おそらく、100時間以上はプレイしたでしょうね
[このゲームをクリア出来る人は 本当の天才かも知れない]
[ソルスティス・三次元迷宮の狂獣 エピックソニー ファミコン]
1990年発売 ジャンル クオータービューアクション 参考価格1200円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 1時間
このゲームに対する世間の評価 ゲーム音楽が ファミコンではあり得ない壮大さ
どんな人におすすめ? 最高に難しいアクションゲームが好きなら 絶対におすすめ
バーチャルコンソールで配信なし
レトロゲームを遊んでいる時
ある不安にかられる時があります。
「大好きなゲームが、最高につまらなかったらどうしよう?」
「今までの最高の思い出が、全て壊れてしまうのでは?」
こんなドキドキがあります。
今回のゲームも
記憶の中では最高のゲームだと思っていましたので
改めて本気でプレイすることで
印象を悪くするのが怖かったゲームでした。
そんな今回の、異常な難易度 異常なおもしろさ 異常な興奮
ソルスティスの感想です(*’▽’)
ソルスティスとはどんなレトロゲーム?
このソルスティスですが
1990年にエピックソニーから発売された
ファミコン専用のアクションゲームでした。
ゲームの目的は
黒魔術師「モルビア」に連れ去られた
お姫様、「エレノア」を助け出すために
髭もじゃの主人公「シャダックス」を操って
全252フロアを探し出していく…。
こんな感じのストーリーでした。
ゲームのシステムは
画面を斜めに見下ろす形の
「クオータービューアクション」で
スーパーファミコンの「レディストーカー」なども、同じシステムでした。
画面を正面から見る
「スーパーマリオ」でも無く
画面を真上から見る
「パックマン」でも無く
その中間である
斜めから見下ろすというのが斬新でした。
そんなソルスティスですが
一言で表すならば
「ノーヒントで進んで行く、バイオハザード」といった感じでしょうか。
バイオハザードのバトルシーンを無くして
謎解きの快感と
アクション要素だけをギュッと凝縮した感覚です。
比較的ヒントが散らばっていると思うのですが
このソルスティスに関していえば
全くのノーヒントで進まなければならず。
ゲームの難易度で言いますと
ファミコンの上位10本に入るほどの、難しいゲームでした。
ゲームの主人公は
モンスターに当たったら即死
針に触れたら即死
ジャンプ力は殆ど無い
こんな貧弱な主人公でした。
そんな貧弱な主人公を助けてくれるのが
様々な効果をもたらすポーションでした。
モンスターに当たっても死ななくなる ブルーポーション
動くものを全て停止させる イエローポーション
モンスターもブロックも足場も全てを破壊する パープルポーション
見えない足場が見えるようになる グリーンポーション
この4種類のポーションを駆使しながら
大迷宮を進んで行くのが楽しかったですね。
なにせ、一切の攻撃手段を持たない主人公ですので
ポーションが切れたら最後というのが
緊張感があって最高でした。
ポーションの使用回数も有限でしたし
コンテニューの回数も有限でしたので
常にドキドキしながら進むアクションゲームでしたね。
このソルスティスをクリア出来た人こそが
本当のゲームの天才なのかも知れませんね。
ソルスティスの感想でもあり レビューでもあり
[どうしてこんなに面白いのだろう]
このゲームですが、昔から家に有りました。
おそらく、家族の誰かの誕生日に購入したのでしょうね。
そんなゲームだったので
勝手にメジャータイトルだと思っていたんです。
「ソルスティスって面白かったよね」なんて話すと
「ソルスティスってなに?」といった反応が返ってきます。
「え?あの髭もじゃの、最弱の主人公の、紫色のカセットの」なんて言っても
「見たことも聞いたことも無いんだけど?」となります。
そんな時に
「ソルスティスって、マイナーゲームだったんだ…」なんて
カルチャーショックを受けていました。
そんなゲームでしたので
友達と感動を分かち合えなかったんですよね。
それから、長い年月が経ちまして
最近になって、改めてプレイし直してみたんです。
ソルスティスのイメージとしましては、
全くクリア出来ない
激ムズの印象しかありませんでしたので
「ソルスティスって本当に面白かったのかな?」と
少しドキドキしながらのプレイでした。
「自分の思い出だけで、勝手に名作ゲームだと思い込んでいたとしたら…」
