モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

バグサイト まんまポケモンでもいいじゃない  だって面白いんだもの

インターネット世界のポケモンなのかな?

 

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[インターネットが憧れだった時代の 古き良き作品]

[ネットワーク冒険記 バグサイト  スマイルソフト  ゲームボーイ]

2001年発売  ジャンル RPG  参考価格1000円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  電脳世界のポケモンをお楽しみください

どんな人におすすめ?  たまには大雑把なポケモンも良くないですか

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

今の時代では

「インターネット」という言葉は当たり前の時代ですが

昔は、お金を出してインターネットをしに出掛けていました。

 

今では漫画喫茶に行けば

インターネットがサービスで付いてきますが

 

昔はインターネットだけを目的に

ネットカフェに通う人が多かったそうです。

 

ヒカルの碁を読み返していても

インターネットの「ネット碁」をやりに行く為だけに

一時間500円くらい払っていましたからね。

 

インターネットそのものが

ひとつの大人気商品だった不思議な時代でした。

 

今でこそ、月額基本料だけで

インターネットを無限に楽しむことが出来ますが。

 

あの頃は、インターネットを使った分だけ

通信料を請求されていた時代なので

そのくらい強気の値段設定だったのかも知れません。

 

 

そんな今回の、インターネットがまだ高嶺の花だった時に発売された

明らかにポケモンを意識して作ったであろう 独特なRPG

バグサイトの感想です。

 

 

 

バグサイトとはどんなレトロゲーム

 

このバグサイトは

2001年にスマイルソフトから発売された

ゲームボーイ専用のRPG作品でした。

 

ゲームの目的は

現実世界で起きた事件を解決する為に

インターネットの世界「バグサイト」に侵入して

事件の真相を探っていく。

こんな物語で

コミックボンボンに連載していた、人気漫画のゲーム化作品でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGのシステムで

ダンジョンに居るモンスターを仲間にして

モンスターを育成しながら、大冒険していく…。

 

まんま「ポケットモンスター」のシステムでしたね。

 

「スパイラル」という仲間のバグと一緒に

インターネットという電脳空間を冒険し

現実世界で起こる怪事件の情報収集をしていく、こんなゲームでした。

 

インターネットに馴染が無い

当時の子供たちには、それはもう夢のようなゲームだったでしょうね。

 

インターネットの電脳空間を歩いて

さまざまな野生のバグ(モンスター)と出会い

ワクチン(モンスターボール)を注射して仲間を集める。

 

そんな、「もしもポケットモンスターがインターネットの世界だったら…」

なんてゲームが、今回のバグサイトなのでした。

中古GBソフトバグサイト・アルファ 中古GBソフトバグサイト・ベータ

 

 

 

バグサイトの感想でもあり レビューでもあり

 

[インターネットの世界ってこんなに凄いの]

 

このゲームですが

インターネットの世界が

物凄くきらびやかに描かれています。

 

インターネットオークションというシステムで

レアアイテムやレアモンスターが、お金さえあれば購入出来たり。

(現実の世界でもそうですからね)

 

どんなところに居ても

メールという夢の機能で連絡が取り合えたり。

(時には、美人のお姉さんからメルアドを貰えたりします)

 

インターネットという世界が

物凄く魅力的に表現されているのが、凄く。

「インターネットってすげぇぇ!!」と洗脳されるほどの凄さでした。

 

まあ、今の時代にプレイすると

そんな幻想も無いので、なんとも不思議な感覚でしたけどね。

 

 

そんな中でも

オークションのシステムが最高に面白く

無駄にお金を貯めて、レアアイテムを買いまくるのが

やりこみ魂に火をつけてくれたゲームでしたね。

 

 

 

[戦闘が結構長い…というかほとんど戦闘しているイメージ]

 

このゲームですが

そんなに有名なゲームではありませんでした。

 

私も、ゲームの福袋に入っていたので

たまたま入手した、そんなゲームの一本でした。

 

このゲームは「アルファ」と「ベータ」という

ポケモンでいうと「赤」と「緑」みたいな、バージョン違いが存在していたのですが。

 

購入した福袋には、どちらも入っているという

嬉しいのか悲しいのか、良く分からない出会いでした。

(ベータ版は未だにプレイしていませんが…。)

 

そんな、マイナーゲームですが

ゲームのシステムもそんなに悪くありませんし

音楽も結構カッコよく、かなり遊べるゲームだと思うんです。

 

「なんで?流行らなかったのだろう?」そんな疑問でした。

 

 

そんな優秀なゲームに隠された

最大級の弱点が

戦闘のテンポの悪さだった訳です。

 

と言いますのも

このゲームでは「3対3のチームバトル」で進んで行くので

敵モンスターが、かなりタフに設定されていました。

 

敵モンスターが、強いのなら納得もいきます。

 

「よし!このバグを絶対に倒してやるぞ!!」てなもんです。

 

ただタフなだけです。

 

イベントを早く進めたいのに

ほとんど敵と戦闘しているのが辛かったですね。

 

ゲームの内容でいうと

イベント30%、敵との戦闘70%みたいな感じでした。

 

特に野生のバグが嫌になるほど出てくるのが

最高に残念でしたね。

 

友達が居て、コレクションの為に集めるのならば

ストレスも軽減されるのかも知れませんが。

 

クリアの為にプレイするだけの時は

少しだけエンカウント率を下げてほしかったなと思いましたね。

 

もう少しだけモンスターを弱くして

 

エンカウント率も良い感じだったら

 

きっと名作ゲームになれたのかも知れません。

 

「危ないサイトには、ウィルスが一杯居るんだぞ」

「だからセキュリティーを大事にね」と

あえて、教えてくれたんだよねと納得して

 

バグサイトの感想を終わりたいと思います。

 

 

 

バグサイトのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このゲームですが

エンディングまでのストーリーは短めなので

割と楽しんで遊べた、優秀な仲間集めRPGだと思います。

 

「未来ってきっとこうだよね」

「いつの日かインターネットをしてみたい」

「美人のお姉さんとメールをしてみたい」

「オークションでレアなオモチャを買いまくるぞ」

 

こんな、子供には憧れの存在だった

インターネットというきらびやかな世界を

今の時代に、味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

大雑把なポケモンだと思えば、かなり楽しいです。

 

お金さえあれば

レアモンスター

レアアイテムが買い放題

 

こんな豪快なシステムが大好きなのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

あまりにもマイナーゲームですので

バーチャルコンソールで配信される事は有りえないと思います。

 

今では、ビックリする位格安で購入できますので

現物を買って、思う存分遊んでください。

 

それこそが、今急いで買う理由です!!

 

なんて事を書いてから1年

まさかの値段が上がりまくっていました。

 

1年前は

カセットのみで200円

完品で300円とかだったのに

 

今では

カセットのみで270円(アルファは売切れ)

完品で1000円ですからね(ベータは900円)

 

もしかして、バグサイトブームが来るのかな?

 

なんて夢物語を思いながら終わらせていきます。

 

1000円のゲームの福袋に

1900円分のバグサイトが入っていた…。

 

レトロゲームの値段が

いかに高くなっているのかが分かる

典型的なパターンかも知れませんね。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

まんまポケモンでもいいじゃない  だって面白いんだもの

それこそが、今急いで1000円で買う理由です