モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

SFC版装甲騎兵ボトムズ ラスボスと20分間戦うクレイジーなアクションゲーム

負けず嫌いなあなたに贈る  異常な難しさのアクションゲーム

 

[最後までプレイすればきっと好きになる  攻略方法は諦めない鋼の意志]

[装甲騎兵ボトムズ・ザバトリングロード  タカラ  スーパーファミコン]

1993年発売  ジャンル アクション  参考価格1100円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  こんなにもラスボスが強くて許されるのか

どんな人におすすめ?  全てのボトムズファンに贈る

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

今の人にとっては

物凄く当たり前のことなのかもしれませんが。

 

アニメの存在を知る前に

テレビゲームでその存在を知ることが多いそうです。

 

機動戦士ガンダムのアニメは見たことないけど

アニメのストーリーは完璧に言えるとか。

 

ゲッターロボを見たことがないけど

ムサシが死ぬのは、当たり前のように知っているとか。

 

アニメや原作漫画を知らなくても

ゲームをプレイすることによって

トーリーも学べるしゲームも遊べるという訳です。

 

 

そんな私も

ガンダムはテレビゲームが先でしたし

ゲッターロボもテレビゲームが先でした。

 

そんな中でも

テレビゲームを通じて、特にアニメを見たくなった作品が

装甲騎兵ボトムズ」でしたね。

 

あの、ハードボイルドでありながら

汚い世界観にドハマりしてしまい

数々のボトムズゲームを集めて行くようになったのでした。

 

 

そんな今回の、ゲームを遊んだ後にはボトムズが好きになる素晴らしい作品

装甲騎兵ボトムズ・ザバトリングロードの感想です。

 

 

 

装甲騎兵ボトムズとはどんなレトロゲーム

 

この装甲騎兵ボトムズですが

1993年にタカラから発売された

スーパーファミコン専用のアクションゲームでした。

 

ちなみに、このザバトリングロードは

装甲騎兵ボトムズ初のゲーム化作品でした。

 

 

ゲームの目的は

 

最強のイケメンこと「キリコ・キュービィー」を操るのではなく

 

なんだかよく分からない少年「ファミン・エミル」を操りまして

 

謎のATに襲われた両親の復讐の為に

バトリングの試合を行って情報収集を行っていく…こんな目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

FPSと呼ばれる自分の目線で戦っていくシステムに似ていましたね。

 

似たタイプのゲームで言いますと

バーチャロン」や「ダイダロス」が似ていました。

 

主人公は「アーマード・トルーパー(AT)」と呼ばれる

二足歩行のロボットを操りまして。

 

バトリングという賭け試合の競技者として戦っていきます。

 

この戦いを繰り広げる事で

相手の情報を収集していくと共に

自分のパイロットとしての腕を上げて行く。

 

こんなボトムズの世界を満喫できる作品でした。

 

 

全8ステージを進んで行く

面クリア型のアクションゲームなのですが。

 

格闘ゲームの様な決められた範囲内で戦う

バトリングステージ

 

広い野外で、迫りくる相手を迎撃しながら進んで行く

強制スクロールステージ

 

こんんあ、2種類の異なるステージに分けられていましたので

飽きることなく遊ぶことが出来たのは最高でしたね。

 

ボトムズの世界と言うのは

派手さは無いのですが、濃厚な世界感が売りですので

ATが使用できる武器も本当に少ないです。

 

敵の近くで攻撃しないと、ダメージを与える事が出来ない

アームパンチ

 

遠くからでも攻撃できるけど ダメージ量は少ない

ヘビィマシンガン

 

威力は強烈だけど 弾数制限がある

ミサイル

 

こんなシンプルな武器を使用しながら

自分自身のバトリングテクニックのみで生き残って行く。

 

「泥臭いゲームとはまさにこのゲーム」といった

男の世界を体験できる、数少ない作品なのでした。

 

 

 

ザバトリングロードの感想でもあり レビューでもあり

 

[負けず嫌いには最高にお勧め]

 

このザバトリングロードですが

ゲームの難易度で言いますと、相当難しい部類のゲームだと思います。

 

最初のステージなのに

何度もゲームオーバーになりながら

1時間以上かかってようやく次のステージに進める。

 

