モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

エルミナージュじゃなかったら こんなにもクソゲー扱いされなかったかな? エルミナージュ・アメノミハシラ

遊ぶ順番が大事だと 自分で遊んで理解しました

 

[和風の世界感でウィザードリィライクを楽しめるのは かなり嬉しかった]

[エルミナージュ・アメノミハシラ スターフィッシュ PSP]

 

2012年発売  

ジャンル  3DダンジョンRPG ウィザードリィライク

参考価格  700円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  これはエルミナージュではない

どんな人におすすめ  普通のウィザードリィライクが好きならば 意外といい

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

エルミナージュ・アメノミハシラ」という

プレイステーションポータブルの作品です。

 

1年ほど前に

エルミナージュゴシック」という

とんでもなく難しいウィザードリィライクを遊び

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

エルミナージュってこんな感じなんだ…」と衝撃を受けて。

 

それから少し間があいて

「やばいエルミナージュが遊びたい!!」となり

 

ここ数ヶ月で、

エルミナージュ1・2・3を一気に遊び。

 

エルミナージュってこんなに面白かったの!!」と再び衝撃を受けて。

 

エルミナージュの最後の作品である、

アメノミハシラを遊んで綺麗に締めくくる。

 

 

となれば良かったんですがね。

 

そう上手く終わらないのも、

エルミナージュらしさだったのかもしれません。

 

そんなアメノミハシラが

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の 遊ぶ順番でいえば この作品を初めに遊ぶのがおすすめ

エルミナージュ・アメノミハシラの感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

 

 

エルミナージュ・アメノミハシラとはどんなレトロゲーム

 

このエルミナージュ・アメノミハシラですが

2012年にスターフィッシュから発売された

プレイステーションポータブル用のウィザードリィライクでした。

ニンテンドー3DSでも発売されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

異世界に迷い込んでしまった主人公が

 

何者かに連れ去られた

もう一人の主人公を助け出すために

 

さまざまな困難に立ち向かっていく

 

今までのエルミナージュとは異なる、

ストーリー重視の作品になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなウィザードリィライクRPGで。

 

エルミナージュシリーズお馴染の

 

お金が経験値になるシステム

 

魔力がみなぎっている鉱石を探してきて、

装備品を強化したり、冒険に役立つマジックアイテムを作るシステム

 

モンスターと結婚して、

その結婚相手の特殊能力を子供に受け継ぐことができるシステム

 

フロアに凶悪なボスをうろつかせて、

冒険者の精神を削りまくってくるシステム

 

冒険者を作成するときに、

ひとつだけ特殊なスキルを選ぶことができる

エクストラスキルのシステム

 

朝と夜の概念

 

天候によって呪文の効果が変わるシステム

 

などなど

 

エルミナージュって最高だよね!!」というシステムを

 

 

なぜか?全カットしまして

 

普通のウィザードリィライクに

ほんの少しエルミナージュらしさをプラスした。

 

なかなかの衝撃的な作品になっていました。

 

 

なので、

エルミナージュなのか?と言われれば、

もはや別物の作品ですので。

 

そこら辺も含めて愛して欲しいなと思います。

 

 

エルミナージュではないけど

 

ウィザードリィライクとしてはまあまあ面白い

 

エルミナージュシリーズを遊ぶには、

この作品から遊ぶのをお勧めしたい

 

賛否両論ある作品なのでした

 

 

 

 

エルミナージュ・アメノミハシラの感想でもあり レビューでもあり

 

[この作品から遊ぶのが エルミナージュシリーズの理想の順番]

 

まず初めに言わなければならないのが、

遊んだ感想としては

「かなり期待外れ」だったという事でしょうか。

 

エルミナージュ1・2・3に関して言いますと、

今まで遊んでこなかったのがありえないかったくらい

最高のウィザードリィライクだったと思います。

 

ですので、

今作のアメノミハシラも

「絶対に面白い作品」だと確信して遊んでいた訳です。

 

しかし、

今までの最高過ぎるシステムを全カットして、

新たな作品として帰ってきましたので。

 

「え?なんで?」となった訳です。

 

