モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

RPGで敵がお金を持っている理由とは? ウィザードリィから来てるのか!!

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ダンジョンにお店なんて無いのに····なぜ?

       

皆さんも、一度は思った事はないでしょうか

「どうしてモンスターが人間の世界のお金を持っているのか?」と。

 

 

ハンターハンターでも

「どうして、モンスターがお金を持っているのか?」と、

主人公のゴンが、親友のキルアに聞いていましたね。

「ゲームだからしょうがないだろう···」そんな返しでしたが。

 

 

私も昔はそう思っていたんです

「なんでモンスターがお金を?」なんて。

 

 

しかし、ウィザードリィというRPGによって、

長年の疑問が少しだけ解けたんです。

 

 

そんな今回のゲームの疑問です。

 

 

[RPGのはじまりとは]

 

RPGというのは本来、

コンピューターゲームの事を指す言葉では無く、

テーブルトークRPGという、紙の上で行う冒険で、

友達、皆でわいわいと楽しんでいた、

ボードゲームの様に、サイコロを振って楽しむゲームが発祥でした。

 

 

RPG ロール・プレイング・ゲーム

つまり紙の上で、キャラクターを演じるゲームという事ですね。

 

スターウォーズのキャラクターになって冒険したり、

007のジェームズボンドになって、ミッションをクリアしたり、

自分たちの好きな様に、

物語を作って、キャラクターを作って、

ダンジョンを作って、ゲームのエンディングを作る。

そんな、皆で楽しむゲームだったそうです。

 

 

つまり、その頃のゲームというのは、

モンスターが一切出て来なくても、RPGだったわけですね。

極端に言えば、どんなゲームでもRPGだった訳ですね。

 

 

そんな時代から進化していき、

いわゆる、ファンタジーRPGの時代に移り変わり、

モンスターとのバトルを楽しんだり

まだ見ぬお宝が沢山出てくる、トレジャーハンターを楽しんだりしていきました。

(この時代の名残が、今のRPGの原型という訳ですね。)

 

 

しかし、このテーブルトークRPGですが、

一つだけ最大の弱点がありました。

 

 

それは、一人ではプレイ出来ないという事です。

 

ゲームマスターという、物語を仕切ってくれる人が必要でした。

 

なので、週末はどんな約束を断ってでも、皆で集まっていたそうです。

(日本でいうと、麻雀の様に、一人では絶対に出来なかった訳ですね。)

 

 

そんなテーブルトークRPGを、

自分一人でも出来ないのか?という好奇心から生まれたのが、

今でも全世界のゲーマーを虜にし続けている、ウィザードリィというゲームです。

 

 

 

[どうしてウィザードリィでは、モンスターがお金を持っていたのか]

 

そんな、ウィザードリィという、

RPGの原点から既に、敵モンスターは人間界のお金を持っています。

 

 

しかし、ウィザードリィには、

モンスターがお金を持っている、ちゃんとした理由が存在するのです。

 

 

ウィザードリィの世界の敵キャラクターというのは、

ドラゴンやデーモン、ヴァンパイア等の

いわゆる、ファンタジー系のモンスターが数多く存在します。

 

 

しかし、半分位の敵キャラクターというのは、

実は、自分たちと同じ人間の敵キャラクターなんですよね。

(盗賊、魔法使い、侍、忍者···等です。)

 

 

その理由というのも、

モンスターを倒してお金を稼ぐよりも、

ダンジョンに潜って来る、新米の冒険者を倒した方が、

効率よくお金を稼げるという、とても汚い世界だからです···。

 

 

つまり、ウィザードリィの世界で、

敵キャラクターが、お金を持っている理由は、

[冒険者から奪ったお金を持っている]という訳ですね。

 

 

なので、ゲームによっては、

人間系の敵キャラクターは、奪ったお金をたくさん持っている。

 

知能の低い、モンスター系の敵キャラクターは、

お金に興味が無いので、ほとんど持っていない…となる訳ですね。

 

 

ちなみに、ウィザードリィでは、

自分たちのパーティーが全滅すると、

新たなパーティーで、仲間の救助に向かう、というシステムなのですが、

救助に向かうのが遅いと、

お金が無くなっていたり、

装備していたアイテムが持ち去られたりする、とてもリアルなシステムでした。 

 

 

そして、あまりにも時間が経ちすぎると、

仲間の存在自体が、消えて無くなってしまったそうです。

 

 

この、仲間が消えてしまう理由は、

モンスターに仲間が食べられた、という設定なのですが、

この設定で、知能の低いモンスターが、

どうしてお金を持っているのか?という意味に繋がっていくんです。

 

 

 

[お金に興味が無いのに、どうして持っているのか?]

 

 

昔テレビで言っていたのですが、

人食いサメのお腹の中には、

時計や指輪などの貴金属が入っているそうです。

 

 

なんでも、食べられてしまった人の持ち物だそうです。

 

紙や衣服は消化してしまうのですが、

貴金属はそのまま胃の中に残っているのだとか…。

 

 

つまり、知能が低いモンスターは、

仲間と一緒に、お金ごと飲み込んでいるのではないでしょうか。

 

 

ウィザードリィのお金は、金貨なので、

モンスターに消化されずに、残っているのではないでしょうかね。

 

 

そうなると、

倒される頻度が少ない、強力なモンスター程、

お金を持っている理由にも繋がりますからね。

(長生きしている分だけ、そのままお金が残っている)

 

 

そのような理由で、

ウィザードリィでは、モンスターがお金を持っていたのではないのでしょうか。

 

 

ちなみに、ドラクエで全滅すると、お金が半分になる理由は、

この、ウィザードリィから来ていると思います。

 

モンスターに半分お金を取られる訳ですね····。

(金庫に入れておくと大丈夫なのも分かりますね。知能が低いモンスターは、複雑な金庫を開けられないという事ですね。)

 

 

 

モンスターがお金を持っている理由のまとめ

 

今のゲームというのは、

逆にモンスターは、お金を落とさなくなって来ているんですよね。

 

 

モンスターの、毛皮や牙等を売って、

お金を稼ぐというシステムですね。

 

 

ゲームを開発する人も、薄々思っていたんでしょうね。

「別に、モンスターがお金を落とさなくても良いよね」と···。

 

 

ちなみに、テーブルトークRPGの頃は、

シナリオをクリアすると、

ご褒美として、経験値とお金を貰えたそうです。

 

その経験値でレベルが上がり、

そのお金で、装備を強化していたんだそうです。

 

 

つまり、本来のお金の稼ぎ方は

ゲームマスターからの、お小遣いを貰うというシステムだったんですね。

 

しかし、このウィザードリィには、ゲームマスターがいないので、

モンスターから、お金を貰っていくシステムに変化したのではないでしょうか…。

 

 

そんな、モンスターがお金を持っているのは、

RPGの原点である、

ウィザードリィから始まったのでは、という今回の話でした(*^▽^*)

 

 

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