ラスボス以外は、意外といけました
[ニンジャタートルズの存在は このゲームで知りました]
[ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ コナミ ファミコン]
１９９０年発売 ジャンル ベルトスクロールアクション 参考価格１１００円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 ２時間
このゲームに対する世間の評価 ミュータントタートルズってカッコイイ
どんな人におすすめ？ 濃厚なベルトスクロールアクションが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信無し
ファミコンという国民的なゲームを支えていたのは
個性的なゲームメーカーだと思います。
どんなメーカーだろうが
「ファミコンでゲームを出せば大金持ちだ」という気持ちから
ゲーム業界にガンガン参入していた時期だと思います。
そんなゲームメーカーも
今ではほとんどが無くなってしまったのは残念ですよね。
今のとんでもない時代に
「あんな個性的なゲームメーカー達があったら」なんて思うと
最高にワクワクしますね。
まあ、今でも続く
正統派のメーカーの方が
面白い作品は圧倒的に多いのですがね。
そんな今回の、ファミコンの中でもハズレが無かった 正統派メーカーの作品
ニンジャタートルズの感想です(*’▽’)
このニンジャタートルズですが
１９９０年にコナミから発売された
ファミコン専用のアクションゲームでした。
ゲームの目的は
連れ去られた女の子を救う為に
忍者タートルズを操って
全８ステージを戦い抜くというのが目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアクションゲームで
熱血硬派くにおくんのシステムを
そのままタートルズにした感じのゲームでした。
４人のキャラクターから
好きなキャラクターを選び
沢山のステージをクリアしていくのですが。
どのキャラクターも攻撃方法は同じなので
見た目の好みでキャラクターを選んでも良かったです。
（なんでも、攻撃の届く距離が変わるそうなのですが、基本的には殆ど変りませんし、飛び蹴りで進んで行くので、お好みでどうぞ。）
操作方法は
攻撃ボタンとジャンプボタン
ボタン同時押しで強力な攻撃
ジャンプして攻撃ボタンで「飛び蹴り」といった
少ないボタンながらも
沢山の攻撃方法が有ったのは良かったです。
その場の敵を、全て倒すことで
次のステージへと進めるようになる
ベルトスクロールアクションだったので。
いかにダメージを少なく
いかに効率的に相手を倒していくのかを
研究するのが楽しい作品でした。
コナミゲーム最大の特徴である
ゲーム音楽も最高で
わざわざテレビにヘッドホン付けて聞き込むくらい
最高の音楽が待っていました。
熱血硬派くにおくんも素晴らしい作品でしたが
やっぱり私の思い出のソフトは
このニンジャタートルズでしたね。
ニンジャタートルズの感想でもあり レビューでもあり
[昔は全くクリア出来なかったのに 遂にクリア出来た]
このゲームですが
昔の思い出では、とんでもなく難しいゲームでした。
と言いますのも
コンティニューに回数制限がありまして
残機３
コンティニュー４の
合計１２機で全８ステージを進まねばならず
全くクリア出来ませんでした。
ステージワープとか
無限１機アップなど
プレイヤーを手助けしてくれる救済機能は、有りませんでしたので
自力でクリアしなければいけない
かなり硬派なゲームでした。
そんなゲームでしたので
挑んでは死に
挑んでは死にというのを
繰り返していたのにもかかわらず
結局はクリア出来ませんでした。
それから、長い年月が経ちまして、再挑戦してみた訳ですね。
「昔の自分と違う、今こそ勝負の時！！」こんな感じです。
するとどうでしょうか、めちゃくちゃ面白いんです。
昔は全然クリア出来なかったのに
今までに培った
アクションゲームのテクニックを駆使しまして
当時の記録をどんどん更新していきました。
昔はステージ４でギブアップしていたのでしょうね。
ステージ５からは
今まで見たことのない新世界が広がっていました。
[シンプルな攻略法から脱却しよう]
このゲームですが
基本的には殴ったら、殴られ返します。
ボスだろうが
雑魚敵だろうが
攻撃したら、必ず一発お返しを食らうゲームでした。
この事を、子供の頃は分からなかったのでしょうね。
基本的には捨て身で進むという
単純な遊び方しかしなかったと思います。
その結果が
コンティニューを使用して
ギリギリステージをクリアするという
物凄く、「非効率的」な攻略に繋がったのだと思います。