「後半になれば出てくるかな?」という期待もあったのですが。

 

結局は最後までそのままでしたので、

かなりガックリ来たのは正直な感想です。

(マジックアイテムは途中で登場します)

 

 

ただ、ここで思った訳です。

 

「遊ぶ順番を変えていたのなら、もっと楽しめただろうな」と。

 

偉大な先輩がいたから、ここまで期待してしまった訳です。

 

この作品が最初であれば、

そんな事を一切考えなく楽しめる訳です。

 

なので、

エルミナージュシリーズを遊びたい!!」という方は、

このアメノミハシラを最初に遊んでください。

 

そして、エルミナージュゴシックを遊んで

 

そこから、

最高の作品である1・2・3に挑んでみて下さい。

 

その順番こそが、

エルミナージュシリーズを最大限に楽しむ方法だと思います。

 

 

この作品を最初に遊ぶことで

 

このゲームの面白さは100倍になる

 

そんな悲しさなのでした

 

 

 

[このゲームの賛否ある部分をあえて書こう]

 

今作がなぜクソゲー扱いされているのか?と言いますと、

今までのエルミナージュが素晴らしすぎたからです。

 

ただ、その部分を差し引いても、

辛い部分が何か所かあったと思います。

 

そんな部分を書いていきたいと思いますので

 

耐えられるか?

 

耐えられなさそうか?を

 

自分で判断しながら楽しんで欲しいなと思います。

 

 

まず初めに思ったのが

「マップが巨大すぎる」という部分でしょうか

 

1つのフロアの大きさは

他のウィザードリィライクと大差はないと思うのですが。

 

そのフロアは何層にも重なっていまして

 

1つのダンジョンをクリアするのに、

かなりの時間を使うというのは、

初心者には少しだけ厳しい部分だったのではないでしょうか。

 

マップが広すぎるというのは

他のエルミナージュシリーズにも言える事なのですが。

 

他のエルミナージュで言いますと、

沢山のサブクエストを散りばめることで、

ダンジョンを冒険すること自体が楽しかったです。

 

しかし、今作に関して言いますと

 

イベントキャラクターを探すか

 

階段を探すか

 

扉を開けるスイッチを探すか

 

しかありませんでしたので、

冒険をしていてもあまり楽しくないというのが、

遊んでいて思った印象でした。

 

ただ、この部分は、

昔ながらのウィザードリィライクが好きな人にとっては、

当たり前と割り切れる部分でもあります。

 

私も、エルミナージュを体験していなければ、

この部分を楽しめたと思いますので。

 

「マップを隅々まで埋めたい症候群」の人には

逆にセールスポイントになるのかもしれません。

 

 

次に気になったのは、

「モンスターの体力が異常に高めに設定されている」ところでしょうか。

 

ウィザードリィライクの面白さで言いますと、

数秒で戦闘が決まる、

やるかやられるかの緊張感だと思います。

 

そんなハラハラドキドキが、

今作ではかなり薄めに設定されていた様な気がします。

 

 

今までのライフの

3倍から4倍ほど高めに設定されていまして、

戦闘自体がかなり長めになっていました。

 

こちらの最強呪文が150ダメージしか与えられないのに、

相手のライフが800以上とかですからね。

 

5・6ターン平気でかかってしまうというのは、

ウィザードリィライク好きには少し物足りなかったのではないでしょうか。

 

 

次に感じたのは、

「妖怪を仲間に出来るのは嬉しいけど、全く使わない」でしょうか。

 

今作ならではの面白さで言いますと、

出てくる妖怪を仲間にできるというシステムだったと思います。

 

他の作品でも、

召喚士がモンスターを捕まえるというのがあったのですが。

 

そのシステムをもっとシンプルにした感じでしょうか。

 

妖怪を捕まえて、

冒険者とは違う、もう一つの妖怪だけのパーティーを作るという、

なんとも面白そうなシステムだったのですが。

 

正直言いまして、ほとんど使用する事はなかったです。

 

 

どうしてか?

