モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ウィザードリィ·リルガミンサーガ  私のお墓にセガサターンと一緒に入れて下さい パート1

ウィザードリィの記事がこのブログで最も長い記事でありたい

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[ウィザードリィのプレイ前は普通のゲーム好きだったのに···]

[ウィザードリィ·リルガミンサーガ]

参考価格1500円 ジャンル これぞRPG 

 

[小説版ウィザードリィ·狂王の試練場 大出光貴]参考価格300円

 

ブログを始めた頃は

「そろそろ、ウィザードリィの記事を書こうかな」で先伸ばし、

ブログを始めて3ヶ月後は

「さすがに、もうそろそろウィザードリィの記事を書こうかな」で先伸ばし、

そんなこんなで、

あっという間にブログ作成から1年が経ち

「1年間毎日頑張ってブログ続けた今なら、

ウィザードリィについて最高のテンションで書けるはず!!」という事で、

私がゲームの中でも最も好きなNo.1ゲーム

ウィザードリィの記事を遂に書いてみました(^^)

 

このウィザードリィというゲームは、

[ウィザードリィかそれ以外のゲームか]

と言われる位の唯一無二のゲームでした。

 

そんなゲームを知ったきっかけは

一冊の小説でした。

そんな小説のタイトルは

[ウィザードリィ·狂王の試練場 大出光貴]です。

 

昔から

ウィザードリィというゲームの存在は一応知っていたんです。

ウィザードリィって、あの噂の激ムズゲームだよね····」

「確か、自分でノートにマップを書かないとクリア出来ないって奴だ!!」

「そんなウィザードリィの小説が出てたんだ····試しに買ってみようかな」

なんて軽い気持ちで、

ウィザードリィの小説を購入した事が、

私という人間の

ゲーム感を180度変える事になるとは思いませんでしたね···。

 

ちなみに、

この小説を読んだ次の日には、

あまりにも初代ウィザードリィをプレイしたくなって、

近くのゲームショップ全てを自転車で廻りました···。

 

 

そして見事に全滅でした(;_;)

 

 

ただの一本も

近場にウィザードリィのゲームは売って無かったんです。

最近になって調べてみたところ、

この当時に出ていた家庭用ゲーム機の

ウィザードリィの本数は12~3本位はありましたが、

ただの一本も売っていなかったんですよね。

(欲しかったお目当てのゲームは初代ウィザードリィでしたが、ウィザードリィというゲームならどれでも良かったのですが、見事な迄にウィザードリィシリーズが全滅でしたね。)

 

その日はあまりにも悔しくて、

昨日読んだウィザードリィの小説を

もう一度最初から全て読み返してましたね(^^)

(この時ほど、自分の住んでいる地域が田舎だった事を呪った事は有りませんでしたね。こんなにもゲームが暴れる程に欲しくなった事は、今までの人生でただの一度だけ、この初代ウィザードリィしか経験は有りませんでした。それくらい小説のパワーは凄かったんですね。)

 

そんな

熱狂的な程ウィザードリィがプレイしたかった頃から、

1年程たったある日の事でした、

車で一時間程かかる大きなリサイクルショップに、

親がパソコンを買いに行くというので、

私も何気ない感じで一緒に行く事にしたんです···。

 

その初めて行った

大きなリサイクルショップにはビックリしました。

私の地域ではもう規模が縮小されて、

ほとんどスカスカ状態の

レトロゲームがたくさん売っていたんです。

それこそ普通の最新ゲームソフト並みの品揃えでした。

そして、

そこに有ったんです

神々しく輝く[ウィザードリィ·リルガミンサーガSS]が。

 

もう見つけた瞬間に

「パッケージイラストが超格好いい!!!」

ウィザードリィのイラストってこんなに綺麗なんだ!!」

「お父さんに着いてきて本当に良かった!!」そんな感動的な出会いでした。

ただですね、

ゲームの値段が4000円だったんですよね···。

他のセガサターンのゲームの値段は

300~500円位の良心的な値段設定です。

しかし

ウィザードリィ·リルガミンサーガは4000円です。

他のゲームの約10倍の強気の値段設定でした····。

(発売から4年ほど経っての、この価格でしたからこれ以上は下がらないと思っていましたね。)