なんて感覚でした。
プレイしてビックリしました。
「ソルスティスってこんなに面白かったの!!」こんな衝撃でした。
当時としては
謎解きなんて全く分からずに
フィーリングだけで、楽しんでいたのに。
バイオハザードシリーズを遊んだり
沢山のアドベンチャーゲームを遊びまくったり
理不尽なゲームを数多く遊びまくって
ソルスティスに帰って来た結果が
「とんでもなく面白い作品」へと進化していました。
あの、面白い作品に出会った時特有の
高揚感と言いますか
友達に速攻でメールを送りまくる感覚と言いますか
そんな素晴らしさがありましたね。
面白いを通り越して
異常な程面白い、そんな作品でしたね。
[100時間以上遊んで、1000回以上ゲームオーバーになっても まだ足りない]
このゲームですが
昔から遊んでいたのですが
最後までクリア出来る事は一度も有りませんでした。
ただの一度もです。
それこそ、何年間も必死に遊んでいたゲームでしたが
パーセントで言いますと
ゲーム全体の20%も進めなかったでしょうね。
そんなゲームを
「今の状態ならば、必ずクリア出来る」と思ってチャレンジした訳です。
このゲームですが
迷宮に散らばっている
「デムノスの杖」というキーアイテムを求めて
探し回るのが目的でした。
そのアイテムを探し出すために
必死に、広大な迷宮を歩き回るゲームなのですが。
すこし進めば即死ジャンプの連続
すこし進めばモンスターに触れられて即死
すこし進めば足場が勝手に消えて即死
こんな展開の連続でしたので
「死んで覚えるゲーム」と言った感覚でした。
一つのエリアで死にまくって
ゲームオーバーを連発して
そのエリアをクリア出来るようになったら
次の困難が待ち受けている。
そんな死のイメージしかない地獄でした。
最初は思うんです。
「こんな場所、絶対にクリア出来る訳ない!!」と
しかし、10回くらい死ねば、意外とクリア出来ます。
クリアした瞬間に
「あれ?意外と簡単だったな」となりまして
次の地獄へと進んで行くんですよね。
このゲームは
「252の部屋」が複雑に繋がっている構造なのですが
オートマッピングシステムが搭載されていますので
「部屋に入り口は無いけど、マップで見れば入り口がある?」と言う時は
考えて行動するのも楽しかったですね。
一見すると何もない部屋ですが
画面の上にジャンプすると、違う部屋に行けたりするなど
「三次元迷宮」というタイトル通りの複雑さがありました。
バイオハザードの様に
ここから先にはどうやって進むのか?を考えるのが
本当に楽しかったですね。
他の部屋で使ったテクニックを
違う部屋でも試して進んで行く。
足場が見える様になるポーションを使い過ぎて
直ぐに無くなる。
その結果、怪しい場所では
死ぬ覚悟でジャンプしまくる。
そして、残機がなくなって
ゲームオーバー…の繰り返しでした。
遊んでも、遊んでも、クリア出来ない。
遊んでも、遊んでも、全く飽きない。
そんな100時間以上遊んで
1000回以上ゲームオーバーになっても
未だにクリア出来ない、とんでもないゲームなのでした。
ソルスティスのまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
知名度で言えば
まったく有名な作品では無いです。
だけど面白いんです。
面白すぎるんです。
だから遊んでください。
なにがそんなに面白いのか?
死んで覚えるアクションゲーム
これだけなのに
異常なほどの面白さ
これがソルスティスの最大の魅力でしょうね。
今急いで買う理由ってあるの?
このゲームですが
ゲームの音楽が素晴らしく
「ファミコンの中でも、群を抜いて凄い音楽」として有名な作品でした。
しかし、音楽の評価は高いですが
残念ながら、ゲームをプレイした人は少ないようなので
骨太なアクションゲームが好きな人には
この機会に遊んでほしいですね。
新しい部屋を探すのが楽しみでもあり
突破方法を考えるのが辛い作品でもありました。
ゲームセンターCXでいつか挑戦して欲しい
クリア出来たら天才の
圧倒的激ムズアクションゲームなのでした。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
異常に面白い作品という言葉しか見当たらない 異常な程の名作ゲーム
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