モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

精神が強い大人にしか遊べない 隠れた名作RPG ラプラスの魔 スーパーファミコン版

パソコン版ともPCエンジン版とも違う スーパーファミコンならではが面白い

 

[不気味な幽霊屋敷にジャーナリストや霊能者が腕試しに集まってくる そんなリアル]

[ラプラスの魔  ビック東海  スーパーファミコン]

 

1995年発売  

ジャンル コマンド選択式のRPG

参考価格 ソフトのみ 4500円  完品状態 6000円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  10時間くらい?

どんな人におすすめ  結構グロイ ガチなRPGが好きならば文句無し

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

ラプラスの魔」というスーパーファミコンのRPGです。

 

この作品ですが、昔から気になっていた作品でした。

 

ホラーとRPGを融合させた、

かなり珍しい作品で。

 

どちらのジャンルも大好きな私にとっては、

こんなにも素晴らしいRPGは無かった訳です。

 

そんなラプラスの魔ですが、

結構いい値段がしていました。

 

当時でも4000円くらいだったと思います。

 

そんな値段設定でしたので、

今の今までスルーしてきました。

 

しかし、そろそろ勝負する時だなとも

同時に思った訳です。

 

 

どうしてか?

 

 

ブログをやっているからです。

 

結構なプレミアソフトになりましたからね。

 

買おうか迷っている人がいるかもしれません。

 

そんな人に役立つのであれば、

これほどうれしい事は有りませんからね。

 

これからもその役目を果たすために、

色々なプレミアソフトにチャレンジしていきたいと思います。

 

 

そんな憧れだったラプラスの魔

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の このくらいガチの作品をスーパーファミコンで出せたことに驚く

ラプラスの魔の感想です。

 

 

 

ラプラスの魔とはどんなレトロゲーム

 

このラプラスの魔ですが

1995年にビック東海から発売された

スーパーファミコン用のRPGでした。

 

ラプラスの魔という作品は、

最初にパソコンで発売されて、

次にPCエンジン版が発売されたのですが。

 

その作品たちは、

3Dタイプのウィザードリィの様なシステムになっていたそうです。

(こちらも遊んでみたいです)

 

そんな作品たちとは違い、

今作のスーパーファミコン版では

2Dタイプのドラゴンクエストの様なシステムになっていましたので。

 

そこら辺は、

子供たちの為の優しさだったのかもしれません。

 

 

そんなゲームのはじまりは

 

ニューカムという町ではとある事件でにぎわっていた

 

人間の仕業とは思えない、

とても無残な事件が多発していた

 

そして、住人達は口々にこういうのであった

「あの幽霊屋敷が原因だ!!」と。

 

そんな幽霊屋敷の謎を解くために、

各地から探偵や霊能者、科学者などが集まってきて、

恐怖の冒険が始まって行く…。

(本来はもう少しグロテスクな表現が含まれます)

 

こんなリアルな始まりが面白かったです。

 

ウィザードリィでは、

ダンジョンが突如現れて、

そこに冒険者が集まってきて、

その街が大都市に発展していくという流れがありましたが。

 

それを現代版にリアルにアレンジしたという感じでしょうかね。

 

とてつもなく危険な幽霊屋敷があって

 

その原因を探すために色々な人間達が腕試しにやってくる。

 

もうこれだけで、

このゲームを遊んでみたくなりましたからね。

 

流石「安田均さんとグループSNE」だったのではないでしょうか。

 

 

そんなゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のRPGで

ドラゴンクエストタイプの正統派のシステムでした。

 

なので、最初の印象では、

シンプルなRPGなのかな?と思ってしまいます。

 

しかし、

ラプラスの魔ならではの

特殊なシステムもありますので、

そこら辺は斬新で面白かったです。

 

 

まず面白かったのが、

モンスターがお金を落とさない所です。

 

前回のサンサーラナーガ2でも書きましたが、

普通のRPGとは違いを出したかったのだと思います。

 

なので、モンスターや幽霊はお金を落としませんでした。

 

ただ、ちゃんとお金の概念は有ります。

 

どうやってお金を稼ぐのか?

 

写真を撮るんです。

 

ジャーナリストという職業がありまして、

カメラを使用して、モンスターや幽霊を撮りまくるんです。

 

その心霊写真を売って、

装備の強化や回復アイテムを補充していく。

 

これこそが、

ラプラスの魔の最も特徴的なシステムだったと思います。

 

その他にも、

住人の悩み事を解決することで

お金を貰うことができますので。

 

心霊写真を撮りつつ、クエストを解決していくという

RPG的な流れも良かったのではないでしょうか。

 

 

次に面白かったのが、

幽霊には普通の攻撃が効かないという事でしょうかね。

 

モンスターや人間には普通に攻撃が効きます。

 

ただ幽霊には効きません。

 

どうしてか?

