モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ハチャメチャなRPGが好きならば 絶対にお勧め レジェンド ゲームボーイ

製作者だけが 平常心でプレイ出来たのかも知れない

 

[シンプルなRPGながら 相当ヤバいRPGでもある]

[レジェンド   クエスト   ゲームボーイ]

 

1991年発売  

ジャンル  コマンド選択式のRPG

参考価格  ソフトのみ780円  完品状態  3000円

記事のネタバレ度   普通

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  色々辛い

どんな人におすすめ ぶっ壊れたRPGが好きならば 最高のゲームかも知れない?

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「レジェンド」というゲームボーイRPGです。

 

最近の流れで言いますと

 

スーパーファミコンのRPGを遊んで

 

ウィザードリィライクを遊んで

 

またスーパーファミコンのRPGを遊んで

 

またウィザードリィライクを遊んで

 

なんて感じで、

二つのRPGばかりを遊んでいました。

 

そんな繰り返しも

私にとっては最高の幸せなのですが。

 

たまには他のRPGも遊びたいですからね。

 

久しぶりに、

ゲームボーイのRPGを遊びたいと思いました。

 

 

そうなった時に、

昔はクリア出来なかったけど、今ならばクリアできるのでは?という

強烈な作品を遊びたくなりました。

 

そんな時に、

このレジェンドという作品を思い出したんですね。

 

開始早々に

「こんなのクリア出来ない!!」と諦めた作品でしたので。

 

今回20年以上ぶりにリベンジしようと思った訳です。

 

そんなレジェンドが

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

このゲームを購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の あなたは え?嘘でしょ?と必ず思う

レジェンドの感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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レジェンドとはどんなレトロゲーム

 

このレジェンドですが、

1991年にクエストから発売された

ゲームボーイ専用のRPGでした。

 

 

そんなゲームのあらすじは

 

国が開催する試験に

唯一受かった主人公が

 

世界を救うと共に、

居なくなってしまった父親を探す旅に出かけていく

 

「勇者でもなんでもないんですね」というリアルさが面白い

始まりになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のRPGで、

昔ながらのドラクエ系のRPGだと思っていただければわかりやすいです。

 

この時代のRPGで言いますと

冒険をしながら仲間を集めていくRPGが多い中で、

最初から4人パーティーで進んで行けるというのも面白く。

 

ここら辺も

ドラゴンクエスト3を意識していたのかもしれません。

 

 

表面上はシンプルなRPGだけど

 

蓋開けたら、とてつもない魔物が顔を出す

 

このゲームを遊んでパニックにならなかった人はいない

 

ゲームボーイ初期の強烈過ぎるRPGなのでした

 

 

ネタバレしなで購入したい人は、こちらからどうぞ

 

 

 

780円

 

 

 

レジェンドの感想でもあり レビューでもあり

 

[シンプルだからこそ ちょっとしたことで嬉しくなる面白さ]

 

このレジェンドですが、

内容で言えばかなりシンプルなRPGだと思います。

 

世界を救う為に

3人の仲間と一緒に冒険に出かけ

 

各地の街で色々な厄介事を解決して行きながら

 

色々な体験をしていく

 

まさに王道のRPGです。

 

1991年という時代ですので、

個性的なRPGが数多く発売されていた時代だとは思うのですが。

 

ゲームボーイのRPGで言いますと、

まだまだ個性的な作品は少なかったです。

 

そんな初期の作品ですので、

「ちょっとしたことで嬉しくなる」というのは良かったと思います。

 

 

まず初めに嬉しかったのは

「新しいモンスターに出会えた時」の嬉しさでしょうかね。

 

この作品でまず驚くのが

可愛らしいモンスターたちのグラフィックだったと思います。

 

当時のRPGで言いますと

ファイナルファンタジー」や「ウィザードリィ」などは、

モンスターのグラフィックが

かなり怖めに描かれている作品だと思うのですが。

 

ドラゴンクエスト」や「桃太郎伝説」などは

モンスターのグラフィックが

わりと可愛らしい作品だったと思います。

 

そんな部分を取り入れたのかどうかはわかりませんが、

このレジェンドでは

モンスターのグラフィックがとても可愛らしく描かれていまして。

 

新たなモンスターに出会いたくて

どんどん先に進みたくなるというのは良かったと思います。

 

「美少女の顔が描かれているカタツムリ」など、

明らかにぶっ飛んでいるモンスターも登場しますので、

そこら辺も楽しんで欲しいなと思います。

 

 

次に面白かったのが、

「新しい装備品が沢山売っている」ということでしょうか。

 

最初のお城は普通の品ぞろえなのですが

 