 

妖怪がめちゃくちゃ弱いからです。

 

妖怪を戦わせるよりも、

自分自身で戦った方がはるかに楽になっていますので

使う機会がほぼ無かったんですね。

 

これが、

妖怪にも経験値が入るシステムだったら、

「この最弱の妖怪を、最強の妖怪にしたい!!」と思えたのでしょうが。

 

捕まえた時と同じ状態でずっといますからね。

 

「だったら使わなくていいかな…」と

自然となるのは悲しい部分でしたね。

 

これが、

「妖怪に関してはお金で経験値が買える」とかだったら

ゲームの幅がかなり広がったと思うのですがね。

 

最後の最後まで、何事も無く進んで行きましたからね。

 

このシステムがもっと成熟していたら、

他のウィザードリィライクとは違う道を歩めたのかもしれません。

 

 

ぱっと思いつくのは、こんな所でしょうかね。

 

製作者としたら、

ウィザードリィライクの初心者にも遊んでほしかったと思うのですがね。

 

ゲーム的には、

かなり上級者向けの内容になっていましたからね。

 

そこら辺のアンバランスさが

もっと調整されていたとしたら

もう少し好意的に受け入れられたのかもしれません。

 

 

 

[そんな作品の良い所も書いていこう]

 

そんな賛否両論の否が多い今作ですが。

 

良い所もちゃんとあります。

 

まず嬉しかったのが、

和風の世界感でウィザードリィライクを楽しめるところです。

 

冒険する世界も

 

登場する装備品やアイテムも

 

出てくるモンスターも

 

全てが和風に構成されている

 

ありそうでなかった

和風の世界で冒険を楽しめるというのは、

今作の最大のセールスポイントだったと思います。

 

弓とか鎖鎌とか槍とか、

漢字の使用率がとんでもないことになっていまして。

 

今までの中世ヨーロッパの世界感とは違う、

文字通りの国産ウィザードリィを味わうことができました。

 

登場するモンスターも

妖怪をモチーフにした可愛らしいキャラクターが多く、

このイラストも今作の魅力だったと思います。

 

 

次に良かったなと思ったのが、

MP制になっているところでしょうか。

 

今までのエルミナージュならば、

呪文の使用回数が決まっている王道のパターンでしたが。

 

そんな概念を取っ払い

従来のRPGでお馴染みの、MP制になっていたのは

初心者にも嬉しい部分だったのではないでしょうか。

 

最強呪文を、

使用回数を気にしないで

バンバン唱えたくなるのも分かりますからね。

 

ここら辺は良かったと思います。

 

 

最後に良いなと思った部分は、

物語重視になっているという所でしょうか。

 

今までのエルミナージュで言いますと、

沢山のダンジョンに、

沢山のサブクエストが用意されているというシステムでした。

 

ですので、

本編は短めだけど、

全部を体験するには凄いボリュームという感覚でした。

 

そんな作品とは打って変わって、

順序よく物語を進めていく作品になっていましたので。

 

物語重視の作品が好きな人にとっては、

最高のセールスポイントだったと思います。

 

 

といったところが、

今作の遊んでいて「いいな」と思った部分でしょうか。

 

辛い部分も沢山あったのは事実なのですが

ウィザードリィライクとしては、

けっしてクソゲーではありませんので。

 

和風のウィザードリィライクが好きな方は、

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

 

エルミナージュ・アメノミハシラのまとめ

 

このゲームを100倍楽しく遊ぶ方法としましては

 

他のエルミナージュを遊ぶ前に遊ぶ

 

もしくは、エルミナージュと思わないで遊ぶ

 

こんな感じでしょうか。

 

 

全く別物の、

和風のウィザードリィライクとして遊ぶ

 

そうすることで、

「アメノミハシラ……意外といいじゃん」となるかも知れませんので。

 

いい感じに記憶が消えかかっている時に、

もう一人の主人公で遊んでみようかなと思います。

 

 

まだエルミナージュを1本も遊んだことがない

 

あなたの為のウィザードリィライクなのでした

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

エルミナージュじゃなかったら こんなにも嫌われなかった そんな悲しさ

それこそが、今急いで700円で買う理由です

 

 

こちらから購入できます

 

 

完品状態   700円

 

 

その他の関連商品