 

透明だからです。

 

透明なので、攻撃自体が当たらないからです。

 

なので、それ専用の攻撃方法を用意しなければいけないというのは

リアルで面白かったのではないでしょうか。

 

 

最後に最も面白かったシステムが、

経験値でスキルのレベルを上げていくというシステムです。

 

敵を倒したり、クエストを解決することで

経験点を貰うことができるのですが。

 

その経験点を使用して、

そのキャラクターのスキルのレベルを上げていく。

 

この独自のシステムを楽しめるのが、

ラプラスの魔のRPGとしての魅力的な部分でした。

(同じ製作者のソードワールドもこのシステムが最高でした)

 

敵を倒すために、

「接近戦」や「霊能力」のスキルを上げたり

 

イベントを有利に進めるために、

「手がかり」や「交渉」のスキルを上げたり

 

お金をガンガン稼ぐ為に

「写真撮影」のスキルを上げたり

 

自分自身で、

どのような冒険者に育てていくのか?というのが面白く、

どんどん経験点を稼ぎたくなるのは最高だったと思います。

 

 

不気味な幽霊屋敷を

 

その道のプロたちが集まって攻略していく

 

ホラーとRPGが融合した

 

プレミアソフトになった理由がちゃんと分かった

 

ガチのRPG好きなら絶対に満足できる、凄すぎる作品なのでした。

 

 

ネタバレしないで遊びたい人はこちらからどうぞ

 

 

 

4500円

 

 

 

ラプラスの魔の感想でもあり レビューでもあり

 

[よくスーパーファミコンで発売できたな そんなガチさ]

 

このゲームは、元はパソコンゲームです。

 

ですので、

物語を幾らガチに作っても問題はなかった訳です。

 

そんな作品の移植ですからね。

 

当たり前の様にガチに作られていました。

 

スーパーファミコンという子供向けのゲーム機なのに

 

そこに広がっている世界は

 

シリアスとグロテスクが融合した

 

完全に大人向けの物語

 

ですからね。

 

このゲームを小学生が遊んでいたと思うだけで、

かなりビビりますからね。

 

いかに自由な時代だったのかがわかります。

 

 

ただ、そんな物語ですからね。

 

大人になってから遊ぶことで、

余計にこのゲームの素晴らしさを体験できると思います。

 

当時の私に言いたい位です

「あの頃遊ばなくてありがとう( `―´)ノ」と。

 

おそらくですが、

当時リアルタイムで遊んでいたら、

このゲームの事を、きっと嫌いになっていたと思います。

 

そのくらい暗めのガチの物語です。

 

かまいたちの夜なみに

トラウマになっていたかもしれません。

 

しかし、沢山の作品を遊んできて、

暗めの物語の耐性が付いていますからね。

 

今こそが、このゲームを最大限楽しめる状態なのかも知れません。

 

 

当時買えなかったな(;´・ω・)

 

なんて人こそが、このゲームを今遊ぶべきだと思います。

 

 

 

[別に敵と戦わなくてもいいよ そんな開き直り]

 

普通のRPGの感覚で言いますと

 

イベントを進める

 

レベル上げ

 

イベントを進める

 

レベル上げ

 

こんな感覚だと思います。

 

敵が強くなるまでは突っ走って

 

勝てなくなったらレベル上げをする

 

こんな王道だと思います。

 

しかし、このゲームは

そんなRPGの常識を破壊してくれます。

 

どうやって破壊するのか?

 

 

雑魚敵の経験値の低さです。

 

あえて雑魚敵の経験値を低めに設定することで、

「戦っても意味ないよね?」と気づかせてくれます。

 

これが楽勝で敵を倒せるのならば、

塵も積もれば山となるで、何度も戦ってもいいのでしょうが。

 

まあまあ敵が強く設定されていますからね。

 

「こんなに苦労して、これだけなの( ;∀;)」と

悲しくなりますからね。

 

製作者としては、

「別に戦わなくてもいいよ」だったのかもしれません。

 

 

じゃあどうやって経験値を貯めるのか?

 

 

エストをクリアするんですね。

 

エストをクリアすることで、

雑魚敵を倒すよりも何十倍もの経験値を貰えます。

 

これが何をもたらすのか?