次の街に着きますと、

大量の装備品が売っていまして。

 

「どんな性能なんだろう?」なんて最高に楽しかったです。

 

今の時代のRPGですと、

スキルや熟練度など色々な要素が戦力アップに繋がると思いますが。

 

そんなのは一切無く、

装備強化こそが、最高の戦力アップに繋がりますからね。

 

新しい装備品に出会えるだけで嬉しいというのも、

今作の魅力だったと思います。

 

 

最後に楽しかったのが、

やっぱりレベルアップの嬉しさでしょうかね。

 

どんなRPGでも

レベルアップの瞬間は最高の幸せですからね。

 

そんな意味では、

当たり前の様に最高の瞬間になっていました。

 

と言いますのも、

他のRPGよりもかなり早めにレベルアップする作品でして。

 

ダンジョンに潜るだけで、

3レベルとか普通に上がりました。

 

このサクサク感もレジェンドの大好きな部分でした。

 

 

なんて感じで、

シンプルな作品だからこそ、

今のRPGで忘れてしまった部分が、ギュッと濃縮されていますので。

 

「最近のRPGは面白くないな」なんて思っている方は、

このレジェンドを遊んで

思考を一旦リセットしてみて下さい。

 

きっと、今後のゲーム人生がもっと素敵になると思います

 

 

 

[え?嘘だよね?と 100回くらい思う]

 

そんなシンプルなRPGですが、

世間の評判で言いますとそれほど高くは有りません。

 

どうしてか?

 

いろいろ辛い要素が含まれているからです。

 

 

私が初めて遊んだ時も、開始早々に諦めてしまったので、

なんとなくは覚えていたのですが。

 

「こんなゲームだったんだ」なんて

凄さを再認識できました。

 

 

まずビックリするのが

「物価が異常に高い」ことでしょうか。

 

装備品が大量に売り出されていると書きましたが、

その街に到達した時点では、まず買えません。

 

最低ランクの装備は頑張れば買えますが、

最高ランクの装備となりますと、まず無理です。

 

そこら辺のモンスターを倒しても、

4ゴールドとかしか貰えないのに

 

一番高い装備は800ゴールド

 

手に入れるには、200回は戦わなくてはならない

 

「え?嘘でしょ?」と、必ずなります。

 

この「え?嘘でしょ?」が

所々に散りばめられているからこそ、

このレジェンドという作品が伝説になれたのかもしれません。

 

仲間が死んでしまったとします。

 

普通のRPGならば、

3回か4回も戦えば蘇生費用が稼げるはずです。

 

しかし、今作は違います。

 

普通に20回くらい戦わせられます。

 

20回戦わせられるという事は、

その分だけ、他の仲間とのレベル差が開いてしまう訳ですね。

 

ここら辺も、RPGの初心者の心を折る

要素だったのではないでしょうか。

 

ウィザードリィでも

蘇生費用はかなり高かったです。

 

死に対する恐怖で言えば、

文句無しでナンバーワンのRPGです。

 

ただ、ウィザードリィに関して言えば

沢山の冒険者を作成することができました。

 

ですので、初期の段階では、

「仲間は使い捨て」という感覚もかなり多かったです。

 

「死んじゃったか…」

 

「じゃあ違う冒険者を補充しようかな」です。

 

この救済措置があったからこそ、

沢山の難関をくぐり抜けた冒険者が愛おしくなる訳ですね。

 

しかし、今作は替えの効かない

大事な大事な仲間ですからね。

 

仲間が死んだら

本当に悲しくするために、

異常に高い蘇生費用になっていたのかもしれません。

 

装備も髙けりゃ

 

蘇生費用も異常に高い

 

そんな、物価に悩まされるRPGでした。

 

 

次にビックリしたのが、

「扉が復活する」でしょうか。

 

今作は、

ドラゴンクエスト1の様に、

魔法の鍵で扉を開けるシステムになっています。

 

宝物庫には鍵がかかっていますので、

その扉を魔法の鍵で開けて、

強力な装備やアイテムをゲットするという流れです。

 

この扉が、

復活するというのが、

今作の結構厄介な仕掛けでした。

 

 

扉が復活して、何が困るのか?

