モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ロウ・オブ・ザ・ウエスト ファミリーコンピューター ナンバーワンのクレイジーゲーム

衝動のままに引き金を引け。善人だろうと、子供だろうと、お前の「法」が全てだ。

[あなたの常識を破壊する 異常な世界がここにはあった]

[ロウ・オブ・ザ・ウエスト ポニーキャニオン ファミコン]

 

1987年発売 

ジャンル:ガンシューティング 

記事のネタバレ度:高め

攻略に必要なプレイ時間:15分

このゲームに対する世間の評価:倫理観崩壊、吐き気必至。

どんな人におすすめ? 「人の道」を踏み外すスリルを求める、ごく一部の背徳者へ。

 

数あるファミコンソフトの中で

「最も異常なゲーム」を挙げろと言われたら、文句なしで本作を推薦したい。

 

「よくぞ発売できた!」と叫びたくなるほど危ういゲーム

『ロウ・オブ・ザ・ウエスト』の感想です

 

 

ロウ・オブ・ザ・ウエストとはどんなレトロゲーム

 

この『ロウ・オブ・ザ・ウエスト』は、

1987年にポニーキャニオンから発売された

ファミコン用のガンシューティング作品でした

(元はパソコンゲームからの移植だそうです)。

 

ゲームの目的は、

街の保安官となり、

日暮れまで人々の話を聞きながら街の安全を守ることでした。

 

画面はバーチャコップの様な、

ガンシューティングなのですが。

 

そこにプラスして

住人との会話を楽しむアドベンチャーゲームもプラスされていまして。

 

「ポーカーで勝ちまくったぜ、ウェッヘヘヘ」

みたいな住人が歩いて来た時は

 

「ポーカーのコツを教えて欲しいな」と下手に出てもいいですし

 

「どうせ、イカサマしてるんだろ!!」と喧嘩腰に言い放っても構いませんし。

 

撃ってもいいです。

 

「僕は秘密を知っているんだよ」みたいな子供が歩いて来たら

 

「キャンディーをあげるから、教えて欲しいな」と優しく接してもいいですし

 

「とっとと失せろ、悪ガキ」なんて、とんでもない対応をしてもかまいませんし。

 

撃ってもいいです。

 

こんな繰り返しで、

街の住人との会話を楽しみながら、

悪人だと思ったらバンバン撃っていく。

なかなかに斬新なアドベンチャーゲームになっていました。

 

 

[今なら問答無用で発売禁止!タブーをフルスロットルで踏み越えた伝説のゲーム]

 

今の時代では、

「人を撃つゲーム」自体が、問題視されがちですし

 

「女性を撃つゲーム」なんてもってのほかです。

 

そして、最も駄目で、どんなに残酷なゲームでも踏み込まない領域。

 

それこそが「子供に危害を加えるゲーム」です。

 

アメリカで最も万引きされたと言われる伝説的な残酷ゲーム

「グランドセフトオート」でさえ、子供は傷つきません。

 

そんな禁断の領域を、

フルスロットルで越えて行ったのが、この『ロウ・オブ・ザ・ウエスト』でした。

 

見た目が子供でも、

もしかしたら悪人かもしれませんからね。

 

男性だろうが

 

女性だろうが

 

子供だろうが

 

悪人だと思ったらバンバン撃っていく

 

こんなヤバいゲームが普通に発売されていた時代に、

何度も何度も衝撃を受けてしまうのでした。

 

 

フォールアウトとかウィッチャーみたいで最高

 

今のゲームで言いますと

 

住人が居て

 

色々な選択肢があって

 

その選択によって

 

友達にもなれるし

 

敵にもなる

 

こんな自由度の高さが最高なのですが。

 

それっぽい面白さを

ファミコンでも体験できるというのは凄かったですからね。

 

フォールアウトやウィッチャーが好きな人には、

意外と気に入って貰えるのかなと、少しだけ思ってしまうのでした。

 

 

ロウ・オブ・ザ・ウエストのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

王道のゲームが好きな人は、

遊ばなくても良いと思います。

 

ただ、異常なゲームが好きならば、

一見の価値ありだとも思います。

 

何がそんなに面白いのか?

 

真面目な会話ゲームとして楽しめるのかと言いますと?

まあまあ難しいのですが。

 

狂ったゲームが好きならば、

かなり楽しめますからね。

 

クレイジーなゲームが好きならば最高にお勧めです。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

新しいシステムを生み出すきっかけになった、

貴重なゲームだとは思います。

 

しかし、

「『ロウ・オブ・ザ・ウエスト』が好きなゲームなんだよね」とは

口が裂けても言えませんからね。

 

最高に危なくて

 

最高に魅力的だった

 

狂気の歴史”の証人となれる

 

異次元のアドベンチャーゲームを、こそっとお楽しみください

 

 

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