 

なんて思いながらも

喜んで購入しましたね

1年間も本当に待ち焦がれて居ましたからね(^^)

 

そしてこの

ウィザードリィ·リルガミンサーガこそが、

[ウィザードリィを初めてプレイする人の為のゲーム]

と言っても過言では無いんです。

 

実はこのリルガミンサーガですが、

簡単に言うとウィザードリィコレクションなんです。

ウィザードリィ

ウィザードリィ2

ウィザードリィ3

のゲーム三本が一枚のCDにセットになって入っています。

つまり

「初代ウィザードリィが暴れる程にやりたい!!!!」という私の願望を、

叶えてくれるどころか、

「続編のウィザードリィ2·3も是非一緒にどうぞ」という事です。

「名作ゲームが三本セットで4000円は本当に安かったなぁ」と、

今でもそう思わせてくれますね。

(セガサターン版とプレイステーション版がありますが、サターン版にはおまけのダンジョンが入っているので、セガサターンをお持ちならセガサターン版がおすすめですね。)

 

そんな待ち焦がれていた

初代ウィザードリィのストーリーは至ってシンプルです。

「地下10階に悪い魔法使いが居るから倒して来い」

たったこれだけのストーリーです。

こんなにシンプルなストーリーで面白いと思いますか?

 

 

本当に不思議なんですよね·······なぜか一生プレイ出来るんです♪

 

 

そんなウィザードリィ·リルガミンサーガの入った袋を

大事に胸に抱えながら

車に乗っている時にある疑問が

「噂ではかなりの激ムズゲームって言われてるけど、クリア出来るかな?」

「ノートに自作のマップを書いて、ゲームを進めるらしいけど」

ウィザードリィって、本当にどんなゲームなんだろう····」なんて、

せっかく憧れのゲームをゲット出来たのに、

なぜか不安になるという不思議な気持ちでしたね。

(新作ゲームを買って帰るあのわくわくした気持ちとは少し違う、なんとも言えないもやもやした気持ちが、今でもパッケージを見る度に思い出します。)

 

 

早速生まれて初めての

ウィザードリィというゲームをプレイして思ったんです。

「ずいぶんシンプルなゲームだなぁ」と。

 

ゲームのストーリーもシンプルなのですが、

ゲームのシステム自体もシンプルなんですよね。

なので自分で街の中を移動する事もありません。

武器屋に行きたいなら

武器屋の文字を押せば行けます

教会に行きたいなら

教会の文字を押せば行けます

酒場に行きたいなら

酒場の文字を押せば行けます

つまりRPGのゲームでは無く

まるでアドベンチャーゲームの様なシステムでしたね。

(街の住人との、アットホームな会話なんて皆無の状態で進んでいくのが、ウィザードリィというゲームの1つの特徴でもありますね。)

 

そんなこんなで

ウィザードリィの世界観にビックリしながらも、

早速邪悪な魔法使いを退治しに行く為に、

自分のキャラクターを作ってダンジョンに潜る事にしました。

(もちろんキャラクターの名前と職業は小説と同じメンバーで♪)

 

あの暗くて不気味なダンジョンに

初めて潜った時の

あのドキドキ感といったらもう最高ですよね。

 

なにせ

ウィザードリィというゲームを

一度もプレイしたことが無い訳ですからね。

もうずっとドキドキが止まりませんでした。

そんな中

「あれマップって自分で書くんだけ?」と思っていると、

実はこの

ウィザードリィ·リルガミンサーガには

オートマッピング機能という親切な機能が付いてまして、

ウィザードリィでありながら

マップを自分で一切書かなくて良いという親切な設計でした···。

 

今になって思うと

このリルガミンサーガが

私の初めてのウィザードリィで本当に良かったと思います(^O^)

 

パート2に続く·····