 

 

最悪詰みます。

 

 

宝物庫の扉を開けます

 

階段を降ります

 

お宝を取ります

 

階段を上ります

 

帰ろうとします

 

扉が閉まっています

 

でも魔法の鍵はもうありません

 

「え?嘘でしょ?」です。

 

「どうやって帰るの?」です。

 

まず間違いなく、

パニックになること間違いなしの、

相当ヤバいトラップだった訳です。

 

一応の救済措置として、

メビウスのわ」という脱出アイテムを使うと外に出る事はできます。

 

ただ、そのメビウスのわすらなかった時に、

「あ!リセットしかないのか」となってしまう訳です。

 

バグなのかどうかはわかりませんが、

この要素もかなり辛い部分では有りますので、

そこら辺に注意して遊んでみて下さい。

 

 

その他にも

 

操作が結構辛いとか

 

アイテムの効果が分からないとか

 

フィールドはそれほどでもないのに

ダンジョンに入った瞬間にエンカウント率が跳ねあがるとか

 

ラスボスを倒した後にどこに行けば分からず、

30分以上さまようとか

 

初期のRPGならではの

とんでもない辛さもあるのは事実です。

 

ただ、ちゃんと面白い部分も

用意してくれてもいました。

 

辛いだけのRPGならば、そこで諦めてしまいます。

 

しかし、

「面白そうかも」と思わせてくれたからこそ

最後まで遊ぼうと思えたのかもしれません。

 

 

 

[序盤さえ乗り越えれば わりとすんなり進む嬉しさ]

 

色々言いたくなるRPGなのですが、

ちゃんと面白い部分もあります。

 

まずは

「序盤さえ乗り越えれば何とかなる」という所でしょうか。

 

最初は本当にしんどいです。

 

お金も稼げない

 

経験値も稼げない

 

仲間が死んでしまったらかなり面倒くさいなどなど

 

開始早々に諦めた理由を久しぶりに思い出しました。

 

しかし、そこを乗り越えると、

わりとすんなり行きました。

 

と言いますのも、

モンスターが結構な確率で

アイテムを落とすようになっていまして。

 

そのアイテムを売ることで、

結構な大金を手に入れられるようになっています。

 

モンスターを倒しても

200ゴールドとかしか入手できないのに

 

ドロップしたアイテムを売ると

2500ゴールドとかで売ることができる訳ですからね。

 

物語の中盤から、

お金の価値が一気に下がる瞬間でもありました。

 

アイテムを落とす確率も

他のRPGの数倍の確率で落としますからね。

 

レベルを上げつつ

ガンガンお金を稼げるようになっていたのは嬉しかったです。

 

 

次に面白かったのが、

どんどん強力な呪文を覚えていく事でしょうか。

 

わりと中盤で

イオナズン」や「ティルトウェイト」的な強力な全体攻撃の呪文を覚えまして。

 

一気に戦闘が楽になるのは良かったです。

 

モンスターによっては

あまり効かない敵も登場するのですが、

大抵の敵には効きますので、ここからはかなり楽になっていきました。

 

 

最後に嬉しかったのが、

「レベルの差が開くと、ほぼダメージを食らわなくなる」という所でしょうか。

 

物凄く簡単に言ってしまいますと、

はぐれメタル」の様な感じになってしまいまして。

 

敵の呪文は効くのですが、

通常攻撃はほぼ喰らわなくなります。

 

ですので、レベルさえ上げてしまえば

圧倒的な戦力で叩き潰せるというのは良かったです。

 

ある程度進むと、

またダメージを喰らうようにはなるのですが。

 

お金稼ぎの為に延々とレベル上げしていた時は

そのはぐれメタル状態になりやすかったので。

 

「強くなったな」なんて感じられるのは最高でした。

 

 

なんて感じで、

たまにとんでもない強敵が現れて

「このモンスターはヤバい」となる事もありますが。

 

中盤以降は

ほぼ停滞することなくサクサク進んで行きますので。

 

開始早々に諦めてしまった人は、

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

 

レジェンドのまとめ

 

私がこのゲームを最後まで遊んで思ったことは

 

「あえてこんなにゲームにしたのか?」です。

 

エストという会社の作品で有名なのは、

オウガバトル」のシリーズになると思うのですが。

 

オウガバトルシリーズは

センスの塊のような作品だと思います。

 

そんなゲームを作る会社が、

こんな突っ込みどころ満載のゲームを作るのかな?と。

 

明らかに

魔界村」の「レッドアリーマー」の様なモンスターが出てきたり

 

その名前が「デビルマン」だったり

 

魔法の鍵が8個ないとクリアできない

ぶっ壊れた仕掛けを用意したり

 

「いや、ここ何のためにあるの!!」といった

意味不明な部屋を用意したり

 

常人では考えつかない様な

ぶっ飛び方があったと思うんです。

 

普通だったら

ただの考えすぎで済むのでしょうが。

 

エストが発売していますからね。

 

そこら辺も注目しながら、

このイカレタRPGを楽しんでください。

 

 

沢山の衝撃を味わうことができた

 

クソゲーという言葉では収まり

スケールの大きすぎる作品なのでした

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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