ファミコン版『スペースインベーダー』が贈る、シューティングゲームの原点!

社会現象という言葉、昔からありますよね。
最近だと『進撃の巨人』や『魔法少女まどか☆マギカ』、『けいおん!』、『たまごっち』、『エヴァンゲリオン』なんかが記憶に新しいのではないでしょうか。
しかし、そんな中でも特に熱く、
最も印象に残っている社会現象と言えば、
やはり『スペースインベーダー』を抜きには語れません。
静かなはずの喫茶店に突如として現れた宇宙からの侵略者、
それが『スペースインベーダー』でした。
仕事中に会社をサボってプレイしに行ったり、
休日なのにわざわざ喫茶店に通い詰めて朝から晩まで入り浸ったり…。
当時の人々の熱狂ぶりは、今では信じられないほどです。
寂れた喫茶店のマスターが急に外車を乗り回すようになり、
ブームが去るとまた元の寂れたマスターに戻る、といった逸話が残るほど。
激しく燃え上がり、激しく消えていった、最も有名な社会現象の一つだったのです。
そんな伝説の『スペースインベーダー』が、
実はファミコンでも発売されていたことをご存知でしょうか?
しかも、初代『スペースインベーダー』と『スペースインベーダー2』が同時収録された、まさかの「インベーダーコレクション」として!これは驚きでしたね。
『スペースインベーダー』の魅力に迫ります!
『スペースインベーダー』ってどんなレトロゲーム?
『スペースインベーダー』は、1985年にタイトーからファミコン向けに発売された、
シューティングゲームです。
ゲームの目的は至ってシンプル。
宇宙から迫りくるインベーダーたちを、
自らのビーム砲台で撃ち落とし、地球の宇宙基地を守り抜くことです。
ゲームシステムは、まさにオーソドックスなシューティングゲームの王道。
しかし、そのシンプルさの中に、
国産アーケードゲームの原点とも呼べる偉大なシステムが凝縮されています。
数が少なくなるにつれて急激にスピードアップするスリルは衝撃的でしたね。
特に、最後の1匹になった瞬間のあの圧倒的なスピード感ときたら、
「最初からこのスピードで来いよ!」とツッコミたくなるほどの速さでした。
シューティングゲームの元祖と呼ぶにふさわしい、偉大な作品なのです。
攻略のヒントも満載!親切すぎる説明書に感動!
私は幸運にも、
このファミコン版『スペースインベーダー』を説明書付きで手に入れることができました。
そして、この説明書がとにかく「親切設計」なんです!
あの『スペースインベーダー』を伝説にした裏技「ナゴヤ撃ち」の詳しい方法や、
「300点UFO」の出し方まで、
当時の子供たちが憧れたちょっとした裏技が、惜しみなく解説されているんです。
そんな裏技が説明書に載っていたら、どうなるでしょうか?
当然、すべての裏技を自分で試してみたくなるに決まっています!
試しに「ナゴヤ撃ち」をやってみた時のことです。
するとどうでしょう、これがもう、めちゃくちゃ気持ちいいんです!
インベーダーを連続で倒していく時の爽快感は、どんな最新ゲームにも負けないほど。
シューティングゲームの最初にして、最高の遊び応えがあることに、私は衝撃を受けました。
『スペースインベーダー2』を遊びたいのに…!?意外な落とし穴!
このファミコン版『スペースインベーダー』は、
『スペースインベーダー2』も同時収録されているのが大きな魅力です。
しかし、いきなり『スペースインベーダー2』から遊べるわけではないんです。
なんと、初代『スペースインベーダー』でステージ8までクリアして初めて、
『スペースインベーダー2』がプレイできるようになるシステムでした。
そして、これがまた大変なんです。
スペースインベーダーというゲームは、
シンプルなようでいて、そのシンプルさゆえに非常に難易度が高い!
なかなかステージ8までたどり着けないんです。
『スペースインベーダー2』をプレイしたいのに、いつまでたってもプレイできない…。
コレクションなのに、続編がプレイできないという、
なんとも不思議で、そして惜しいゲームでしたね。
『スペースインベーダー』を今すぐ手に入れるべき理由!
なぜ、今この『スペースインベーダー』をプレイしてほしいのか?
それは、あの伝説的なゲームを、今の時代に自分の手で体験できるからです。
敵が迫ってくる。その敵を撃ち落とす。スコアがガンガン上がっていく。
たったこれだけのことなのに、どうしてこんなにも面白いのか。
このシンプルさこそが、最高の魅力なのです。
『スペースインベーダー』という伝説、
日本のゲーム史の1ページを、ぜひ体感してください。
『スペースインベーダー2』は未だにプレイできていませんが、
だからこそ必死になって遊んでしまうんです。
これぞ、キング・オブ・レトロゲーム!
今日もお読みいただきありがとうございました!
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