モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ミシシッピー殺人事件の感想 ナイフが飛んでくるって理不尽だと思いますよね

ナイフが飛んでくるって どんなゲームだよ!!と思っていました

 

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[あなたが犯人だったとしたら…真っ先に始末するのは?]

[ミシシッピー殺人事件  ジャレコ  ファミコン]

1986年発売  ジャンル 推理アドベンチャー  参考価格290円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  究極のクソゲーなんですよね?

どんな人におすすめ?  イカレタゲームが好きなら最高なのかな

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ブログを考える時は

ウォーキングをしながら考える事が多いです。

 

家では思いつきもしなかったことが

 

風の音しか聞こえない

畑のど真ん中で思いつくことが多々あります。

 

40分程歩けば

いい感じで疲れてきますので

その時に、頭が覚醒するんですよね。

 

「あの漫画の最後のオチって…もしかして?」

なんて感じで、どんどん湧き出てくるんですよね。

 

 

そんな今回の、誰も居ない山奥で 急に腑に落ちた 理不尽なシステムの謎

ミシシッピー殺人事件の感想です(*’▽’)

 

 

 

ミシシッピー殺人事件とはどんなレトロゲーム

 

このミシシッピー殺人事件ですが

1986年にジャレコから発売された

ファミコン用の推理アドベンチャーゲームでした。

 

ジャレコのゲームは物凄く酷いという

先入観を持っている方の多くは

このゲームと「燃えろプロ野球」のせいだと思います。

 

そのくらい、パンチ力がある作品でした。

 

 

そんな、みんなの心に深い傷を負わせた

ゲームの目的は

髭の生えた主人公の「チャールズ」となり

小さなおじさんの相棒「ワトソン」と一緒に

船内で起こった殺人事件を解決していく…こんなあらすじでした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアドベンチャーゲーム

船内を移動しながら、事件解決のヒントを探していく

そんな推理アドベンチャーでした。

 

なにぶん、主人公と船内のお客さんは

全く面識がありませんので

 

どんなお客さんで

 

どんな交友関係で

 

どんな恨みを持っていたのか、を探し出して行きます。

 

 

その人物に出会えば

次の人物に有った時に

「この人はどういう人ですか?」と聞くことが出来ますので。

 

新たな人物に出会ったら

 

一旦前の部屋に戻って

「この人はどういう人ですか?」と聞くのが

事件解決に繋がりました。

 

 

このゲームの特長としましては

「同じ話を二回聞くことが出来ない」というシステムでした。

 

「あれ、さっきの話が、この人の弱点なのかな?」と思って

話を聞きに戻ってみると

「もう、はなしました」といって、拒否されてしまいます。

 

そんなゲームですので

話をメモするという機能が付いていました。

 

相手に聞いた

事件のキーワードをメモする事によって

他の相手の反応を探っていくのが楽しかったですね。

 

 

それならば、全ての会話をメモすればいいのでは?とお思いでしょうが

 

メモは「3つまでしか持てない」という

厳しさもありましたので

 

とにかく何度も繰り返しプレイして

とにかく何度もゲームを消して

事件の真相に迫って行く作品でしたね。

 

 

 

ミシシッピー殺人事件の感想でもあり レビューでもあり

 

[登場人物がみんな酷いので 誰が犯人なのかは分からない]

 

このゲームですが

推理アドベンチャーゲームです。

 

推理アドベンチャーゲームというのは

正直に言ってしまえば

犯人は、出会った瞬間に分かります。

 

「明らかに、この人が犯人ですよね?」と

簡単に分かってしまうものです。

 

 

明らかに悪そうな顔の人か

 

明らかに可哀そうな人が、犯人になってしまうものです。

 

しかし

今回のミシシッピー殺人事件では

全ての人間がひねくれていました。

 

事件の聞き込みをする度に

ドンドンその人を嫌いになっていきますので

「凄い!誰が犯人なのか分からない!!」となりました。

 

もしくは

「全員でグルになって事件を起こしたのでは?」、

こんな、前代未聞の酷さがありました。

 

 

 

[今考えてみると、理不尽な死は、理不尽では無かったのかも]

 

このゲームが

どうして、酷いゲームなのかと言いますと

開始早々に、即死トラップの連続だからでした。

 

「さあ、これから推理アドベンチャーがはじまるぞ!!」と

わくわくしている矢先に

「穴に落ちて死亡」ですからね。

 

「どうして船内に穴が開いているの?」なんて衝撃でした。

 

それ以外にも

ナイフが猛スピードで飛んできて「刺さって死亡」など

 

とにかく即死トラップが酷いゲームでした。

 

こんな連続でしたので

ジャレコのゲームは酷い」となったと思います。

 

 

それから長い年月が経ちまして

沢山のアドベンチャーゲームに触れて思ったんですよね。

 

「あれはもしかしたら、理不尽でもなんでもないのかもな…」と。

 

 

犯人が最も困るのが

「事件解決」だと思います。

 

今回の事件で言いますと

客室の中で起きている事件ですので

誰にも気づかなければ、そのまま逃げ切れる訳です。

 

そんな時に

たまたま乗り合わせた探偵に

たまたま事件を解決されてしまうのが

一番きついと思うのでしょうね。

 

その結果が

必至に船内に穴を掘ったり

壁にナイフを括り付けて

扉が開いた瞬間に飛んでく様に仕掛けるなど

ある意味では、現実的なトラップだったのかも知れません。

 

勿論、その後に警察官が調べたら

速攻でばれてしまうのでしょうが。

 

邪魔者を消すのが最優先になるのは

当たり前なのかもしれません。

 

 

子供の頃は

「どうして穴を掘っているんだよ!!」なんて

理不尽さに怒ってしまいましたが

 

今考えたら

こちらの方が、逆にリアルだったのかも知れませんね。

 

 

 

ミシシッピー殺人事件のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

理不尽な死を体験することで

 

面倒事には突っ込まないでおこうと教育する

 

そんな教育ソフトをお楽しみください

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ブチ切れ間違いなしのアドベンチャーゲーム

 

これって実は凄いのかもしれません

 

今だったら、暴動が起こるでしょうね

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このミシシッピー殺人事件というゲームですが

ゲームの難易度で言いますと

かなり難しい部類だったと思います。

 

事件を解決するための証拠品が

少しずれただけで入手出来ないなど

 

ゲームとしては、かなり厳しいシステムでしたので

ノーヒントでこのゲームをクリアした人を、本気で尊敬しますね。

 

そんな伝説に、挑んでみて下さい。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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