モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

必勝777ファイター ゴト行為を教えてくれる破天荒なスロットゲーム

アドベンチャー×パチスロで世界を救う、禁断のレトロゲーム『必勝777ファイター』

 

もし、あなたが突然、

夢の中で仙人に「世界を救ってくれ」と頼まれたらどうしますか?

 

そして、その世界を救う手段が

、各地のパチスロ店を巡り、景品を集めることだったとしたら?

 

そんな、一見すると荒唐無稽な、

しかし心惹かれる物語を体験できるのが、

1994年にスーパーファミコンで発売された『必勝777ファイター』です。

 

本作は、コマンド選択式のアドベンチャーゲームと、

本格的なパチスロシミュレーションが融合した、唯一無二の作品です。

 

プレイヤーは、ごく普通の青年となり、

仙人から与えられた使命を果たすため、日本の各地を旅します。

 

「移動」「調べる」「話す」といったコマンドを駆使してイベントを進めていく、

まさに王道のアドベンチャーゲームです。

 

しかし、物語を進めるためには、ある特殊なアイテムが必要になります。

 

そのアイテムは、なぜか各地のパチスロ店の景品交換所にしかありません。

 

「さくらの貝殻が欲しい?だったらスロットで出して、景品と交換してきなさい」

 

このように、パチスロをプレイして資金を稼ぎ、

イベントアイテムを手に入れるという斬新なシステムが、このゲームの核となっています。

 

アドベンチャーゲームの謎解きと、パチスロの熱狂が、

見事に一つの作品にまとめられている。

まさに、大人向けゲームの究極の形と言えるでしょう。

 

 

実在の機種と、禁断の裏技

 

『必勝777ファイター』は、

ただパチスロミニゲームが付いているだけではありません。

 

当時のパチスロファンを唸らせた、本格的な作り込みがなされています。

 

なんと、当時のホールで実際に稼働していた

「コンチネンタル」「リノ」といった実在の機種をモチーフにしたスロット台が、

ゲーム内で忠実に再現されているのです。

 

そして、このゲームがさらに驚くべきは、

当時のパチスロ台で実際に使えた「ゴト行為(不正行為)」まで、

丁寧にレクチャーしてくれる点です。

 

「コインを3枚入れて、レバーオンと同時に1枚追加投入すると……」

 

もはや、ゲームという枠を超えた、

"当時のパチスロ裏講座"と言っても過言ではない内容です。

 

もちろん、現在は撤去されている機種だからこそできた演出でしょうが、

この豪快さには思わず笑ってしまいます。

 

当時はまだ未成年で、その意味が分からなかった人も、

大人になってから改めてこのゲームをプレイすると、

「なんて破天荒なゲームだったんだ…!」と、そのヤバさに気づくことでしょう。

 

スロットで勝って、イベントアイテムをゲットする。

この単純な繰り返しが、不思議とやみつきになってしまうのです。

 

 

謎の対戦モードと、フリープレイの誘惑

 

このゲームは、起動してすぐにストーリーモードが始まるわけではありません。

 

初めてプレイすると、

なぜか「フリープレイ」というスロットをひたすらプレイするモードが

デフォルトになっています。

 

「これは、スロットシミュレーションゲームなんだな…」

 

そう思って、ひたすらリールを回していると、

二人で遊べる対戦モードまで用意されています。

 

当時のオリジナルスロット台で、

誰が一番コインを出せるかを競い合う……。

その斬新な発想には、思わず開発者の意気込みを感じずにはいられません。

 

そして、しばらく遊んでから初めて

「あれ、カーソルが動くぞ?」と気づき、

ようやくストーリーモードへと進むことができます。

 

なぜこのような変わった構成にしたのかは謎ですが、

このゲームの持つ「破天荒さ」を象徴しているかのようです。

 

 

タイムスリップして、大人だからこそ楽しめる

 

『必勝777ファイター』は、当時の子供たちにとっては、その魅力が伝わりにくく、

投げ売りされていた作品でした。

 

しかし、大人になった今、改めてプレイしてみると、

その面白さ、そして当時の文化を体験できる貴重な作品であることに気づかされます。

 

当時のスロット台がどれだけ危険で、そしてスリリングだったのか。

その感覚を、このゲームは私たちに伝えてくれます。

 

このゲームは、ただのパチスロシミュレーションではありません。

パチスロが物語を彩る、唯一無二のアドベンチャーゲームなのです。

 

アドベンチャーゲームパチスロが奇跡の融合」。

このキャッチコピーに少しでも心惹かれたなら、

この大人向けゲームの傑作を体験してみてください。

 

当時このゲームを投げ捨てた人も、

大人になった今、もう一度手に取って、その真価を確かめてみてはいかがでしょうか。

 

 

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