モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

お勧めするには すこし難しすぎるRPG ウルトラマン倶楽部3

ウルトラマンRPGって意外ですよね

 

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[難易度で言いますと 凶悪なゲームの部類です]

[ウルトラマン倶楽部3  ユタカ  ファミコン]

1991年発売  ジャンル RPG  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  25時間

このゲームに対する世間の評価  素材は満点 調理方法は最悪

どんな人におすすめ?  クリア出来たあなたこそが 本物の勇者

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

子供の頃は

「特撮ヒーロー」にハマらない子供だったのですが

 

大人になってからは、ガッツリハマりましたね。

 

ひぐらしのなく頃に」のアニメにハマっていた時

 

「それなら、ウルトラセブンに絶対にハマるよ」なんて言われて見始めたら

ドハマリしたのを思い出します。

(疑心暗鬼にさせる事が重要だと、メトロン星人に学びました)

 

そんな今回の、ウルトラマンRPGって意外ですよね

ウルトラマン倶楽部3の感想です(*’▽’)

 

 

 

ウルトラマン倶楽部3とはどんなレトロゲーム

 

このウルトラマン倶楽部3ですが、

1991年にユタカから発売された

ファミコン専用のRPGでした。

 

ゲームの目的は

地球の平和を守るために

日夜パトロールしている「ウルトラマン」となり

最初は小さな事件から

最後は宇宙全体を巻き込む大きな事件までを解決していく

これぞウルトラマンRPGといったストーリーでした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPG

ゲームの画面で言いますと「ファイナルファンタジー」の画面に似たシステムでした。

 

ゲームのイベントが進むと

操るキャラクターがどんどん変わって行く

「マルチシナリオシステム」で

 

最後はみんなで集まって、最強のパーティーで進んでいく

ドラクエ4」の様なシステムでもありました。

 

ですので

このウルトラマン倶楽部3という作品は

ファイナルファンタジー

ドラクエ4の良い所取りなんて作品でした。

 

 

経験値やお金などの概念は無く

イベントが進んだり

ボスを撃破すると

ステータスが大幅に上がっていくシステムでした。

 

カプセル怪獣を使用して

パーティー全体のライフを回復したり

敵に全体攻撃をするなど、魔法の様な役目もありました。

 

カラータイマーが点滅すると

圧倒的なダメージで敵を倒せる、必殺技が使用できるなど

原作ファンにもたまらないシステムでしたね。

 

 

ファミコン後期の作品という事もあり

セーブ機能も完備していましたので

コツコツと努力しながら進んで行く事も出来ました。

 

なので、「パスワードを打ち込むのが面倒くさいな」という人にもお勧めです。

 

そんな、「ウルトラマンRPGをしたらこうなる」

という夢の様な作品なのでした(^◇^)

 

 

 

ウルトラマン倶楽部3の感想でもあり レビューでもあり

 

[カプセル怪獣は 野球ゲームでゲットしよう]

 

このゲームでは

お金の概念がありませんでしたので

お店というものが、基本的にはありません。

 

お店という名目で立っていても

商品が買える訳ではないという事です。

 

そんな建物に、何があるのかと言いますと

野球ゲームを遊べるゲーム機が置いてあります。

 

このゲーム機の景品として

魔法の役割である

カプセル怪獣をゲットしていくシステムでした。

 

 

更に凄いのが

このゲームは何度でも遊ぶことが出来ます。

 

お金の概念がありませんので、

何十回でも、何百回でも無限に遊ぶことが出来ました。

 

野球ゲームと言いましても

ファミスタの様なゲームでは無く

野球盤の様に

来た球を打ってパネルに当てるというシンプルなゲームでした。

 

ただ、カプセル怪獣は3つまでしか持てませんので

基本的には3つ貯まったら冒険に行くという感じでしたね。

 

この、カプセル怪獣が無くなると

地獄の難易度になりますので

準備を万端にしていくのが、このゲームを最大限に楽しむ方法でしたね(*´з`)

 

 

 

[雑魚戦はまあまま楽しめる ボス戦は地獄以外の何者でもない]

 

このゲームのセールスポイントで言いますと

 

強力な必殺技を使用する爽快感 

 

沢山の効果を持つ、カプセル怪獣を使用しまくる贅沢感 

 

こんなセールスポイントだと思います。

 

 

しかし、最大の罠がこのゲームにはありまして。

 

ボス戦では

「どちらも使用できない」という鬼の様な厳しさがありました。

 

これには、本当にビックリしましたね。

 

ボス戦では、一切の回復手段が無いというのに気づいた時は

絶望の一言しかありませんでした。

 

必殺技を使用出来ないのは

100歩譲ってしょうがないと思います。

 

必殺技は、かなり強力に設定されていますので

ボス戦では使用できなくても納得するしかありません。

(ほとんどの敵を一撃で葬ります)

 

 

しかし、カプセル怪獣を使用できないのは酷かったです。

 

ドラクエで、ボス戦になった瞬間に

魔法を禁止されて、アイテムも禁止されるみたいな感じですからね。

 

これで、ボスが弱かったら文句は無いのですが

最後まで、異常な強さのボスしか居ません

 

何度もゲームオーバーになって

心を折られては

「もう少しで勝てるかも?」なんて、自分を勇気づけて頑張っていました。

 

 

このゲームでは

経験値の概念は無いのですが

 

敵を20体倒せば

少しだけパラメーターが伸びるという

救済措置がありましたので

 

ボスに勝てないなら

「敵を延々と倒すしかない」という

硬派な難易度が、このゲームにはありました。

 

パラメーターを上げてもきついのに

大幅に上げるにはボスを倒すしかない

こんな理不尽さも、このゲームの地獄でしたね。

 

初代ウィザードリィにも匹敵する

泣きたくなるような難易度はこのゲームにはあったのでした(/・ω・)/

 

 

 

ウルトラマン倶楽部3のまとめ

 

そんな激ムズなゲームだったのですが

難しいゲーム程、好きな私にとっては

かなり熱中出来た作品でした。

 

後半のどうしようもないバグも

対処法を知っていましたので

何とかエンディング画面までは、遊ぶことが出来ました。

 

 

しかし、もう一度遊べと言われれば

「よっぽどの連休ではない限り」拒否するでしょうね。

 

ゲームのボリューム感で言いますと

そのくらいの覚悟が必要な作品でした(/ω\)

 

 

そんな今回の、お勧めするには少し難しすぎる 名作RPG

ウルトラマン倶楽部3の感想でした(*^▽^*)