モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

英雄にも 魔王にもなれる名作 ロイヤルブラッド

気分はまさに邪悪なる魔王!?

 

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[ケルトンにオーガ オークにガーゴイル ここは地獄なのかな]

[ロイヤルブラッド  コーエー  ファミコン]

1991年発売  ジャンル シミュレーション  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  ファンタジー世界の三国志

どんな人におすすめ?  魔王気分が好きな人はおすすめ

 

 

コーエーというメーカの

シミュレーションゲームと言うのは

かなり真面目な作品ばかりでした。

 

そんな真面目なコーエー

ファンタジー色バリバリの作品を発売していたとは驚きでしたね。

 

 

そんな今回の、英雄にも、魔王にもなれる名作ゲーム

ロイヤルブラッドの感想です(*’▽’)

 

 

 

ロイヤルブラッドとはどんなレトロゲーム

 

このロイヤルブラッドですが

1991年にコーエーから発売された

ファミコン専用のシミュレーションゲームでした。

 

 

三國志

中国を舞台にしたシミュレーションゲーム 

 

信長の野望

日本の戦国時代を舞台にしたシミュレーションゲーム 

 

そして今回のロイヤルブラッドは

中世ヨーロッパを舞台にした

現実とはかけ離れた世界感が売りの、シミュレーションゲームでした。

 

 

ゲームの目的は

6つの貴族に分配された

6つの不思議な魔法石を全て集めて

30国全てを制覇するのがゲームの目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションゲーム

 

ゲームの基本的な流れは、

三国志信長の野望と同じシステムでしたね。

 

自分の国を開拓していき、国の価値を高めて行きます。

 

秋になると作物が収穫できますので

その作物を売って、軍資金に充てます。

 

街の価値を上げる時には

防災にも気を使わなければいけなかったのは斬新でした。

 

「大火事」や「大地震」などが頻繁に起きるゲーム性だった為に

まずは防災の数値を上げるのが大事でした。

 

 

内政の繰り返しで、軍資金をコツコツと貯めて行き

食糧と兵士の数を増やして行きます。

 

そして、勝てそうな貴族を見つけては

ちょこちょこと攻めて行き

 

自分の領地を着実に増やしていく…こんな繰り返しで

ゲームは進んで行きます。

 

 

このゲームのセールスポイントとしましては

ファンタジー世界でお馴染の

邪悪なモンスターを、自分の軍に入れられるという物でした。

 

今までは

民衆を兵士にするゲームが殆どでした

 

国民の数を増やして

その国民を徴兵する、こんな流れでした。

 

 

今作のロイヤルブラッドでは

各地に住み着いているモンスターを

「お金で契約する」という豪快さがありましたね。

 

「そんなのってありなの?」とお思いでしょうが

敵の貴族も、モンスターを駆使してガンガン攻め込んできますので

何の問題も有りません。

 

 

英雄でありながら

モンスターを雇う魔王でもある

 

こんな豪快さが

このロイヤルブラッドという作品にはありましたね(^◇^)

 

 

 

ロイヤルブラッドの感想でもあり レビューでもあり

 

[コーエーのゲームとしては とても斬新]

 

このゲームを遊んだ感覚としては

とても斬新の一言でした。

 

コーエーのイメージとしましては

現実の歴史世界を

「自分の力で捻じ曲げる」という楽しみ方だと思っていました。

 

本当の歴史では、滅亡してしまった勢力を

自分の知力で生き残らせて、最終的には全国制覇

こんな感覚でした。

 

そんなイメージを

ロイヤルブラッドでは、いい意味で壊してくれましたね。

 

なにせ、出てくるのがモンスターですからね。

 

本来のコーエーだったら

「この柵をどうやって越えて、相手の本陣に斬りこんで行こうかな」とかだったのに。

 

今作のロイヤルブラッドでは

「よし、柵をワイバーンで飛んでいこう」とか

 

「魔術師の魔法で、遠くから攻撃しちゃおう」なんて

 

ビックリの展開の連続ですので。

 

 

今までの、真面目一辺倒のコーエーとしたら

「随分と思いきった作品だな」なんて感じでしたね。

 

 

なんでも、このロイヤルブラッドは

「イマジネーションゲームシリーズ」という

ファンタジー色が強い作品の、トップバッターだそうで。

 

私の大好きなゲームシリーズ

ジルオール」もこのシリーズの作品でした。

 

 

つまり、このロイヤルブラッドこそが

ジルオール発売の原動力となった、偉大なる先輩という訳ですね。

 

考えてみれば

ジルオールにも、似たモンスターが沢山出てきますので

 

ロイヤルブラッドが好きなら

ジルオール

 

ジルオールが好きなら

ロイヤルブラッドが最高にお勧めなのでした(*´з`)

 

 

 

ロイヤルブラッドのまとめ

 

このゲームでは

不思議なシステムとしまして

 

各地のモンスターが、イベントを起こすという物がありました。

 

モンスターがお金をくれたり

食べ物を持ってきてくれたり

自分の能力を上げてくれたりします。

 

兵士の数を激減させたり

自分の家臣の命を奪っていくなど

とんでもない恐怖のイベントも起こりますので

 

「やっぱり怖いモンスターなんだな…」と気づかせてくれるのも

ゲームに深みを与えてくれて良かったですね。

 

 

民衆の為に国を作ると、良いイベントが

 

戦争ばかりしていると、マイナスのイベントが襲ってくる

 

こんな要素も最高なゲームでしたね(/ω\)

 

 

そんな今回の、英雄でもあり、魔王でもある不思議な名作ゲーム

ロイヤルブラッドの感想でした(*^▽^*)