このソフトがあれば、そこはゲームセンター
[プレイした次の日には、もれなく親指がちぎれそう] 参考価格350円
[ストリートファイター2 カプコン]
1992年発売 ジャンル 格闘ゲーム
ゲームの中古価格は、ゲームが大ヒットするともれなく下がります。
そして、いったん下がった値段は、
よっぽどな事が無い限り、そのまま据え置きです。
つまり、消費者の子供たちにとっては、
物凄くありがたいシステムでした。
しかし、面白いゲームの場合は、
値段が物凄く安いと、直ぐに売り切れてしまいます。
しかし、中古価格が安いので、買い取り価格も安い。
その結果、誰も売りに来なくなる。
そして、なぜか入手困難になってしまう…。
値段が安いのに、いつも売り切れ、
そんな今回のストリートファイター2の感想です(*’▽’)
ストリートファイター2ってどんなゲーム
このストリートファイター2(スト2)ですが、
今までの、シンプルな格闘ゲームとは一味違う、
ド派手な殴り合いに、熱狂したプレイヤーも多かったではないでしょうか。
現実離れした必殺技の数々、
絶対に危ない感電の仕方、
画面の、端から端まで伸びていく人間の手足、
そんな、シンプルな格闘ゲームの数々を、
圧倒的な完成度と、対戦モードの搭載という魅力的なシステムで、
ぶっ飛ばしていったのが、
ストリートファイター2という、今でも愛され続ける作品なのでした(^◇^)
ストリートファイター2のここが良いよね
[友達がいない少年が…次の日にはスーパースター]
このゲームは、当時物凄い人気だったそうです。
その理由も、アーケード版が現役バリバリで稼働中だったからです。
つまり、家庭用のスト2で練習をして、
ゲームセンターに殴り込みに行く訳ですね。
今までは、練習するにもお金が必要だったのが、
その日からは、無限に楽しめる訳ですからね。
なので、みんな練習に励んでいたそうです。
そんな時代だったので、
スーパーファミコンが購入出来なかった人は、
友達の家に遊びに行くというのが当たり前でした。
なので、今まで一切遊んだことが無かった子供でも、
「あそこの家には、スーパーファミコンとスト2があるらしい…」
なんて、情報が回ってくると、
途端に、スーパースターになれたんですよね。
そして、そこの友達の家で、
ストリートファイター2を通して、次第に仲良くなっていき、
本物の友達になっていく…という訳です。
今になって思うと、親たちも、
苦肉の策で、スーパーファミコンを買い与えていたのかも知れません。
「この子は友達が全然居ない…」
「スーパーファミコン目的で遊びに来てくれるかも…」
こんな思いが、実際はあったのかも知れません。
そんな、友達を増やす理由にすらなった、
社会を巻き込んだ、とんでもない大人気作品なのでした( `―´)ノ
ストリートファイター2の残念な所
[次の日親指がちぎれるくらい痛い]
このストリートファイター2を例えるなら、
「二日酔いは嫌だけど、お酒を我慢することが出来ない」という、
感覚に似ていると思います。
このストリートファイター2は、
物凄く面白いんだけど、次の日は、鉛筆を持てないくらい激痛が走るんです。
プレイしている時には、全く分からないのですが、
朝起きて、何気なく親指を触っただけで「ビキーン!!」ですからね。
その状態で、学校に行って鉛筆を持たないと、いけない訳ですからね。
まるで、10年後に待ち受ける、二日酔いと同じ感覚を、
子供時代に味わえるとは。
そんな、面白いゲームだからこそ、
体の限界を超えてしまうのが残念な所でしたね(;´・ω・)
ストリートファイター2の伝説
このゲームの伝説は、幾つも聞いた事がありました。
アーケードでゲームに勝ったら、
ヤンキーにそのままぶん殴られたとか。
投げ技を禁止にされていた…とか。
待ち時間が一時間も存在していた…とか。
そんな中でも、特に強烈だったのが、
電車に乗って、違う街に戦いに行く…でした。
なんでも、自分の街で最強になったら、
都会まで電車に乗っていき、武者修行の旅に出ていたそうです。
そして、都会の猛者たちにコテンパンにやられて、
さらに修行に励むのだそうです。
そんな格闘ゲームというジャンルが、
生活の一部になっていた、素晴らしいゲームなのでした(/ω\)
ストリートファイター2のまとめ
このゲームは、あまりにも売れすぎたので、
中古ゲームショップで、最も安いゲームとして有名でした。
しかし、面白さは別格だったので、
値段は安いのに、いつも売り切れという、
なんともアンバランスな、不思議なゲームでした。
そんな、格闘ゲームの時代を、築いたといっても過言ではない、
ストリートファイター2の感想でした(*^▽^*)
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