モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ヘクター87 ガチのシューターに贈る クリアするだけで褒められるソフト

これってボンバーキングの音楽だよね?

 

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[全国のシューターを恐怖のどん底に突き落とす  断じてクソゲーでは無い]

[ヘクター87   ハドソン  ファミコン]

1987年発売  ジャンル シューティング  参考価格400円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  1時間

このゲームに対する世間の評価  別次元の激ムズシューティング  おかしい!!

どんな人におすすめ?  全てのシューターは伝説に挑戦してください

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

シューティングゲームというのは

とても硬派なゲームジャンルです。

 

可愛らしいキャラクターが出てくる訳でもなく

レベルアップして、ゴリ押しで行けるゲームでもありません。

 

自分のゲームテクニックだけで

ひたすら進んで行く、硬派なタイプのゲームジャンルなんですよね。

 

そんなシューティングゲーム好きのことを

「シューター」と呼びますが

ガチのシューターの為に発売された、

異常な難易度が売りの作品があったんです。

 

 

そんな今回の、全国のシューターを恐怖どん底に突き落とした

ヘクター87の感想です(*’▽’)

 

 

 

ヘクター87とはどんなレトロゲーム

 

このヘクター87ですが

1987年にハドソンから発売された

ファミコン専用のシューティングゲームでした。

 

スターフォース」、「スターソルジャー」に次いで発売された

ハドソンシューティングゲームで。

 

どのシューティングゲームよりも難しすぎて

前二作よりも、あまり話題になれなかった作品でもありました。

 

ゲームの目的は

主人公機の「ノア」を操りまして

全6ステージを攻略していくのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

他のシューティングゲームの様に

極端なパワーアップアイテムなどは一切無く。

 

自分のテクニックのみで進んで行く

オーソドックスなタイプのシューティングゲームでした。

 

全6ステージを進んで行くのですが

 

1 3 5の奇数ステージは

スターソルジャーの様な縦スクロールステージ

 

2 4 6の偶数ステージは

グラディウスの様な横スクロールステージでした。

 

シューティングゲームには珍しい

ライフ制という優しいシステムが搭載されていまして。

 

敵の攻撃に一度当たっても死なないという

「これなら簡単にクリア出来そう♪」と一見すると思ってしまいそうですが。

 

そんな優しさは

表面だけだったと直ぐに気づかされる。

 

一筋縄ではいかない名作シューティング

ヘクター87の想い出です。

 

 

 

ヘクター87の感想でもあり レビューでもあり

 

[全国のシューターとスコアアタックで勝負]

 

このヘクター87ですが

なんと、タイムアウトというシステムが存在しています。

 

2分間限定で遊べるモードと

5分間限定で遊べるモードの二種類が存在するんです。

 

なんでも

ハドソン公認の「キャラバンシューティング」という大会があったそうで。

 

その競技の種目が、このタイムアウトのシステムだったそうですね。

 

2分間でどのくらいスコアを伸ばせるのか

5分間でどのくらいスコアを伸ばせるのか…というのが

最高に当時の子供たちを盛り上がらせていたそうです。

(予選会だけで3時間待ちなんてのも、ざらにあったそうです。)

 

つまり

「俺は五分間で、遂に100万点出したぜ!!」とか

「俺なんか120万点までいったよ」なんて

友達と競っているだけでも、充分に楽しいゲームだった訳ですね。

 

五分間という短い時間も

当時の子供たちには最高で

「30分なら6回チャレンジできるな」とか

「60分なら12回も練習できるじゃん♪」なんてのも

このヘクター87のセールスポイントだったのでしょうね。

 

ゲームは一日一時間という言葉も

ヘクター87にとっては何の問題ありませんでした。

 

 

 

[ステージ2がどうしてもクリア出来ない]

 

このヘクター87はライフ制です。

 

ということは敵の弾に当たっても

直ぐに死ぬわけではありません。

 

つまりは、比較的簡単なシューティングの部類ですよね。

 

普通のゲームなら

敵の弾一発でやられるわけですから。

 

「今回は直ぐにクリア出来そうだな」なんて甘い考えを

即破壊するのが、激ムズゲーム「ヘクター87」でした。

 

 

確かに、攻撃一発では死にません。

 

しかし敵の攻撃が、他のゲームのラストステージ並に激しいです。

 

しかも、敵の攻撃方法が

こちらに「猛スピードで特攻してくる」パターンも多く。

 

この特攻を食らってしまうと、ライフを99%持っていかれます。

 

つまり、一発の弾では死にません。

 

ただし、「二発目の弾でほぼ死にます」という訳ですね。

 

「ライフ満タンだ、今回はいけるかもしれない」からの

猛スピードの特攻アタックを食らって、二発目の弾で終了という事です。

 

ステージには、ライフを回復させるアイテムが存在します。

 

ですので、瀕死の状態でも、リカバリーできるのが

最高に面白いシステムでもありました。

 

 

そんな回復のシステムがあるにもかかわらず

とんでもなく難しいゲームでしたね。

 

 

そんな訳で

名作シューティングだとは分かっているのですが

 

ステージ2がどうしてもクリア出来ずに

そっとゲームの箱にしまうのでした。

 

絶対に面白いゲームなのは分かっています。

 

だけど、序盤のステージすらクリア出来ない難易度なのは

勘弁してください。

 

 

 

どんなゲームが好きな人にお勧め

 

このヘクター87ですが

コアなシューターの方々に人気だそうで

「ヘクター87をクリア出来たら一人前」なんだそうです。

 

そんな、激ムズゲームで思い出したのが

わたしの大好きなアクションゲーム

ホーリーダイヴァー」ですね。

 

何年やってもクリア出来ないゲームですが

いつかはクリアしたいと、常に思っているゲームで。

 

そんなホーリーダイヴァーと同じ匂いのするゲームが

今回のヘクター87なのでした。

 

 

 

ヘクター87のまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このヘクター87をプレイして、まず初めに思ったのが、

「これって、ボンバーキングの音楽だよね?」でした。

 

調べてみると、どうやら同じ作曲者さんだったそうで。

 

ヘクター87の隠しモードでは、

ボンバーキングが自機になるという、おまけ要素が隠されていたそうです。

 

その隠しモードの条件が

「エンディングまで辿り着く」という最高に難しい条件だと知って

絶対に無理だと諦めがつきましたとさ。

 

ですので、ボンバーキングが好きな人は

遊ぶのがいいかも知れませんね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

とにかく難しい

こんな言葉で全てを表現できますね。

 

シューティングを極限まで難しくしたのが

このヘクター87でした。

 

このゲームをクリア出来たら

シューティングの神

そんな素晴らしさなのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

こんな名作ゲームなのに

バーチャルコンソールで配信されていないのが残念です。

 

お気軽に地獄を体験できるのに

バーチャルコンソールで配信されていない。

 

だったら実機で遊ぶしかないですよね?

 

これこそが、今急いで買う理由です!!

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ガチのシューターに贈る クリアするだけで褒められるソフト

それこそが、今急いで400円で買う理由です