モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ウィザードリィ#2  無限にレベルが上がる ハラハラドキドキのチキンレースが幕を開ける

ウィザードリィファンの為に発売された 偉大な作品

 

[ウィザードリィに念願の謎解き要素が登場  激ムズゲームはここから始まった]

[ウィザードリィ・ダイヤモンドの騎士  アスキー  ファミコン]

 

1990年発売  

ジャンル 3DダンジョンRPG  

参考価格  ソフトのみ 740円  完品状態 1300円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価 前作のキャラクターがそのまま使えるなんて革命的

どんな人におすすめ?  激ムズアドベンチャーが好きな人にも大満足です

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

今の時代では、

容量をほとんど気にすることなく

ゲーム開発ができるそうです。

 

新しいストーリーを

どんどんデータ配信出来るようになったので

ほぼ無限にゲームのストーリーが広がっていけます。

 

そんな、データ配信という時代の

遥か前にも

 

追加でストーリーを増やすことは行われていました。

 

 

そんな今回の、ファンの為に発売された 元祖データ配信ソフト

ウィザードリィ2・ダイヤモンドの騎士の感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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ウィザードリィ2・ダイヤモンドの騎士とはどんなレトロゲーム

 

このダイヤモンドの騎士ですが

1990年にアスキーから発売された

ファミコン用の3DダンジョンRPGでした。

 

前作の「ウィザードリィ#1 狂王の試練場」というゲームは

遊んだプレイヤーの人生を狂わせるほどの

圧倒的なパワーを持ったゲームでした。

 

そんな前作をプレイした人はずっと思っていたんです。

ウィザードリィの続編がやりたいなぁ···」と。

 

そんな時に、颯爽と登場したのが

今回の「ウィザードリィ#2 ダイヤモンドの騎士」でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

前作で「魔術師ワードナ」を倒して平和になった世界から

少しだけ時が流れたリルガミンの世界

 

そんな世界を舞台に

盗まれた「ニルダの杖」を探し出すため

 

モンスターとお宝が存在する

不気味なダンジョンに挑んで行く…。

 

こんな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPG作品で

 

ダンジョンが3Dで表現されている、3DダンジョンRPGでした。

 

 

ウィザードリィ2特徴としましては

 

前作のキャラクターを引き継いで、ゲームが出来るという

画期的なゲームシステムだったと思います。

 

過去の英雄たちを転送して、

そのまま冒険しても良いですし

 

新たに冒険者をキャラクターメイキングして

新鮮な気持ちで冒険しても良い

 

こんな斬新なシステムでした。

 

 

パソコン時代のウィザードリィ

ディスクにキャラクターをセーブしていたので

簡単にキャラクターの移動が出来たそうです。

 

しかし、ファミコン版の場合はどうやって移動するのだろうか?

なんて、昔から疑問でした。

 

ファミコンはカセットですから

パソコンの様に、簡単にディスクの入れ換えが出来る訳ではありません。

 

そんな時に必要だったのが

「ターボファイル」という外付けのメモリーカードだったんです。

 

このターボファイルに

ウィザードリィ1のキャラクターをセーブします。

 

そして、このダイヤモンドの騎士で

キャラクターを吸い出すと

 

ラスボスのワードナを倒した、

愛しのキャラクター達が使えたそうです。

 

1・2・3・が同時に楽しめる、

ウィザードリィ・リルガミンサーガでは、

簡単にキャラクターを転送できましたので。

 

今から遊ぶ人は、

ウィザードリィ・リルガミンサーガがお勧めです。

 

 

ウィザードリィの続編が遊びたい

 

こんな熱い願望を叶えるために

追加のデータディスクで発売される

 

その結果生まれた、

ファンのための作品を遊んでください。

 

 

 

ウィザードリィ2の感想でもあり レビューでもあり

 

[上級者向けのウィザードリィという 最高のご馳走]

 

ウィザードリィが最高に好きな人間に

 

上級者向けのウィザードリィを与えたらどうなるのか?

 

ご馳走以外の何者でも無いという訳です。

 

 

なにせ、前作をクリアした

「愛しのキャラクター達」で挑む訳ですからね。

 

終盤の敵が

最初のザコ敵の強さという理不尽なバランスになります。

 

凶悪なモンスターしかいない緊張感は

今でも鮮明に覚えていますね。

 

 

ファミコン版では、

ターボファイルを持っていない人の為に

弱い状態のキャラクターでも、1階でレベルを上げられる様になっています。

 

もしも、この部分すら激ムズにしていたとしたら

日本のウィザードリィは、このソフトで終っていたのかも知れません。

 

この点は、かなり優しいシステムだったのはないでしょうか。

 

 

リルガミンサーガでは

パソコン版の難しさをそのまま体験することが出来ますので

 

簡単なゲームが好きならファミコン版を

 

パソコン版の理不尽さを味わいたいのならば、

リルガミンサーガをどうぞ

 

 

ターボファイルがあれば最高に楽しめる

 

ターボファイルが無くても最高に楽しめる

 

そんなファミコン版ならではの、画期的な作品なのでした。

 

 

 

[謎解きがわからない]

 

前作のウィザードリィ1は、ゲームのイベントが皆無でした。

 

しかし、続編である

今回のウィザードリィ2にはちゃんとイベントがあります。

 

どんなイベントなのか?