 

イベントを進めるのが最高に楽しくなるんです。

 

普通のRPGならば、

物語を進めるためにイベントを進めるのでしょうが。

 

そこに

「大幅な経験値」をプラスしてくれるお蔭で、

エスト自体を楽しむことができますからね。

 

ここら辺は

他のRPGではなかなか体験できない、

このゲームならではの魅力だったのかもしれません。

 

 

ほぼ逃げまくるRPG

 

それなのに、嫌にならない

 

これって凄いね

 

 

 

[そこら辺を調べるのにも勇気がいる 恐怖を重要視したホラーRPG]

 

そんな他のRPGとは別次元の作品ですが。

 

最も衝撃を受けたのが、

「恐怖を重要視」しているという事でしょうか。

 

目の前に机があるとします。

 

明らかに怪しいです。

 

怪しかったらどうするのか?

 

調べますよね。

 

調べるとどうなるのか?

 

恐怖が襲ってきます。

 

どうしてか?

 

幽霊屋敷だからです。

 

恐怖が襲ってくるとどうなるのか?

 

行動不能になります。

 

最初は何とか耐えられますが、

恐怖を何度も喰らってしまうと、

精神がおかしくなって行動不能になってしまう。

 

この恐怖があるからこそ、

簡単に怪しい場所を調べられなくなる訳です。

 

調べようかな?

 

いや、一旦回復してからこよう(´・ω・`)

 

これこそが、

ホラーとRPGの奇跡の融合だったのかもしれません。

 

 

なんでも、

パソコン版は本当に怖かったそうです。

 

簡単に屋敷から出られなかったり、

逃げてしまうと、自分の位置がランダムで移動したり。

 

とてつもない難易度だったそうです。

 

そんなパソコン版に比べますと、

かなりマイルドになっているそうなのですが。

 

それでも怖かったですからね。

 

RPGなのに怖い

 

ただ、怖いけど面白い

 

そんな不思議な体験をできる

数少ないRPGだったのかもしれません。

 

 

 

ラプラスの魔のまとめ

 

ラプラスの魔はぶっちゃけ買いなのか?

 

この事を知りたくて

最後まで読んでくれた人も多いかもしれません。

 

なので、私なりに苦労した部分を

最後に書いてみたいと思います。

 

 

まずは、

敵が強めに設定されているので、

戦闘がやや長めなのがちょっと辛いなと

最初は思いました。

 

ただ、逃げるを連発すれば何とかなりますし

 

戦闘が長いのを逆手にとって、

写真をバンバン取りまくればお金がガンガン稼げます

 

ですので、

人間系ならば逃げて、

レアなモンスターは写真を撮るという事を頭に入れておけば

かなり楽に進めるのではないでしょうか。

 

お金を貯めれば、

装備を強化したり、

ドーピングアイテムを買えるようになりますからね。

 

お金を貯めるというのも、

このゲームのリアルな面白さだったのではないでしょうか

 

 

次に思ったのが

「物語がかなり暗い」という部分でしょうか。

 

RPGでありながら、

ホラーゲームとしても作られている訳ですからね。

 

物語が暗いのはもちろんのこと、

ゲームの画面もめちゃくちゃ暗いです。

 

ただ、これで良かったと思います。

 

このガチの雰囲気があるからこそ、

最後まで遊んだ時に

「遊んでよかったな…」と思えた訳です。

 

そして、暗い物語の中にも、

「このイベント良かったな」と思えるイベントがちゃんと用意されていますので。

 

物語重視のRPGが好きな方には

満足していただけるのではないでしょうか。

 

悪い所で言いますと、

そんな感じでしょうかね。

 

 

それ以外は、

経験値を貯めてスキルのレベルを上げるのが面白すぎますし。

 

心霊写真を取りまくって、

「いくらで売れるかな(*´▽`*)」と妄想するのも楽しかったですし。

 

貯めたお金でドーピングアイテムを買うのも楽しかったですし。

 

最後までワクワク遊べた

優秀な作品だったと思います。

 

 

今すぐ買ってください(; ・`д・´)

 

というには、少し高い値段ですが。

 

4500円出してでも、

買う価値は絶対にあると思いますので。

 

そこら辺も含めて、

このラプラスの魔という

唯一無二のゲームを遊んでほしいなと思います。

 

 

お値段以上の価値は間違いなくある

 

ホラーとRPGを融合させた、奇跡のRPGなのでした

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

精神が強い大人にしか遊べない 隠れた名作RPG

それこそが、今急いで4500円で買う理由です

 

 

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ソフトのみ  4500円

 

 

完品状態   6000円

 

 

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