洞窟を攻略したご褒美に カードダスを10分程ガチャろう
[新しい鎧買っちゃおうかな、いや!カードダス、ガチャろう]
1990年発売 ジャンル RPG 参考価格350円
記事のネタバレ度 普通 バーチャルコンソール配信無し
子供のころは、一本のゲームでとても長く遊べるので、
RPGと言うジャンルが最高に好きでした。
その頃の有名どころのRPGでいうと、
[ドラゴンクエスト1~4]
[ファイナルファンタジー1~3]が二大巨塔でした。
そんな有名RPGたちですから、
自分でゲームを買ったり、友達に借りてきてプレイしたりと、
運良く、全てプレイする事が出来ましたね。
そんな今回の、RPGにどっぷりハマっていた時期に、特にハマってやっていたゲームが、
ナイトガンダム物語の感想です(*’▽’)
このナイトガンダム物語ですが、
1990年にバンダイから発売された、
ファミコン専用のRPG作品でした。
大人気アニメ「機動戦士ガンダム」をコミカルなキャラクターにした、
「SDガンダムシリーズ」の中でも、外伝的な作品である。
「SDガンダム外伝・ナイトガンダム物語」のゲーム化作品でした。
ゲームの目的は、
機動戦士ガンダムのキャラクター達がおりなす、
笑いあり、涙あり、白熱バトルあり、
剣と魔法のファンタジー世界を大冒険していくのが目的でした。
ゲームのシステムは、オーソドックスなコマンド選択式のRPGで、
似たタイプのゲームで言いますと、
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などの王道の作品でしたね。
主人公の「ナイトガンダム」を操りまして、
戦士タイプの相棒「キャノン」
魔法使いタイプの相棒「タンク」
魔法戦士タイプの相棒「アムロ」などの仲間達と一緒に冒険していくのですが、
今作では、「セイラ」や「スレッガー」、「ネモ」などの仲間もいましたので、
どんなパーティーにしていくのかを考えるのも楽しかったですね。
ジオン族という相手と戦っていくのですが、
出てくるボスが、「黒い三連星」や「ランバ・ラル」、「カクリコン」などの、
ガンダムと言えばこのキャラクターみたいな相手達もボスとして登場しますので。
ガンダムのアニメが大好きな人にはたまらない作品でしたね。
このゲームの特徴としましては、作戦というコマンドがありまして。
しゅうちゅう 一体の敵に一斉に攻撃を仕掛ける
ぶんさん バラバラに攻撃を仕掛ける
まわりこむ 敵の後ろに回り込んで、会心の一撃の確立を上げる
たいきゃく 退却する
こんな感じで、
雑魚敵ならば分散で勝手に戦ってもらい、
強敵が出てきたら、集中で一気にたたみかける。
もっと強敵が出てきたら、そのまま逃げる。
こんな、「オートバトル」という言葉が、馴染の無い時代に現れた、
画期的な作品でしたね。
ガンダムのRPGってぶっちゃけどうなの?
キャラクターの名前を借りた、クソゲーなのでは?
こんな価値観を、破壊してくれるにはもってこいの、
未だに愛され続ける、素晴らしいRPGでしたね(^◇^)
ナイトガンダム物語の感想
[本編以外の要素が楽しすぎ]
ナイトガンダム物語という作品は、沢山の機種で発売されていますが。
ゲームシリーズの特徴に[カードダス]という物があります。
あの、スーパー等に今でも置いてある
[カードの自動販売機]ですね。
あの20円で一枚カードを買うという、
子供たちのおこずかいをどんどん吸い込んで行った、
あの魔性の機械です。
今では100円専用になったそうで。
「20円で買うんでしょ、なんてきりだしたら恥をかくそうですね」
そんな魔性の機械が、
普通に武器屋さんのカウンターの近くに、置いてあります。
しかも、このカードダスですが、買ってもあまり意味が無いんです。
ただのコレクション要素です。
(カードダス対決も一応出来ます)
だけど何故か?自然と買っちゃうんです。
「ダンジョンから帰ってきて、お金がいっぱい貯まったぞ」
「これで新しい鎧を買うぞ。···その前に一回だけカードダスを」
「あれ?気付いたら鎧を買うお金がない······また稼げば良いか♪」
なんて、今のスマホゲーム時代の様な感じです。
(5000円ガチャしようと思っていたら、いつの間にか3万円突っ込んでたみたいな)
ちなみに、このゲームをプレイした後に、実際のスーパーに行くと、
「ほぼ100%の確率で、カードダスを買いたくなる」という、
都市伝説的なウワサ話がありましたが、
今思うに、それもメーカーの戦略の1つだったのかも知れませんね。
「これで新しいノートを買うぞ!!…その前に一回カードダスを。」
こんな、真面目な小学生の人生すらも、飲み込んでしまうほどの魅力が、
この作品には有りましたね(*´з`)
ナイトガンダム物語のまとめ
【中古】ファミコンソフト SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 (箱説なし)【画】 |
巨大な悪を倒して、世界を救う事よりも。
意味のないカードダスを集める事の方が重要で、
自分の精神の弱さを分からせてくれた作品でした。
エンカウント率が異常
カクリコンの強さが異常
ゲームの音楽が素晴らしすぎる
実生活に影響を及ぼすほどの中毒性
こんな今の時代に遊んでも最高に楽しめる作品でしたね。
ナイトガンダム物語のシリーズは、
バーチャルコンソールで配信されてはいないのですが、
ガチャポン戦記は配信されていますので。
いつの日か、ナイトガンダム物語の配信される事を祈って、
終わりたいと思います。
ちなみに、最近になって[物語(ストーリー)]と読むと知りました(/ω\)
そんな今回の、真面目な小学生が、ノート代すらもつぎ込んでしまう悪魔的なゲーム
ナイトガンダム物語の感想でした(*^▽^*)