 

 

謎解きです

 

 

各フロアにボスが待ち受けているのですが

 

このボスにどうやってたどり着くのか?という謎解きになっています。

 

今までは、

普通に進んで行けば

次のフロアへと進むことが出来たのですが。

 

そのフロアに謎解きを散りばめる事で

 

目の前にボスが居るのに、

全くたどり着く事が出来ない

 

アドベンチャー的な要素を体験することができました。

 

 

ウィザードリィなんて、レベルを上げるだけのゲームだろ」なんて

舐め切った熟練プレイヤーを

 

どん底に突き落とす

 

そんな最高の作戦だったのかもしれません。

 

 

「あの頃のシンプルなウィザードリィに戻りたいな」と思うと共に

 

「もっと難しい謎解きをください!!」とも思ってしまう。

 

ウィザードリィがどんどん激ムズゲーム化していく

記念すべき作品だったのかもしれません。

 

 

私は、最後の謎解きが

どうしてもクリア出来なかったので、結局攻略に頼りましたが。

 

あの激ムズの謎解きを自力で解きたかったなと、

今でも後悔しているのでした。

 

 

 

[ドーピングアイテムという名のチキンレース]

 

このダイヤモンドの騎士は

豊富なアイテムが魅力のゲームです。

 

そんな魅力的なアイムたちを

トレジャーハンティングしていくのが

ウィザードリィの楽しみです。

 

 

そんな魅力的なアイテムの中に

とあるドーピングアイテムがありまして。

 

そのアイテムを使うと、莫大な経験値が貰えます。

(おそらく強力なモンスターに対抗する為の、オマケ要素だったと思います)

 

この最高のアイテムですが

「技能の護符」というアイテムでして。

 

このアイテムを使用すると

「50000点」の経験値を貰う事が出来ます。

 

更に、このアイテムは無限に使用できます。

 

ポケモンにも「ふしぎなアメ」という

レベルアップのアイテムがありましたが。

 

このアイテムは一回しか使用できません

というかこれが普通です。

 

しかし、無限に使用できる訳です。

 

レベルの高い後半だとしても

6回ほどアイテムを使用するだけで、レベルを上げる事が出来まして。

 

数十秒でレベルが上がる

とんでもないチートアイテムだったわけです。

 

 

そんなアイテムなので、それはもう使いまくりでした。

 

だって無限に経験値が増えていきますからね。

 

使わない方がおかしいですよね。

 

 

そんな、天国の様な展開が、

一転して地獄に変わるんです。

 

「モンスター倒さなくても、レベル上げ放題じゃん」からの

 

「あれ?キャラクターが消えた···」です。

 

ウィザードリィの世界では

キャラクターが消える事があります。

 

蘇生に何回も失敗したり

レベルを極端に下げられると

愛しのキャラクターがこの世から消え去るんです。

 

そんな最も重いペナルティである「ロスト」を

このドーピングアイテムは持ち合わせているんですね。

 

つまり

「使えば莫大な経験値が入る」もしくは

「使えば思い出事消え去る」のどちらかという訳です。

 

救済として、

アイテムを拾った一回目は必ず成功するので

一回使ったら、もったいないけど捨てるというのが安全でした。

(後に17%の確率で牙を向くと知りました)

 

無限にレベルを上げられる可能性があるけど

キャラクターそのものを消し去ってしまう。

 

こんなチキンレースを楽しめるのは、

今回のダイヤモンドの騎士だけなのでした。 

 

 

 

 

ウィザードリィ2・ダイヤモンドの騎士のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ウィザードリィ2は

あくまでも「ウィザードリィファン」の為のゲームだと思います。

 

「みんなウィザードリィが好きだね、じゃあ続編作ってあげるよ」

そんな優しさから出来た様な気がします。

 

しかし、この作品から遊んだとしても

充分に満足できると思いますので

興味のある方はプレイしてみて下さい。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

上級者向けのソフトという事もあり

難易度はかなりのものですが。

 

それこそがウィザードリィですので。

 

「絶対にクリアしてやる」と思えたのは最高でした。

 

前作の面白さを

難易度をあげる事によって、更に何倍も濃縮した作品

そんな素晴らしさでしたね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

ちなみにファミコン版では、

ウィザードリィ3として発売されました。

 

本来のウィザードリィ2がウィザードリィ3で

 

本来のウィザードリィ3がウィザードリィ2ですので

 

結構なごちゃごちゃ感はあるのですが。

 

その理由は

「どうやったら、キャラクターを転送しなくてもクリア出来るようにするのか?」

という理由だったのかも知れません。

 

ターボファイルが無くても

どうやったら楽しめるのかを考えていた時間が

 

ナンバリングを捻じ曲げるという、暴挙だったのかも知れません。

 

 

今ではウィザードリィ・リルガミンサーガで

丸ごと三作品遊べますので、そちらもどうぞ。

 

ちなみに、リルガミンサーガには図鑑機能という

最高のご褒美が搭載されていますので

 

技能の護符が

 

壊れているのか?

 

壊れていないのか?を判断することができました。

 

壊れる前の技能の護符の入手個数が3だったとします。

 

この状態ならば、経験値を貰える神アイテムです。

 

しかし、壊れた状態になった瞬間に

キャラクターを消し去る、悪魔のアイテムになります。

 

この、壊れた状態も

別のアイテムとして図鑑に登録されていますので

 

この個数が増えた瞬間に

「もう二度と使いません」と知ることができました。

 

この楽しみ方は

図鑑機能があるリルガミンサーガだけですので

 

楽にレベルアップしたい方は

こちらがお勧めなのでした。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

 

リルガミンサーガで全てを体験しましょう

それこそが、今急いで740円で買う理由です

 

 

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ソフトのみ   740円

 

 

完品状態   1300円

 

 

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