こんなイカレタ難易度でしたので、

かなりの時間と体力を消耗しました。

 

なにせ、ボトムズには必殺技的な物が一切なく

 

攻撃方法が

パンチ

マシンガン

ミサイル(回数制限あり)

たったのこれだけですからね。

 

さすが

「最低の野郎ども」が乗る

「鉄の棺桶」と呼ばれていただけのことはあります。

 

華やかさなんて微塵もない、硬派な世界なんです。

 

 

そんな難しい難易度ですが

不思議と繰り返しプレイしてしまうんです。

 

それこそ、何度も何度も諦めようと思わせてくれる

めちゃくちゃな難易度でした。

 

「こんなゲームをクリア出来る人が居るのだろうか?」

こんな絶望感を、最初のステージから味合わせてくれます。

 

しかし、そんな難しいゲーム程

情熱はメラメラ燃えてしまう物ですよね。

「そっちがその気なら、意地でも絶対にクリアしてやる」と思ってしまいますから。

 

 

このゲームですが

8ステージだと聞いた時は本当にびっくりしました。

 

「このボリュームで8ステージならばすぐに終わるのでは?」

こんな感じでした。

 

しかし、結果的には

8ステージでも多いと思うくらいの濃厚さでしたので。

 

「絶対にエンディング画面を見てやるぞ!!」なんて

負けず嫌いな人にこそお勧めしたい、素晴らしいゲームでした。

 

 

 

[ラスボスが本気で憎い]

 

このゲームですが本当に難しいゲームでした。

 

頑張って

頑張って

本当に頑張って

ついにラストステージにたどり着いたんです。

 

そして、完全に心を折られましたね。

 

ラスボスの強さが、本当にビックリするくらい異常な強さなんです。

 

まるで、ゲームのエンディングを絶対に見せない為に

このラスボスが存在するんじゃないのか、そんな印象でした。

 

しかも、このゲームのラスボスは

二回倒さなければ倒せないシステムで。

 

前半のボスで

虎の子のミサイルを使い切ってしまうと

後半の、鬼のような強さのボスに瞬殺されてしまうんです。

 

なので

前半のボスはなるべく無傷で、安全に戦う。

 

後半のボスは、負けても良い覚悟で挑むとなるんです。

 

 

その結果

 

前半のボスに10分

後半のボスに瞬殺

 

前半のボスに10分

後半のボスにやられる

 

前半のボスに10分

後半のボスと2分くらい戦える…の繰り返しで

 

徐々にボスの行動パターンと攻略法を覚えていき

 

最後には

前半のボスに10分

後半のボスに10分で

ついに倒すことが出来たのでした。

 

 

たった一度のミスで

20分を棒に振る感覚が最高に辛くて

ゲームのエンディングを見たときは、本当に感動しましたね。

 

「人間やればできる」こんな大事なことを学びました。

 

しかし、もう当分は

ザバトリングロードを見たくない、そんな思い出でしたね。

 

 

 

このゲームが好きならこのゲームも好き

 

この異常な難しさに、似ているゲームは、

忍者龍剣伝」以外には、とても考えられないでしょうね。

 

 

 

装甲騎兵ボトムズ・ザバトリングロードのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

あの本家ボトムズ

濃厚な世界感に負けないくらい

圧倒的な魅力があります。

 

ボトムズのファンには絶対に遊んでほしいですね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

こんなにも主人公機が弱いと思った事は

ボトムズのゲーム位なのではないでしょうか

 

それでも、その状況を打破していくのが楽しいので

激ムズゲームが好きなら最高のご馳走です

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

装甲騎兵ボトムズ

記念すべき最初のゲーム化作品が。

 

今回の異常な難易度をほこるザバトリングロードだったのが

とてもボトムズ的で、最高ですよね。

 

このゲームだけが難しいのではなく、

他のボトムズのゲームも

異常な難易度を誇る作品が数多く発売されていますので。

 

硬派なゲームが好きな人は、この機会に遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

最近のゲームは歯ごたえが無い

 

そんな考えをお持ちの方は

 

最強のラスボスと20分の死闘を繰り広げてみてはいかがでしょうか

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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