたので

絶対に忠誠心を下げない様に

おこずかいを上げまくった思い出です。

 

丹精込めて育てた力士が

突然居なくなるのがどのくらい寂しいのかを

ようやく理解できましたとさ。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

相撲が好きで

育成シミュレーションが好きで

バカゲーが好きな人には

こんなにも素晴らしいゲームは有りません!!

 

力士版のダービースタリオンをあなたに… 

それこそが、今急いで740円で買う理由です