頭がとんでもなく疲れるアドベンチャー
[ＳＦのアドベンチャーゲームは 最高に難しいと気づかされる]
[サイオブレード シグマ商事 メガドライブ]
１９９０年発売 ジャンル アドベンチャー 参考価格８００円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 ３時間
このゲームに対する世間の評価 もう少し読みやすくして
どんな人におすすめ？ SFのアドベンチャーが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信なし
時代の進化というのは、本当に幸せだと思います。
家から一歩も出ずに、全ての品物を届けてくれるなんて
まるで殿様の感覚ですよね。
そんな今回の、時代が進化して良かったと感じることが出来る
サイオブレードとはどんなレトロゲーム？
このサイオブレードですが
１９９０年に、シグマ商事から発売された
メガドライブ用のアドベンチャーゲームでした。
元はパソコンゲームからの移植だそうで
重厚なストーリーと、ゲームに流れる最高の音楽で
このゲームの虜になった人も多かったのではないでしょうか。
ゲームのストーリーは
突如として通信不能になってしまった
無人探査機を救助するために
８人の優秀なクルーが事件の真相に迫っていく…。
こんな感じのストーリーでした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアドベンチャーゲームで
画面をクリックしながら、細かい部分を調べたり
仲間達から情報収集をしながら、隠された謎に迫っていく
コマンド選択式のアドベンチャーゲームでした。
敵との戦闘シーンは
３Ｄシューティングゲームに移行する
とても斬新なシステムも話題でした。
今までの
ただ文字を読んで進んで行くアドベンチャーゲームに
自分自身で敵を殲滅する、シューティングゲームをプラスした
二つのゲームが楽しめる、とてもお得なゲームでした。
サイオブレードの感想でもあり レビューでもあり
[ゲームの世界感が物凄く重い]
このサイオブレードですが
核兵器の後に続く「最新の兵器」が
どんどん世界をおかしくしていく
結構重めのストーリーでした。
そんな重い世界を、明るく盛り上げてくれるのが
個性豊かなクルーの面々であったり
３Ｄシューティングであったり
綺麗なイベントシーンなんですよね。
このゲームのキャッチコピーは
「映画館でゲームをする感覚の、ダイナミックなスケールとスピード感」という
ゲームのハードルを上げる
きわきわなコピーだそうですが。
そんなキャッチコピーにも負けないくらいの
圧倒的なゲームのストーリーを、お楽しみください。
[ひらがなとカタカナと漢字の融合]
このゲームを久しぶりにプレイして、真っ先に思ったのが
「とんでもなく頭が疲れる」という事でした。
最新のアドベンチャーゲームに慣れてから
昔のアドベンチャーゲームをやって
文字の読みにくさに頭が割れそうになる
こんな辛さがありました。
今の時代なら、「磁場」とか「加速装置」とか
漢字で全て表現されているので
すらすらと読めてしまう物です。
しかし、昔のゲーム機というのは容量の関係上
漢字では無く、カタカナで表記されているんです。
「ジバ」とか
「カソクソウチ」とか
「テイデンジョウタイ」など
たった数文字読んだだけで
頭がくらくらするほどの、疲労感が襲ってきました。
そして、このゲームはＳＦの世界なので
難しい言葉が、どんどん迫って来るんですよね。
アドベンチャーゲームというのは
「文章を読むのが、こんなにも辛かったのか」と
改めて気づかされると共に
今のアドベンチャーゲームの読みやすさに
感謝するのでした。
サイオブレードのまとめ
なぜ遊んでほしいのか？
脳みそがジンジンする、濃厚なストーリー
そして文字の読みづらさ
そんな古き良きアドベンチャーゲームをお楽しみください。
なにがそんなに面白いのか？
そんなにも、文章が読みづらいゲームなのに
次の展開が気になってしまい
結局は最後まで、ノンストップでクリアしてしまいました。
（昔プレイしていた時は、もしかしたら途中でギブアップしていたのかも知れません。）
今急いで買う理由ってあるの？
アドベンチャーゲームも楽しめる
なぜかシューティングも楽しめる
サイオブレードって凄い！！
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
大人になってから遊んだ方が、本当の楽しさが分かるかもしれない
サイオブレード
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