ピザという回復アイテムも
あるにはあるのですが。
このピザが殆ど出てきませんので
ダメージ食らったら最後
そのままの状態でボスを倒さなければならず
少ないダメージの積み重ねが
残機をガッツリ減らすという事に繋がっていました。
しかし、思った訳です。
「殴ったら殴り返されるのなら、飛び蹴りで攻撃すればいいんじゃない？」と。
普通のベルトスクロールアクションならば
飛び蹴りというのは、貧弱な攻撃方法です。
高くジャンプして相手を蹴りますので
無敵時間が長く設定されており
基本的なダメージは低めに設定されている物です。
しかし、今作の飛び蹴りは
雑魚敵ならばどんな敵でも一撃で倒す
「とんでもない破壊力を秘めている技」になっていました。
更に、上手いこと当てれば
ボスにも殴り返されないので
防御の面でも文句なしの性能でした。
その結果
「とにかく飛び蹴りをするゲーム」に変わって行きましたね。
今までは、雑魚敵に何度もやられるのが当たり前だったのに。
飛び蹴りを覚えた瞬間に
「殆どノーダメージ」で進めるようになった時は
本当に感動しました。
それでも、後半のステージは
どんどん難しくなって行きますので
簡単にクリア出来るゲームなのかと言うと
そんな事は全く無いのですが。
激ムズゲームから
難しいゲームくらいまでは
ランクダウンさせることが出来ますので。
昔に挫折した人は
この機会に「飛び蹴り連発」で、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
そんな、念願のエンディング画面を見られて
本当に嬉しかった感想です。
[ラスボスのあまりの強さに絶叫する]
このゲームですが
マイルドなバランスのゲームだとは思っています。
しかし、ラスボスの強さだけは
「どうにかなんなかったの」と言いたいほどの強さでした。
正直言いまして
このゲームの主人公たちは、かなりタフな部類だと思います。
回復アイテムが殆ど出て来ない
更に敵が殴り返してくる
こんなゲームシステムのおかげで
２０発は食らっても耐えられるほどの
強靭な肉体の持ち主ばかりでした。
しかし、ラスボスに関して言いますと
そんな事は関係ありません。
どんなに体力があろうとも
指から発する光線を食らうと、問答無用で死にます。
今までは、２０発でようやくダウンしていたのが
指先から広範囲の光線を発した瞬間に
死にます。
最初は、「何かの間違いだろう」なんて思っていましたが
やっぱり一撃で死にます。
ラストステージで
残機が３とコンティニューが１回残っていましたので
「流石にエンディングは見られるでしょ」と思っていたのに
まさかの、一撃死の恐怖に怯えながら
最終決戦を行うとは思いませんでしたね。
そして、ゲームオーバーになりまして、絶望しました。
しかし、ここまで来たら
絶対にエンディングを見たいと思いましたので
また最初からやり直しました。
ラスボスまでは
最低でも１時間は掛かりますので
再挑戦した時は、かなりドキドキでしたね。
次にラスボスにたどり着いた時は
残機が５でコンティニューが２も残っていたので
ようやく勝つことが出来ましたが。
このラスボスが居たからこその
ニンジャタートルズだったのかも知れません。
マイルドなバランスかと思いきや、
ラスボスの強さは異常なので
結果的には、大満足で終わることが出来たのですが
アクションゲームで一撃死は無しですよね。
ニンジャタートルズのまとめ
なぜ遊んでほしいのか？
この冠が付くだけで
ゲームの値段が２０００円は上乗せされていました。
そのくらい、名作ゲームばかりでした。
今では１０００円程度で買えますからね
随分とお安くなったものです。
当時手を出せなかったのならば
今遊びましょう。
当時に比べれば、かなり安いですから。
なにがそんなに面白いのか？
あの、飛び蹴りを連続する快感を体験して欲しいと思います。
今までは激ムズゲームだったのに
サクサク進めるようになる
当時の自分に教えてあげたい…。
今急いで買う理由ってあるの？
このゲームの嬉しい所は
比較的簡単に、残機がアップしてくれるところでした。
２万点事に残機がアップしますので
いかにラスボスまで残していけるのかが
最大の攻略方法だったのかも知れませんね。
激ムズだったゲームを
今の時代に華麗にクリアする
最高だよね。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
ラスボスの強さに恐怖してください そして乗り越えて下さい
それこそが、今急いで１１００円で買う理由です
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