どっちがお得なんでしょうか?
[長いパスワードという絶望の世界へようこそ] 参考価格350円
1987年発売 ジャンル 国民的RPG
皆さんは、駄菓子屋にゲーム機が置いてあったのはご存知ですか?
いわゆる、十円ゲームと言われるゲーム機達では無くて、
本物の家庭用のテレビゲーム機です。
今回はそんな時代の話です····。
ドラゴンクエスト2というゲームは、
ドラクエシリーズの中でもトップクラスの難しさでした。
私が初めてエンディングを見たのは、
このファミコン版のドラクエ2は、途中で諦めてしまいましたね。
その理由は
ラストダンジョン付近の、急激な難易度の上昇が原因で、
ここをクリアしたら遂に最後の城だ·······クリア出来ない(;_;)
というドラクエ2の黄金パターンを私も食らいましたね。
その他の原因として、
異常なパスワードの長さというものが有ります。
普通のゲームのパスワードが20文字程度なのに、
ドラクエ2のパスワードは50文字ですからね。
パスワードを打ち込むのに、
4~5分はかかった記憶が有りますね。
しかもパスワードの書き間違えが多くて、
何度、一個前のパスワードから始めた事か···。
そんなドラクエ2ですが、
ゲームが発売してから直ぐのタイミングで、
各地の駄菓子屋のゲーム機に設置されたそうです。
その理由は、パスワードシステムに有ったんです。
この、駄菓子屋のゲーム機のシステムというのは、
100円で何分間限定で遊べるというシステムでした。
地域によって変わるそうで、
15~30分位の時間だったそうです。
時間が来るとテレビの電源が消える仕組みだったんだとか。
普通のゲームなら
そんな短い時間でエンディングを見ることは出来ませんよね、
しかし、
パスワードがあるゲームだとしたら話は変わります。
時間ギリギリまでプレイしてパスワードをメモる、
そして次にプレイするときに、
また続きからプレイ出来るという訳なんですね。
そして、そんな無限にお金が消えるシステムで、
無事にエンディングを見た人が身近に居たんです。
それは小学校の担任の男の先生でした。
なんでも、大学生の頃にクリアしたそうで、
その頃住んでいたアパートにはテレビが無かったそうです。
しかし、ドラクエ2はどうしてもプレイしたかったそうで、
近くの駄菓子屋に必死に通っていたんだとか。
テレビとファミコン一式を揃えるよりも、
駄菓子屋での無限にお金が消えるシステムを選んだそうです。
クリアするのに5~6000円位(30時間?)はつぎ込んだそうです。
(30分の内パスワードを打ち込むのに5分で、パスワードをメモるのに3分かかっていたそうで、実質的なプレイ時間は20分位だったんだとか。それでドラクエ2をクリアするのは凄い執念ですよね。)
ドラゴンクエスト2の良い点
[ゴールドカードを求めて]
ドラクエ2には、
おまけ要素でゴールドカードというレアアイテムが有りました。
このアイテムは、
全てのアイテムを割引価格で買える様に成るアイテムで、
「遂にゴールドカードをゲットしたよ」なんて会話が流行ったとか。
私もストーリーを進めずに、延々福引きを回していましたね···。
(クレジットカードが元ネタだと、最近に成ってから知りましたね♪)
ドラクエ2の問題点
[最後の世界の地獄]
やっぱりこれに尽きるのでは無いでしょうか。
パスワードが長いのも確かに辛いですが、
あの鬼の様な難易度を子ども達にやらせるのは酷いですよね。
スーパーファミコン版のダンジョンは、
親切設計になっていて無事にクリア出来ましたが、
それでも難しさは相変わらずでしたね····。
そんな、
ドラクエ2を自分でプレイしたからこそ分かる
ちょっとだけ先生を尊敬した瞬間の話でした。
ちなみに、ドラクエ3の為に、
テレビとファミコン一式を買ったそうです(^O^)
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